回答 1
有り難し 9初めまして。
今年初めに夫の不倫が発覚しました。
同時に2人。二人とも私より年上。しかも貢いだお金が半端無い額でした。小さな家が何棟か建つ位でした。
私が会社経営に必死になっていた頃、とにかく出張が多く、その間に贅沢三昧だったのです。毎週お泊り。毎月温泉旅行。平日ランチ、買い物、ラブホテル。時々仕事。どちらもかなり長い付き合いでした。実母が緊急手術した時も、愛犬が亡くなった時も、私の病気が見つかった時も、手術の次の日は、しゃぶしゃぶ食べてホテルにお泊りだったそうです。入院中や自宅療養中は、ほぼ毎日会っており、会社にも来るようになっていました。発覚後は二人とは別れて、再構築しようと、努力してみました。会社の事、今飼っている愛犬の事、母の事、主人の老後の事を考えると離婚は出来ませんでした。
しかし半年が過ぎた頃、何か違う気がしたんです。自分のこれからの幸せを考えてみたいと。初めて自分の意見を通し、別居をしました。いつも流されるままで自分の事をちゃんと考えた事がなく、人に頼った事も無いので、頼り方も解りません。不倫相手は、とにかく自分の事だらけだったそうです。私の話など聞かない人が、不倫相手のワガママは全て叶えてあげてたそうです。私も、もっとワガママに暮らしてみたい。自分勝手に暮らしてみたい。何故、自分勝手な人がいい思いして、ちゃんと暮らしている人が裏切られなければならないんでしょうか？
お坊さんからの回答 1件
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煩悩だらけさん、ご自身病気を患いながらの、様々な出来事大変であったとお察し申し上げます。
プロフィールにても詳細がありましたが、ここまでもご苦労され、さらに今回の一連のことは許しがたいことですね。
ひとつ気になったのは、煩悩だらけさんが会社を経営されていたのですね。ご主人はその時、どんな立場だったのかが分かりませんから、適当な事は言えませんが、家庭のことより会社のことが最優先であったのでしょう。
どんな言い訳をしても不倫は許せませんが（しかも2人と）余程、金銭が自由に使える環境にあったのでしょう。家庭に奥さんがいなく構ってもらえず、金銭が自由であれば、モラルに欠ける男性であれば、そうなってしまうのも仕方ないのかもしれません。もちろんすべての男性がそうではありません。
さて、そんな中、癌になられ治療中（私もそうですが）しかも、身内には言っていない状況でお辛かったと思います。今回、意を決して別居されたことは、あらゆることを冷静に見れる時間を作られたことですので、よかったと思います。
人生には、様々な出来事があります。頑張って生きようと思えば、その分、良いこともそうでないこともあります。そうでもない時にこそ学べるのです。
まだまだこれから、新たなステージがありますから、希望と夢を以って進んでください。但し、肉体的にはダメージがあります。でも、それが一つにブレーキにもなっていると思えばいいのです。精神（意識）と肉体とのバランスを上手にこなしてください。
最後に、
＞何故、自分勝手な人がいい思いして、ちゃんと暮らしている人が裏切られなければならないんでしょうか？
決していい思いをしたかどうかは、今後、その答えは出てくるでしょう。裏切られたと思えばそうかもしれませんが、信頼の反対が裏切りです。どこまで信頼し、愛していたかにより、その評価は変わります。
その答えの一つとして別居を決意されたのだと思います。
許せいないかもしれませんが、許せとは言いませんが、そのことだけに執着すると、せっかくの別居生活もつまらないものになりますので、まずはご自身を解放してください。
<追伸＞
なるほど、ご夫婦としての時間はあったのですね。しかし、ご主人が求めていたものと違っていたということでしょう。ともあれ、ご自分の時間ができたということですから、「暇」な時間を有効活用してください。
不倫と聞くと家庭が上手く行ってないと思われがちですが、出張の時以外は何処に行くにも一緒で、ご飯も必ず一緒に食べに行き、周りからも仲良しだねと言われる程でした。しかしいつも忙しいと言っていた為、ストレスを与えない様に、私が全部抱え過ぎてしまい、主人には時間を与え過ぎてしまった様でした。不倫相手は何をするにも自分に頼って来たそうです。それが嬉しくて、その為に忙しかった様です。
不倫相手も仕事をしておらず暇な人でした。別居をしてみて、時間てこんなに有るんだと実感しました。帰りを待たなくていい、人と話す時間が有る。
暇ってこういう事なんですね。
御回答ありがとうございました。
解放とのお言葉を頂き、改めて考えてみました。その後、不思議な事に夫を少しづつ許せる様になり、以前よりも睡眠が取れる様になって来ました。
色々と検索をし、色々な答えを探しましたが、どこか攻撃的で心のこもった言葉に巡り会えませんでした。
住職様のお言葉を頂き、自分を解放し少しづつではありますが心が救われて来ております。
お目にかかった事も無い者の質問に時間を割いて頂き、心のこもった言葉を頂き本当にありがとうございました。
ご住職様もお体をご自愛下さい。
