人との縁が切れやすい
30代既婚の兼業主婦です。
厄年のせいなのか、ここ一年身内や職場、友人含め人との縁が遠くなったり、切れたりしています。
こちらからなにもいわず去ったり、お互い喧嘩したりなどがつづいています。
他の年と比べるとかなりの数です。
原因が自分にあるとすれば、自分の正義を押し通しすぎるきらいがあるかもしれません。
どう修正すればいいかと悩んでいます。
柔和な人格になりたいです。
なにかアドバイスをいただけたらありがたいです。宜しくお願い申し上げます。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
和顔愛語を心がける
人との縁が切れやすいとのお悩み、拝読いたしました。厄年や周囲との関係の変化に戸惑われているのですね。この状況に心を痛められていることがよく伝わってまいりました。
私は、あなたのお悩みを拝見して「和顔愛語(わがんあいご)」という言葉を思い出しました。これは「和やかな表情と優しい言葉」を意味する仏教用語です。人間関係を良好に保つ上で、とても大切な心構えなのです。
自己分析されているように、「自分の正義を押し通しすぎる」傾向があるかもしれません。たとえ正論であっても、相手の気持ちに寄り添わずに主張すると、それは攻撃と同じように受け取られかねません。結果として、人々があなたとの関わりを避けてしまうのかもしれません。
解決の糸口は、この「和顔愛語」の実践にあります。
1. まずは表情から。柔和で穏やかな表情を心がけましょう。
2. 相手を思いやる言葉遣いを意識してください。
3. 自分の意見を述べる際は、「私はこう思う」という形で、押し付けにならないよう気をつけましょう。
4. 相手の意見を尊重し、全否定は避けるようにしてください。
曹洞宗の教えでは、愛語の重要性が特に強調されています。直接会って愛語を聞けば相手の顔が喜び、心が楽しくなる。また、間接的に愛語を聞いても、それは心に深く刻まれるのだと説かれています。
この教えを日々の生活で実践することで、きっと周囲との関係性に良い変化が現れるはずです。柔和な人格への第一歩として、ぜひ和顔愛語を心がけてみてください。
あなたの人間関係が改善し、心豊かな日々が訪れることを心よりお祈りしております。
合掌
ゆっくりと思い返してみましょう
拝読させて頂きました。
なるほど…人とのご縁が切れやすくなっているのですね…。あなたがそのことでお悩みなさっていること心よりお察しします。
その様な巡り合わせもあるのかもしれません、ただ様々な理由もあるのかもしれませんよね。
せっかくですからゆっくりと一人一人との縁が切れてしまった経緯を思い起こしてみてはいかがでしょうか。言い合いになってけんかになってしまったこともあるのかもしれませんが、発端がどうしてなのか、その時の状況はどうだったのか、その際にどんな風に思ってしまい言ったのか、相手はどうだったのかを落ち着いて冷静に見つめなおしてみましょう。
今すぐに答えを出すことでもありませんからゆっくりと時間をかけて考えてみましょう。
少し時間をかけながら思い返してみるとあなた自身も思い当たるふしがあるのではないでしょうか。
それをそうあなたがとらえていくかはあなた本人の意思ですからね。
あなたがそれぞれ人と縁が切れても仕方ないと思えばそれでもいいでしょうし、何かしら見直す点があれば少しずつでも人との接し方を変えてみていってもいいかもしれません。
そうしていく中からまた新たなご縁を結んでいくこともできるでしょうからね。
あなたがこれからも素晴らしい出会いに恵まれて大切な方々と共にお互いを尊重し合い助け合いながら健やかに生きることができます様に切に祈っています。そしてあなたを心より応援させて頂きます。至心合掌
質問者からのお礼
ご回答ありがとうございます。
時間をかけて反省してみることにしました。
考えてきたつもりでも、まだ至らないのだなと思い、他の角度から考え直すことにします。
ありがとうございます。
和顔愛語、意識していきたいと思います。