彼に天罰を
お付き合いしていた人から、LINEで別れ話をされました。
付き合っている間、冗談で「バーカ」、「二回同じことを言わせるな」などの発言が目立ち、なんか怖い人だなともやもやしながら付き合っていました。
しかし、急にLINEで別れ話を送りつけてこられたことがショックで、悪夢を見るようになりました。
LINEでの別れ話に対し、私はお礼のLINEを送りました。そのLINEを読んだ彼からは「ありがとう」との一言だけ言われました。
こちらからの、精一杯のお礼に対し、「ありがとう」のひとことしか言われなかったことにもショックです。私の気持ちは、彼に響いてないのでしょうか。
LINEで別れ話をする彼に、何か悪いことが起こってほしいと怒りがわきます。別れから1ヶ月たちましたが、未だに怒りを手放すことができません。
・怒りを鎮めるにはどうすればよいでしょうか?
・彼に天罰がくだることはあるのでしょうか?
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
【放棄】
”怒りを鎮めるにはどうすればよいでしょうか?”
【怒らないことによって怒りにうち勝て】『法句経』
思い切って、怨みの気持ちをパッと手放すことによって鎮まります。
”彼に天罰がくだることはあるのでしょうか?”
それはわかりません。
しかし、”彼に天罰を”と願う心があなたの心身を蝕んでいくのは確実です。
あなたは元彼に傷つけられ、そして自分自身で自分を傷つけ、二重にダメージを負うことになります。なんだかちょっと変な話ですよね。
ぜひ、あなたは自分に追い打ちをかけるのではなく、じっくりゆっくり傷を癒やしてあげてください。あなたを育ててくださった人たちは、あなたを囲む仲間たちは、あなたが他人の不幸を喜んだり失敗を期待するような人間なんかになったら、めちゃくちゃ悲しむと思うよ。
それにしても、LINEで別れを告げるような男と別れられてよかったね。結婚でもして子どもでもいたらエラいことになるとこだったなぁ。
<追記>
”怨みの気持ちを手放し方を、具体的に教えて”
頭の中でいちいち何度も何度も決定的なあの瞬間を再生し、怨みの念にのたうち回っている「私」に、例えば「現在、のたうち回り中」と名前をつけてみましょう。いい意味で、なんだか妙にしらけてます。
”時々、彼と寄りを戻したいと強く思ってしまいます”
そんなときも頭の中で、「彼と寄りを戻したいと思っている」と名前とつけてみましょう。これも、いい意味でなんだか妙にしらけます。
これを【ラベリング】といいます。
今の自分の状況に名前をつけることで、物事を客観視できるようになります。これを続けていくと、あなたは徐々に煩悶する主人公から、煩悶している「私」を外から冷静に見ている側にシフトします。事態を冷静に客観視するもうひとりの自分を発見すれば、バッチリ心が安定してきます。
喝?喝なんかいらないよ。ゆっくりでいいから、自分を縛り付ける鎖を優しくほどいてやってよ。応援してるよー
質問者からのお礼
転落院様
ご回答いただきありがとうございます。
もうすこし、お尋ねしたいです。お時間ございます時に、ご教示いただけますでしょうか。
・怨みの気持ちを手放すイメージトレーニングはなかなかうまくいかないです。
怨みの気持ちを手放し方を、具体的に教えてもらえますでしょうか。
・LINEで別れ話をする男と、別れてよかったと思います。しかし、時々、彼と寄りを戻したいと強く思ってしまいます。私に喝を入れていただけないでしょうか。
転落院様
お優しいご回答を有難うございます。
喝なんて必要無い、とのお言葉に、涙が出てきます。
ラベリングをいま実践している最中です。
少しずつ忘れるようにしていきます。
確かに、わかれて良かったです。転落院様が仰るのだから、間違いないと思います。
いつか私のことを大事にしてくれる方ができたら、必ず報告しますね。
有難うございました。