わざとじゃないのに謝っても許されない
私はあまり人と関わったり遊んだりしてこなかったのが原因か、時折相手への物理的力加減を誤ってしまうことがあります。
楽しくてテンションが上がってしまうと予想以上に強くはたいてしまったり、身体のどこかがぶつかったりしてしまう事がたまにあるのです。
相手が痛がって初めて「しまった!」と気づきます。謝るのはもちろん、わざとではない事を伝え、どの程度痛いのか、自分に出来ることはあるか尋ねたりします。
私の恋人はそういった時、ムッとした顔をした後暗くなり、私をよその部屋へ追いやります。「ご飯でも食べてきたら。」とか、「1人で寝たいから二階へ行って。」とかです。
私は何度も謝るし、わざとではない、事故だと伝えます。
しかし話もしてくれず、許してももらえないのです。
恋人は数時間〜数日経つとケロッとして忘れてしまいます。
でも私はその間、罪悪感や自責の念にかられて辛いです。
私自身はそういった事があった時、相手に申し訳ない思いをさせるのが申し訳なく、自分自身の尊厳や命に関わる事でなければすぐに「いいよ、大丈夫」と伝えるので
より一層相手をすぐに許さない心理がわかりません。
どう考えたら楽になれるでしょうか。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
「わざとではない、事故だ」という言い訳は、やめましょう
タイトルに書きましたように「わざとではない、事故だ」と言い訳するのは、やめましょう。故意にやった訳では無いとしても、相手は痛みや不快感を感じています。それに対して「わざとではない、事故だ」という言い訳は、相手を不愉快にし、あなたに対する不信感を大きくするだけです。
「恋人同士のスキンシップと思っての行動だから。」とあなたが思っていても、相手の方はそのようには思ってくれません。そのことを自覚しましょう。寒々さんは「わざとでは無いから、許される。」と思込んでいるように感じます。それは寒々さんの身勝手な甘えだと思います。そういう思い込みのまま相手に接していけば、相手は「身勝手な甘え」と感じます。相手は、寒々さんの行為を許す気にはなりません。
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私自身はそういった事があった時、相手に申し訳ない思いをさせるのが申し訳なく、自分自身の尊厳や命に関わる事でなければすぐに「いいよ、大丈夫」と伝える
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寒々さんが相手の方の言動に思いやりをもって対応していこうという気持ちは、わかります。その気持ちが相手にうまく伝わればいいのですが、必ずしも額面通りに伝わるとは限りません。むしろ「私がこれだけあんたの行為を許してあげてんだかから、これぐらいのことでゴチャゴチャ言わないで。これくらい許してくれたっていいっじゃないの。」と自分の行為を正当化しようという身勝手さとして受け留められる場合も、あります。
恋人同士のスキンシップはいいことだ、と思います。一方的な思い込みによる行動ではスキンシップとは言えないと思います。相手の気持ちを和らげ、相手もあなたも楽しくなるスキンシップであって欲しいと思います。