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ペットや昆虫の弔い方

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有り難し有り難し 13

 ペットや昆虫(野生のが自宅に迷いこんだ)が亡くなった時に、般若心経と舎利礼文を読経したのですが、仏教の考えでは埋葬する時、これらの経文を読経しても大丈夫なのでしょうか?


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

ちいさないのちにも。

「どのような気持ちで読んだのか。
なぜ読もうとしたのか。」
によると思います。

弔うにしてもお祝いにしても祈祷にしても
「このお経を
こういう気持ちを込めて読みましたよ」
という意味の言葉を、「回向文(えこうぶん)」とか「回向(えこう)」
と言います。

ちょっと拡大解釈になってしまう気もしますが
要はそういうことだと思います。
例えば曹洞宗ではたくさんの回向があります。
それなんか見ていると
「心を込める」ことを大事にしていれば
どんな場合でもお経を読んでいいと
私は思うんです。
「呪うために読む」
とかは論外ですよ。

逆にですね、
お経を読むことに限らず
誰かを助けるときとか、誰かにプレゼントを渡すときとか、
そういうときでも心がこもってなければ
お互いに重荷になるだけだし
気苦労が重なるばかりじゃないですか。

それよりは
「これだけのことしか出来ないけど
これだけしかあげられなかったけど
誰かのためになってくれれば」
と願えることが自分にとっても相手にとっても
支えになる、と昔の人は感じていたと思うんです。
きっと今でもそうだと思います。

「願い」ですね。

ちょっと話が逸れましたが
今回の後藤さんの場合
ペットや昆虫が死んだとき、そこにある「死」を意識されたと思うんです。
つまり「いのちあるものは必ず死ぬ」という私たちの宿命をですね、
意識された。ちょっとだけかもしれないですが、心が動かされた。
仏教は「死」を大きなテーマにしていますので
それで読もうと思われたのでしたら
般若心経や舎利礼文はうってつけのお経です。
安心して読んでいただければと思います。
お経の内容や意味は後で気が向いたときにでも
調べてみていただければ。

ちいさないのちにも
お経の功徳はひらかれている、と
私は信じています。

                   南無釈迦牟尼仏 合掌

【追記】
うれしく思います。
私も励みになります。

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有り難し
おきもち

吉井浩文
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質問者からのお礼

参考になります。
いつも舎利礼文と般若心経を読むとき、仏様の所に行ける様にと読んでおります
南無釈迦牟尼仏

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