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後悔と罪悪感と不安が無くなりません

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数年前の話になりますが、自分は絵を描くことが趣味なのでその資料集めとしてよく街中で写真をスマホで撮っていました。
ある時、写真を撮っていると不快なのでやめてくれと注意されたので、その方の前で撮った写真を全て削除して許していただきました。それ以降街中で写真を撮ることはやめました。注意してくださった方に関する写真だけでなくその当時街中で撮った写真は現在全て削除済みです。

しかし、人を不快にする可能性に気づかず多くの物、人の写真を撮ってきたという後悔と罪悪感は消えずに残っているのです。最近ではその時不快な気持ちになった人が民事裁判を起こして自分は訴えられるのではないかといった強迫観念が頭から離れません。こうした強い後悔や過去から来る不安はどうすれば解消されるのでしょうか。教えていただけると有り難いです。


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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取らないで欲しいと言われた時に対応すればよいのでは?

人には肖像権があります。その権利を主張されると写真は撮れなくなります。ただ映り込みと言って、背景に移り込むのはどうなのか、これも最近はうるさくなっていて、テレビ番組で本人以外ぼかしが入った動画も多くなりましたが、技術が進んだのもありますが、こういう背景があります。ただ、著作権侵害や肖像権侵害の場合申告罪なので、写真を撮っただけで罪に問われるというのは考えすぎです。外国には軍事上の理由から橋や鉄道や軍事施設などの写真を撮ることを禁止する法案があり、罰則もある国もありますが、ここは日本です。街中で写真を撮ることは構わないのではないでしょうか?そして、撮らないで欲しいと言われた時に初めて対応すればよいことではないでしょうか?なお私の法律認識が間違っている可能性もありますので、詳しくは弁護士に聞くのが良いと思います。法テラスでは無料で法律相談ができますよ。

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浄土宗僧侶です。 寺に生を受け、小学校5年で、得度(お坊さんになる儀式)、その後宗門大学(浄土宗の僧侶養成機関)である大正大学佛教学部で学び加行(住職修行)を得るための修行)を受け浄土宗教師(浄土宗の正式なお坊さんとしての、住職資格)を取った後、某寺に入寺、京都の大本山黒谷金戎光明寺内にある浄土宗教師修練道場(浄土宗教師が更に1年間研鑽を務める場)にて1年間修行研鑽、その後も研鑽を続け、教学(浄土宗を中心とした仏教の教え)・法式(お経のあげ方・儀礼)・詠唱(ご詠歌・和讃)・布教(教えの伝え方)・雅楽の研鑽を積んでいます。 がしかし、もともと小学校時代から精神疾患で、大学で精神科初診、20代は通院しながら、学業・修行・僧職を勤めていましたが、30代で仕事と結婚のストレスがさらにかかり、大きく心身の体調を崩して入院して以来、寺は休職しています。そして、今は寺を離れ草庵に暮らしています。 2003年に大きく体調を崩して、入院以来入退院を23回繰り返しています。40代過ぎから、徐々に精神的に安定し、50代手前の最近少しバイトが出来るようになりました。デイケア、障害者職業訓練、B型就労支援事業所とステップアップし、単発派遣から初めて、バイトで、2社に勤めて、体調悪化で入院してこの2社をやめて、今は3社目のアルバイトをしています。その中で得られた人間的成長の気づきもフィードバックしていきたいと思います。 精神障害2級の統合失調症・双極性障害・不眠症持ちです。 こんな私ですが、どうぞよろしくお願いいたします。 連絡先は、blister55.takahiro@gmail.com
対応できる時間は昼間です。音声のみにてお願いいたします。体調などにより対応できない場合もあります。専門分野は精神疾患・恋愛・人生・仕事・浄土教などです。よろしくお願いします。

質問者からのお礼

回答ありがとうございます。少しほっとしました。法テラスなるものがあるのですね。今後こうした不安があったら利用してみようと思います。

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