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年の差恋愛の未来は

回答数回答 2
有り難し有り難し 8

今、お付き合いしている方が
両親より年上。31歳差です。
自分でも信じられない事ですが、
お互いにとても好きで、半同棲状態です。

一緒にいてとても幸せな一方、私は両親にこのことを話せていません。
彼氏がいて、とてもいい人で、幸せだとまでは話せるのですが年齢的な事はどうしても話す勇気がないのです。
反対されて会わせてもらえなくなってしまったら…と考えるとなかなか踏み出せません。
両親も何かを察しているのか、どんな人なのかを聞いてこようとしません。

彼は両親に挨拶に行くと言ってくれたのですが、私自身が親に止められることを恐れて断っています。

私が彼のことを好きなのは、彼自身も理解してくれているのですが、どうしても、自分よりも私の事を幸せにしてくれる若者がいるのではと言っています。でも、行って欲しくない、他の男性と会ったり連絡もとって欲しくないと言ってくれます。

好きだけでは成り立たない事も重々承知しています。
でも、一緒に居たい。彼の不安を取り除いてあげたい。
お互いに家族や友人など誰にも嘘をつかず、過ごしたい。
安心したい。
と言う思いでいっぱいです。

意を決して、両親に挨拶に行くべきなのでしょうか。
どうしていくのが、互いの幸せなのでしょうか。
今だけの事を考えて幸せに過ごすことは間違いなのでしょうか。


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お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

自分の心に正直に

初めまして、こんにちは。

彼との年の差のお悩みを拝見させて頂きました。

年の差と言えば、加藤茶さんご夫婦などいらっしゃいますよね。奥様は遺産目当てなど色々と言われてもめげず、諦めずに・・病気になった時も懸命に看病をされて来ました。

年の差・・避けられない事、近い将来に彼の介護をしなければならないことや、あなたより先に彼岸(あの世)に旅立つ確率が大きいと思います。私の母の亡きお兄さんの娘さんも、癌が全身に転移し幾ばくもない残された命の時間を、共に歩む覚悟で昨年末に結婚をし残された時を、自宅で寄り添い暮らしています。その姿は本来の夫婦そのものでした。

安易な気持ちではなく、その事をご理解され・・覚悟があるからこそ受け入れられて共に生きていると思います。そうであれば、命の時間を共にしっかりと歩んで行って欲しいです。亡き妻との結婚生活は短かったですが、何十年と共に歩んだご夫婦以上の時を歩むことができました。

昨日ではない、明日でもない、この今を大切に生きて欲しいです。真剣に彼との時を向き合って、お互いを理解し、労り、支え、協力し合って人生と言う冒険旅行と言う人生をお二人で仕合せに歩んで行って欲しいです。

笑い転げたり、思い切り泣いたり、時には衝突することもあるはずです。運命や人生はいくらでも変えられます。仕合せも、人生の冒険旅行も・・自分が主人公で描くのもあなたです。

意思が固まっていて揺るがないのであれば、ご両親に想いを伝え、簡単には行かなくて当然です。それを乗り越えて目標に向かって行っては如何でしょうか?

人生はうまく行かなくて当たり前です。諦めず、仕合せを掴んで離さずにお過ごしください。応援致しております。

あなたらしく希望ある冒険旅行と言う人生を仕合せに歩めますように。

合掌

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おきもち

永寛
皆様、初めまして。ストレスの多い現代・・お寺とはご葬儀や法事のみではなく、...
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その覚悟をご両親に伝えましょう。

普通に考えれば
ご両親が諸手を挙げて賛成することは無いでしょう。
でも
このことは
いつまでも隠せません。
ご両親に話すのは避けられないことです。

もし反対されても
あなたはもう大人です。
自分の責任で自分の人生を決めて良いのです。
そしてあなたの決意が正しかったことを
ご両親に示すのです。
彼への想いが夢うつつでなかったことが明かせれば
ご両親も祝福してくださるでしょう。

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有り難し
おきもち

和田隆恩
 浄土真宗(大谷派)/広島県広島市/17世住職。  1967年京都市生ま...
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