思う想いを寄せながら。
令和元年も終わりに近づき、先般は嬉しい再会の時間がありました。
お互いが20年近く前に出会い、時おり顔を合わせ、時には何気ない語らいがありました。それらの時間や思い出は今も覚え懐かしく思っています。
年に数回、連絡をしあい10数年ぶりに再会する時間があり、どんなに長い時を会わなくてもお互いに分かり、近況や当時の話をしながら懐かしく思い出すこともありました。
小生も近年は健康の壁に向き合うことがあり、涙もろくもなりました。
帰り道に眺める景色を眺めつつ不覚にも涙したこと、ここ最近は10数年、20年ぶりに友人や先輩と再会する機会があります。
過ぎ去った当時を振り返りながら、お互いが元気で近いうちに再び再会して他愛ない語らい、笑顔のひとときを楽しみに思う想いを寄せています。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
裏側を見抜くということ
心温まるお話、拝見させていただきました。
まるで観自在だな、と感嘆したところです。
仏様の中に観自在菩薩という菩薩様がいます。
この観自在、というのは物事を自在に見抜くということです。
例えばカレーライスを見て美味しそう、辛そうだ、というのは序の口。
お米を見て、イネを育ててきた農家の方、コメを運んだトラックの方、炊いてよそった食堂の方の苦労を見ぬいたり、稲ができるまでの自然の豊かさを見抜いたりするということです。
観自在菩薩さんとくらべたらこれもまだまだですけどね。
あなたは旧友と出会って過去に思いを馳せ、心地よい気持ちに浸ることができた。
けれども、それは旧友だけにとどまりません。
自分が使い続けてきた道具、家。よくいく喫茶店。
そういったものにも、様々な思い出が籠っているはずです。
いい機会です。
そういったものの裏側にあるものを見抜いて、いま享受している有り難さを噛み締めていきましょう。
質問者からのお礼
お言葉を拝見させていただきました。
まだまだ未成熟な事が多々ございます。
健康の壁に向き合い、不安になったことや自暴自棄にもなったことが幾つもあります。
その経験があったからではないと思いますが、涙もろくなりグッとなることも増えています。
今、私に投げ掛けて下さったお言葉を大事に人生にて精進を少しずつでも出来れば嬉しいものです。