物事を悪く考える癖
昔から身の回りの出来事を悪く考えてしまう性格のようです。
仕事上だと何度も自分で確認したり担当者に確認したりして間違いはないはずなのですが、もし何か間違っていて誰かに迷惑を掛けたらどうしよう…と考えたり、こんなトラブルになってしまったらどうしよう…と考えてしまったりすることが多いです。
プライベートでもちょっとした一言で嫌われたんじゃないかとか怒らせたんじゃないかとか考えて距離を置いてしまいます。
ただ、今まで考えていたような間違いやトラブルが実際に起きたことはほとんどありませんし、自分で勝手に距離を置いていただけで「最近どうした?」と声をかけてもらうことがほとんどです。
もし現実に良くないことが起こった時に対処できるからいいじゃないか。なんて言ってもらうこともあります。たしかにその通りですが、いつも頭の中が悪い考えに支配されてしまって楽しめるはずのことも楽しめないといったことがよくあって辛いなと感じます。
また悪く考える癖が出てきたな、気にしすぎだぞ。と意識するようにしていますがあっという間に吹き飛ばされて頭の中が悪い出来事でいっぱいになってしまいます。
大丈夫、なんとかなるって。ってしょっちゅう言っている友人がいて、そんなふうになれたら気が楽なのにな~といつも思います。
少しだけでもこういう思考が薄くなるようにしたいと思いますが、なかなか難しいものだなと考える毎日です。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
思考と行動は相方
こんばんは。「何でも悪い方向で予測してしまう」ということですね。きっとそのパターンは、過去にあなたが「それで助かった」経験によるものだろうと推察します。あるいはそう信じ込まされてきたか(誰に、という思い出がありますか?)。
仏教でも、いろんな言い方で「考え方と行動と、両方なくちゃ、ね」と説きます。私は浄土宗ですが、「南無阿弥陀仏と称える」行動(行ぎょう)がなければダメよ、行ずることで気持ちも変わるよ、ということを説いています。
脳科学でも、「口角をあげると気分が上向きになる」「ガッツポーズをとると元気が出る」という知見があるそうです。「目が笑ってない」でも「口角をあげる」と良いんですって。ですからお友達の「なんとかなるって」と言うことは、気持ちをそっちへ持って行く効果があるのです。
あと、「悪い考えで一杯」になった頭は、放っておくことです。放置プレイ。台風が来た時に、それを退治しようなんて考えない。「…ま、何とかなるでしょ」と独り言をつぶやく(行動する)。
ということで、「思考は扱わず、行動で対処する」をお勧めします。
質問者からのお礼
佐藤様、ご回答いただきましてありがとうございます。
また、お返事が遅くなってしまい申し訳ございません。
仰る通り、これまで悪い方向に予測することで助かった経験があります。
ですが、大抵は頭の中で考えて苦しんでいるだけで結局何も起きませんでした。
癖になっている気がしますので、何とかなるでしょってつぶやいて放置プレイしてみようと思います。