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直接知らない方のお位牌のご供養や保管

回答数回答 1
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高齢の祖父と相談が難しいため、お力添えをお願い致します。
祖父には、昭和初期に亡くなった奥様がいらっしゃいます。奥様の故郷やご遺族の連絡先もわかりません。
複雑で、分かりづらい説明になることをご容赦ください。

先日引越しにあたり、その奥様(以下、先妻とします)のお位牌が出てきました。
私の母(祖父の後妻(私の祖母で既に亡くなっています)の娘)は、祖父方の親戚に辛くあたられていた過去があり、その中には先妻を理由とした苦しみもあったそうです。
ですので、母はあまりお位牌を手元に置きたくない(置いていても大切にできる気がしない)ということで、私の手元にやってきました。

先妻の方には息子(母の腹違いの兄)が一人いるそうですが、そちらも行方しれずで私も探すことができません。
機会があるとすれば、祖父が亡くなる時に戸籍等を辿って連絡できるかもしれない…程度ののぞみです。

そこで顔も知らない私ですが、若くして苦労なさり亡くなった先妻さまのお位牌を見ると不思議と涙が出て、大切に供養したいと思うのです。
当然ながら、先妻の息子さんが見つかればお渡ししようと思っております。

それまでの期間、私のような縁もゆかりも無い人間が仏壇もない自宅に安置してお位牌に手を合わせるのは良いことなのでしょうか。
もしかしたら先妻の息子さんもかなり苦労なさったそうなので断られるやもしれません。
そうなれば、どこかお寺さんに相談して供養をお願いしようと思います。

長くなりましたが、ご意見を頂きたいのは、これからの数年先妻さまのお位牌を私が預かって手を合わせることは良いことなのか。
それから最終的に、宗派もわからず檀家でもないお位牌をお寺さんに供養して頂くことができるのか、ということです。

非常にわかりづらい内容ですし私の独りよがりな考えです。
どのようなお叱りでも構いません。お坊様方のご意見をお願い致します。


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

先妻さんのご供養は、日々勉強さんが思われるのであれば、お続け頂ければいいと思います。ご供養は、される方の心が一番大切で、その心が通じるのですから、先妻さんも喜んでいると思います。
又、時期が来たら、お位牌もお寺に納めて頂ければいいと思います。大抵、どこの宗派、ご寺院でもお納め頂けると思いますが、実際にお納めされるお寺に詳細をお聞きくださることで解決すると思います。

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質問者からのお礼

鈴木海祥 様
迅速なご回答をありがとうございます。
私がご供養致しますこと、背中を押していただけたようでほっとしました。
幼少よりお墓参りなどの習慣があり、お位牌を見つけた時に長らくお寂しかったのではないかしら…と胸が痛みました。
お寺さんに無事に納めるまで、自分なりに先妻さんのご冥福をお祈りしていきます。

「供養全般」問答一覧

深い懺悔と感謝

いつもありがとうございます。三月の桃の節句も過ぎ、お彼岸が近づいてきました。hasunohaの皆様におかれましては日々、健やかにお過ごしのことと思います。 一時期、私は人生をひっくり返すほどの思いに駆られたこともありました。今年のバレンタインを過ぎた頃から、今は家族のありがたみを強く感じるようになり、毎日思いやりに支えられ、相変わらず週7日休み無しで外での仕事に励んでいる今日この頃です。 毎日が平和で穏やかな落ち着いた空気、他愛もなく些細なことの積み重ねですが、それらすべてが本当に、職場も家庭も、そして治療院にも、良い人たちにご縁があったこと、ひとつひとつに感謝です。これからも日々の幸せを大切に育んでいくことが、ご先祖様への恩返しにも繋がる明るい人生への道標なのかなと有難く思います。 お世話になった治療家の先生に、しばらくお休みすることを伝えました。その節は本当に、この上なく尽くしてくれたことに深謝の限りです。つい先生の優しさに甘えてしまい、助けたい側と助けられる側の引き合う力がぐいぐい強くなりすぎてしまった節がありました。徐々に私の感情が不安定になり、体調も崩れてしまい、元の近所に戻しました。いろんな人に打ち明けた昨年から年末年始と引き換えに、この春先は自分自身とひとりで向き合う修正が必要になったこと…あらためて自己成長へと繋げる良いきっかけになりました。 今でも毎日、先生のことが心に浮かんできます。それだけ特別な存在であることには変わりありません。頂いた思い出、温かい言葉の数々が、前向きに仕事に取り組む原動力となってくれます。2月といえば、確定申告に自動車免許の更新の時期。両方ともクリアでき、特に下がると思っていた年収が微々たる上昇していました。驚きを隠せず、念願の学びのための貯金も着実に増えていること、とても有り難く思います。 他の先生からみても親しくなりすぎた故に、遠慮もなくなり、お互い言いたい放題で喧嘩状態にもなりました。本音を明かした(ぶつけ合った)ことは、それだけ相手を強く思うからでもあり、アンビバレントそのものでした。ひと月近く、間を空けた今、直筆の手紙で、お詫びとお礼、そして相手の未来の幸せを願う想いを伝えたいです。 共に成長しあえる良い関係でいられるよう、しっかりとした自分となるために、アドバイスいただけましたら幸いです。

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