お参りを拒否される事はあるのでしょうか?
こんにちは。お忙しい中、私の質問を見て頂きありがとうございます。
おかしな話かもしれないので投稿を悩んだのですが、類似状況が何度か起こっている為、気になってしまい質問させて頂きました。
前々から「●月●日はお参り(寺社仏閣や先祖のお墓参り)に伺おう」と日にちを決め、準備を順調に進めていました。
ところが、前日 あるいは当日になって、以下のような事が突然起こり、お参りに伺えなくなるという事が何度も起こっています。
※肉体面での体調不良→起き上がれない・動けない程の頭痛や腹痛など。或いは歩行が辛く感じるような外傷的な痛みなど(真っ直ぐ立てない、或いは長時間電車に揺られるのが困難な膝や腰、脚の痛みなど)
※精神面での体調不良→(現在重度のうつ病を患っており、治療と社会復帰に向けたリハビリに取り組み中の状態ですが)お参り前日や当日にショッキングな出来事に遭遇し、精神的にパニックを起こし、その後 全く動けなくなるという事があります。
医師から処方された薬を飲んで動こうとしても、ショックの度合いが強すぎる時は心も体もついていかない事が多く、結局「寝たきりで過ごす」事が多々あります(時間をかけてクールダウンすると治る、というか症状が収まるのですが、当初予定していたお参り当日に伺う事はできなくなります…)
以前、知人にこの話をした時に『そんなのはお前が弱いのが悪いんだよ。肉体的にも精神的にも強くなるしかないじゃん』と言われたことがあり、自分でも『やっぱり、私の弱さが全て悪いんだろうか…』とも思いました。
ただ、一方で…『もしかしたら、こんな状態の私がお参りに伺う事を神仏やご先祖様が嫌がっているのではないか…?』という気もしてしまうのです。
もしかしたら、私が未熟すぎるから、何か許しがたい非があるから、肉体的または精神的に問題があるから、『今のあなたの状態では来てはいけません。出直して来なさい』と示されているのではないか…?と。
そこでお坊様に質問をさせて頂きたいのですが『神仏やご先祖様から、参拝をお断りされる事』はあるのでしょうか?それとも、このような事は考えすぎなのでしょうか?
支離滅裂な文書で恐れ入りますが、お知恵を拝借頂けますと幸いです。お忙しい中恐れ入りますが、どうぞ宜しくお願いいたします。
質問者からのお礼
三宅 聖章様
初めまして。この度はお忙しい中、私の質問にお答え頂きまして、どうもありがとうございました。
三宅 聖章様が『そのようなことはありませんよ』と明言して下さった事に大いに安堵し『体調などが良い時にお参りくださいね』と、こちらの体調をお気遣い下さる優しさに嬉しさを感じました。本当にありがとうございました。
実は本日もお参りに伺いたかったお寺様があったのですが、体調不良で泣く泣く延期にしてしまいました。
そのお寺様は、私が何度かご挨拶をさせて頂いている場所であると同時に、今は亡き伯母が『いいなぁ、一緒にお参りに行きたいなぁ』と笑顔で語っていたお寺様です。
残念ながら、伯母が抱えていた病の進行が早まった為、共に参拝する事は叶いませんでした。
なので伯母の四十九日の間、私が伺える時に何度か「ご供養」の思いでお参りをさせて頂いておりました。
そして先日、何とか伯母の四十九日法要と納骨が完了いたしました。
なので 本日、先に記載したお寺様に『無事に四十九日を迎える事が出来ました。四十九日の間、お参りをさせて頂きありがとうございました』とお礼をお伝えしに伺いたかったのですが、まさかの急な体調不良で断念する事に…。
それだけではないのです。
四十九日法要と納骨を終えて数週間後のある日のこと。たまたま家族全員が揃う日があったので『●月●日にお墓参りに行こう』という話になりました。当然私も行くつもり満々で、お線香を事前に用意しておりました。
(※因みに、お墓参りは私の先祖(祖父と祖母)と伯母の2家を予定していました。先祖と伯母の墓所は同じ霊園内の、目と鼻の距離…即ちすぐ近くにあるのです)
ところが、前日になって私だけが体調不良。当日は私一人が欠席する形となり、用意していたお線香は家族に託す形になりました…。
(※因みに、お墓参りに参加した家族いわく「今まで見たことがない大きな黒い蝶々と出会った!他にも花が咲いている場所は沢山あるのに、家のお墓(先祖の墓)とおばちゃんのお墓の所だけをずっと飛んでいたよ。最後はおばちゃんのお墓から空へと飛んでいってしまった。あのような光景は初めて見たよ」と言っていました。あれは先祖か叔母だったのかな…と話を聞きながら思ってしまいました)
とはいえ…お墓参りにせよ、お寺様へのお礼参りにせよ、立て続けに自らの体調不良で欠席や延期にしているのは事実。
なるべく早くお参りやお礼をお伝えしたい。でも体と心がついていかない…。
これでは亡くなった叔母や先祖にも、お世話になったお寺様にも申し訳がない。なので自らの情けなさに落ち込んでおりました。
と、同時に「もしや 知らず知らずとはいえ、何か私は大きな間違いや無礼をしていたのではないか…?だから『来てはいけません』というサインを示されていたのだろうか…?」という考えが頭をもたげてしまったのです。その為、今回質問をさせて頂きました。
質問をするまでは様々な不安感で一杯だったのですが、三宅様の明晰かつお優しい回答に、心がホッと和みました。
お陰様で「心身の体調をきちんと整えた時、心を込めてお参りをさせて頂こう!頑張ろう」と思う事が出来ました。本当にありがとうございました。
今週末から11月となり、いよいよ本格的な冬の到来が目前に迫っております。冬は空気も澄み渡り美しい季節ですが、寒さが一層こたえる時期でもありますね。三宅様も何卒お体ご自愛下さいませ。
今回はどうもありがとうございました!
鈴木海祥様
初めまして。この度は私の質問にお答え頂きまして、ありがとうございました。
そしてご回答を頂きましたのにお礼をお伝えするのが遅れてしまい申し訳ございません。
鈴木海祥様の『次回は、もう少し楽に考えましょう。』こちらのお言葉に、心が軽くなったのを感じました。暖かなアドバイスを頂き ありがとうございます。
私の悪い癖の1つですが、どうしても『考えすぎてしまう(特に悪い方に考えすぎてしまう)』というものがあります。
勿論きちんと考えなければならない事もあるのですが、時には他人から「いやいや、それは考えすぎ。そこまで考えなくても良いんだよ」と注意を受ける事もあるのです。
もしかしたら、この悪癖は 現在私が患っているうつ病に由来するものもあるかもしれません。(医師からもそのように言われた事があります…)
ですが、病を言い訳にはしたくないですし、何より「うつ病を治したい!寛解を目指したい!」と治療&努力中なので、これからは『もっと考え方を軽やかにする』よう心がけていきたいと思います。重要な気付きを教えて下さり、ありがとうございました!
数ヵ月前までは夜になっても蝉の鳴き声が響き渡り 汗が流れ続ける「熱帯夜」でしたが、今はそれが嘘のように、静かで ひんやりとした風を感じる夜になりましたね。
季節の変わり目ですので、鈴木海祥様も何卒お体ご自愛下さいませ。この度はご回答をありがとうございました。