娘に物凄く暴言を吐かれます。
娘が朝でも夜中でも構わず頻繁に電話をかけてきて暴言を吐きます。
娘は30代で数年前に結婚し、あまり家には戻りません。
暴言の内容は主に私たち夫婦が娘が小さい頃から「家業を継げ」「跡継ぎを生め」「女は子供を生まないとおかしい」「お前の価値は他人が決める、お前自身に価値はない」などと言い続けた事や、私が怒ると娘に物を投げつけていた事に対する謝罪と反省の要求です。
しかし此方が謝っても許してはくれません。
「反省してないくせに謝るな」と言い返されました。
「散々子供を生めと言われて子供を生んだり育てたりすることに物凄く嫌悪を持つようになった」とも言われました。
でもこっちだって悪気があってしたわけじゃありません。
娘は若い頃から精神を病みがちで病院に通ったり入院していたこともありました。
それも私たちのせいだと言うのです。
けどそれは本人の心の持ちようでしょう。
何でもかんでも人のせいにする娘に嫌気がさしてきました。
家業も継がないし仕送りもしてくれない、文句ばかりの娘と縁を切ろうか妻と本気で考えていますが、でも絶縁に踏み切るには抵抗があります。
絶縁したことに対する説明も周りに言いにくいです。
なので今後どうすれば娘は黙るのか教えて頂きたいのです。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
『俺はもう赤の他人だよ』。
はじめまして。浩文(こうぶん)と申します。
たいへん心苦しいご投稿だと思いました。
『こっちだって悪気があってしたわけじゃありません。』
それはどうしたって心から反省する気にはなれませんよね。
だからこそ娘さんはお父さんを許せないのでしょう。
『跡を継げ。』
『女は子どもを産まないとおかしい。』
『お前に価値はない。』
それが娘さんを苦しめた。
だけど『悪気はない。』
それがさらに苦しいのだと思います。
幸せを願うはずの言葉が
娘さんにはいつしか”呪い”の言葉になってしまった。
これが赤の他人から言われたことなら
たいしたことはありません。
娘さんに心の支えがあれば
「その考え方だけが幸せとは限らないのよ。」
で済むと思います。
しかし、言われた相手が
他ならぬ「実のお父さん」なのです。
「お父さん」にだけは
言われたくなかったのではないでしょうか。
実のお父さんが
心の支えになってくれなかったら
子どもは今後の人生、誰を、なにを心の支えにすればよいのですか?
経済成長でしょうか。
恋人とクリスマスでしょうか。
よき伴侶でしょうか。
子どもでしょうか。
一番はお父さんだったということではないでしょうか。
娘さんもおそらく私と同世代かと思います。
油田さんの世代と私たちの世代の
どちらかが間違っているというわけではありません。
なによりお互いつらいこともある、苦しいこともある
といったときに
双方が心の支えになれる関係かどうか。
そうでないなら絶縁するしかないのではありませんか。
周りに説明しにくい、という理由ならば
娘さんのことは正直どうでもいいわけですよね。
絶縁すれば文句も来ないし
娘さんも「お父さんには、心の支えでいてほしかった」
その関係が、もはや望むべくもないとはっきり分かって
観念するしかありませんから。
娘さんにとっても
「ああ、あの人は“赤の他人”だったんだ」と
認識した方が楽ではあると思います。
心の支えがあれば、ですが。
お父さんは特別な存在だという思い込みを外すために
「申し訳ないけど俺はもう赤の他人だよ。」
と伝えてしまえば
黙ることは黙ると思います。
それが双方にとって
幸せなことかどうかは
私には分からないです。
私も言いたいことを言ってしまいました。
つかぬ回答で誠に申し訳ありません。
質問者からのお礼
吉井様宛
こんなに早く回答がつくとは思ってもみませんでした。
お礼が遅れて申し訳御座いません。
正直もう歩み寄りは出来ないと感じており、しかし親戚になんと説明すべきか未だに迷ってもおります。
心の支えになるべきだったとのことですが、やはり男親のつとめは稼いで食わすこと。
子育ては女のつとめ。
妻は実際娘のことを気にしていました。
これは自然の摂理ですから、私のやり方が間違っていたとは到底思えません(最近流行ってる思想とは違いますが、流行りは一時的なことだと思います)。
反省してないことには心から謝ることはできないというのは本当にそのとおりで、吉井様には心を見透かされているようです。