不倫した姉に対する心の持ちようについて
姉が何年もの間不倫していました。
当時、義兄の怒りは激しく、娘も知ることになりました。娘は多感な時期、父は看病が必要な時で、母、義兄とも力を合わせていたところ、姉が仕事が忙しいと不在だったのは相手と会ったり旅行に行っていたようです。
母と私は義兄に申し訳なく土下座して謝り、彼は一時精神的に不安定になりながらも、許すと決め、今は娘を含めて何事もなかったように幸せに暮らしております。
すべて、義兄の寛大さのおかげと感謝しています。
私も何事もなかったように振る舞おうとしてはいますが、姉のことを心底から許せずにいます。
子どものころから自分のことしか考えず、何かあると被害者意識が強い姉が嫌いでした。
本人は自覚はないようで、職場でもトラブルが多いとは聞いていましたが、トラブルメーカーの人がいるせいだと聞いていました。今思えば昔から変わらない姉の自分勝手さのせいかもしれません。
一番傷ついた義兄や姪、母を差し置いて、未だにこころから許せない自分にもやもやしています。
身内かどうかに関わらず、不倫に対してネガテイブな感情は強いと自覚しています。
今後、不倫のことを蒸し返すことはないですが、上手に「許す」ことができるようアドバイスをいただけないでしょうか。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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もやもやさん次第です。
自分自身が当事者であり、反省の心があるならば、どのような対処でもできます。
しかし、姉とは言え、他人です。また、姉ゆえに許せないこともあるでしょう。
幸いにして義兄が寛大で許している状況なので、収まっているようですが、それも、もやもやさんには許せない気分かと思います。
過去の様々なことを言い出せばきりがありません。
また、もやもやさんが許せないとか云々と思っても、肝心な当のお姉さんは、そんな風にはぜんぜん思っていないでしょう。
すべて許す、許さないは、もやもやさん次第ということになります。
また、どこかで許していると思いつつも、どこかで許していない自分がいるということでしょう。
「上手に許す」のは、もやもやさんの心次第です。お姉さんは別に許されても許されなくても実は関係ないことです。許していないのは、もやもやさん自身です。
なんだか、どうでもいいやという気持ちになるかもしれませんが、その通りで、いかなることも、最後は自分自身がどのように思い、考えるかです。
所詮、他人の心は変えることはできないのです。
質問者からのお礼
早速にアドバイスをいただきありがとうございます。
いただいたお言葉、まさに実感しています。
だからこそ、家族や周りのことを気遣って労って生きる……ことの意味や意義がよく分からなくなります。かといって、私が彼女と同じように自分勝手に生きたいわけではありません。
許すというよりも、自分の人生から切り離す…ということでしょうか。
まさに、自分自身の心を整える作業で、義兄や姪たちをお手本に学びたいと思っています。
どうもありがとうございました。