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不安と焦燥感が常にあります

回答数回答 1
有り難し有り難し 7

お世話になっております。
先日息子が生まれ、姉になった娘と共に二児の母となった私も、葛藤を乗り越えながら新しい家族の
形を築いていこうとしています。

産後2ヶ月、授乳や抱っこに娘の心の揺れ等心身は疲労しますが、育休中で現在実家におり、子供の事に専念できる恵まれた環境です。
そんな中、不安と焦燥感が消えません。考えても仕方ないのですが、大事な大事な子供達に不幸が起きないだろうか、この先満足な生活をさせてやれるだろうか…と、取り留めもありません。

私の子供時代に比べ、インターネットの利便と危険、他人を許容できない世間の息苦しさ、国の経済的な見通しの暗さ(理解できない政治への憤りも)等、漠然と暗い未来を描いてしまい、その中を自分とこの子等は生きていかなければいけないのかと感じてしまうのです。

自分(と我が子)の身は自分で守らなければと思いながら、しかし賢くもない自分に守りきれる自信もなく、結果不安と焦燥に駆られ、苛ついたり他のご家庭を羨んでしまったり…

こんなに家族が愛しくて幸せなはずなのに、幸せに暮らしていこうという前向きな気持ちより、どうにか不幸は回避できないかという余裕のない気持ちに比重がいってしまいます。

とりあえずは明日の衣食住を心配しなくて良い程度の暮らしはできているのに。幸せだな、と思った次の瞬間にはもう不安です。

どうしたら心に余裕が、将来に希望が持てるでしょうか。どうかお知恵をお貸しください。


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

悩んでも仕方ありません。

満たされると、次はそれを失う不安、恐怖が訪れる。のは普通です。
取り越し苦労は、全く意味のないものです。なってもないのに悩む。それより今を感謝することです。
そして、それぞれのお子さんには、それぞれの人生があることも忘れないでください。

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有り難し
おきもち

日蓮宗のお寺で、名古屋市南区にあります。 ”お寺は生きている人のためにも...
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質問者からのお礼

鈴木様、ありがとうございます。
悩んでも仕方ないけど怖いのは当たり前。難しいですね。
けれども確かに、子どもにそれぞれ人生があることを忘れかけていた気がします。私のものではなかったですね。ご指摘ありがとうございました。

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