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心、体苦しい中で生きていく意味

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去年5月 脳出血で倒れました
私自身健康で山登りやが散歩趣味で行動的人間だったので深刻じゃなく良くなるものと信じてたのですが、リハビリつづけていくうち自分の体が深刻なほどおかされているのを感じつつ 現実逃避状態で入院生活送り、1ヶ月前退院し
今は家でだんなに支えられながら生きてます。

今現在、右手右足全く感覚ない状態です。
顔も左右違い 思考もかなり落ち別人になってしばいました。
一年後に実家に戻り家を建て両親と住む計画も、考えなおさないといけなくなりました。

自分で自分の状況わかっているものの、健康なときの自分が顔をしょっちゅう出し自分の描いてた家、両親の顔、いろんなものをなくし前に進めません。
家事や仕事、すべて以前の自分のほとんどやれてないことに辛く悲しいです。

私は生きる価値ない、誰かの役どころか 手のかかる、お金のかかる人間になりました

この先どのようにいきていけばいいのかわかりません


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

自分のペースで無理なく歩んで見ませんか?

初めまして、こんにちは。

心からの訴えをキャッチさせて頂きました。生きていれば様々な出来事があります。五体満足で生活をしていても、交通事故や怪我によって身体が不自由になったり、身体の一部を失ったりすることなど・・いつ、誰でもそうなり得ることがあるのです。

パラリンピックの選手たちは、五体満足の選手以上の過酷な練習を日々積み重ねています。それは私たちの想像以上の苦労なのだそうです。

病気になったり、事故や怪我などによって、どれだけ健康で平凡な繰り返される日々が有難かったのか・・気付くのです。

誰もがある日、突然・・身体が不自由になり受け入れ理解をする事は出来ません。人は、葛藤をし、拒絶し、悩み・・そして、その身体の問題を受容し前を向いて歩むと言った段階を踏んで行く・・と介護の仕事をしていた時の資格取得の際に、大学の教授が講義でお話しをされていました。

両手を失った女性が、失った両手をフォローするように・・たくみに両足を使って家事や育児をする方や、両足を手の変わりに使ってとても綺麗な絵を描かれる方もいらっしゃいます。与えられた乗り越えられる障害を・・彼らは懸命に大切に乗り越えているのです。ここまで来るのにはとても言い表せない葛藤があったことだと思います。

人の身体は不思議なことがいっぱいあります。人生もそうです。だめだ・・と思っていればそう言う運命になってしまい、何とかなるさ!と善きことを想っていればその通りになるのです。試験の時などにあてあまります。起きていない結果を考え、悩み挑めば・・結果がそうなってしまいます。合格したイメージを想い挑めば・・結果がそうなるように、インスピレーションも大切だと思います。

命があるのです。焦ってしまえば周りが見えなくなりかつ、自分も見えなくなってしまいます。小さな出来ることからステップアップをして目標をコツコツとクリアして行きながら自信を付け、笑顔を取り戻して欲しいです。無駄な命など一切ないのですから・・。

苦しくなったとき、辛くなったときはいつでもここに来てください。

あなたらしく希望ある冒険旅行という人生を仕合せに歩めますように。

合掌

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有り難し
おきもち

永寛
皆様、初めまして。ストレスの多い現代・・お寺とはご葬儀や法事のみではなく、...
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質問者からのお礼

お言葉ありがとうございます。感謝です。
心がすこし前を向けました。

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