闘病中の愛犬を過失で亡くしてしまった
先週、愛犬 凜(りん)を亡くしました。
亡き父から引き継いだ大切な大切な子でした。
その愛犬が今年10歳を迎える高齢犬になり「高齢犬介護士資格を取り愛犬に適切な対処ができる飼主になろう」等と考えていました。
そんな中、定期検診で病気が見つかり病院通いが増えて行きましたが獣医さんからは決して深刻な状態ではなく、薬で様子をみましょうという事で大事ではないとすっかり安心してしまっていました。
でも今年8月には薬の種類も増え、9月には入退院を繰り返すようになり先週、遂に凜の命の灯は消えてしまいました。
検査で食事も制限、身体はみるみる痩せて当然体力も落ち最期は吐いた泡状の胃液を何度も誤嚥して肺炎を併発、これが致命的となりました。
人前では平静を装っていますが胸が張り裂けて、おかしくなりそうです。
愛犬の闘病中は仕事と要介護状態の母の世話に追われつい愛犬のことは後回し、対応は遅れがち、また獣医さんの言うことなら確かだと盲目的に言いなりに対処。
家族として愛犬にどうしてあげるのが一番良いかという大切なことを忘れてしまっていました。
獣医は万能ではないし、愛犬のことを一番解っているのは飼主なのに獣医さんに従えば大丈夫という気持ちに囚われてしまっていました。
そんな私のせいで大切なあの子を苦しませ、怖がらせ、とうとう平均寿命よりずっと短命な子にしてしまいました。
獣医さんを恨んでいるわけではなく、飼主としての適切な対処を施す事ができなかった事が情けなくて、悔しくて、私を頼りに頑張っていたあの子に申し訳なくて。
最後の入院でも、ぐったりしていた子
が力を振り絞り「また僕を置いて帰るの?」と頭を上げたのに病院の迷惑になってはとあの子が嫌がるなバイバイをしてしまったんです。
愛犬はそれで絶望し最後の頑張る力も奪ってしまったのではと思うとやり切れません。
辛く悲しい思いのまま逝かせてしまった。
亡き父も私を怒っていると思えてなりません。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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ワンちゃんはちゃんと分っています
ワンちゃんを亡くされた悲しい気持ち
考えると、こちらまで苦しくなってしまいます
お母様の介護もある中で
よく ワンちゃんのコトも考えたと思います
ワンちゃんは賢いので
saorinの気持ちを分っていますよ
浄土で お父さんに甘えていますよ
しっかりと手をあわせて忘れないでいてあげるのが
一番の供養です。
質問者からのお礼
中川龍伽さま
優しくお心のこもったお言葉をありがとうございます。
本当に救われる思いが致します。
ただ、それでも今はあの子に申し訳ない気持ちで一杯であの時こうしていれば、ああしていれば今もまだ元気なのではないかと そればかり考えてしまいます。
亡き父の事も大好きで、他界した時には急でもあり、それはそれは辛く今と同じ様に胸がえぐられてしまったかのようでした。
それを和らげ癒してくれたのが愛犬で、折しも母の認知症発症という衝撃をも乗り越えさせてくれた子でしたから、居なくなって私はもうどうしたら良いか考えられなくなっています。
大好きな父にも本当に申し訳なく、謝る毎日です。
奇しくも父も肺炎で失い、愛犬も肺炎でした。
父の時にあれほど家族が力にならなければいけなかったと思い知らされたのに。
また同じ過ちをしてしまいました。
でも、頂いたお言葉は心にしみて今の私には唯一の救いとなっています。
本当にありがとうございました。
中川龍伽様
再び申し訳ございません。
救いとなる温かいご回答を頂き少し心が軽くはなりましたものの、変わらず悲しみと後悔の渦の中におります。
そんな中、ご回答下さいました中川龍伽様とは?と思い、ネットやサイトでご活動、ご活躍を確認させて頂きながら、ブログのタイトル一覧を見て、ああ 猫ちゃんワンちゃんと暮らしていらっしゃるのだなと内容を拝見させて頂き、思わずハッとしてしまいました。
ワンちゃんはヨークシャーテリアなのですね。
実は亡くした子、凜もヨークシャーテリアです。
偶然とはいえ何だかご縁を感じ、目頭が熱くなりました。
看護に深く関わっておられた事なども母の介護をする身としてはそのようなお坊様がいらっしゃること、ご回答頂きましたこと、何から何までご縁に感じてしまいます。
いつかそちらに伺える機会があれば嬉しいなと思います。
本当にありがとうございました。