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死後の世界のことを気にするようになった

回答数回答 3
有り難し有り難し 44

中学生なのですが
最近よく死後の世界のことを気にしてしまいます。
 ネットで調べると命を奪ってしまったら地獄へ落ちる、と言うことが書かれており、とても心配です。
 僕は命を奪ってしまったり、盗みをするなど、たくさんの悪行をしてしまいました。気がつくとしてしまっていることが良くあります。
 こんな僕でもまだ挽回できるでしょうか?これからの人生を楽しんで送りたいと思っているのですが、とても心配してしまいます。
 何か助言をしていただきたいです
 
 


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お坊さんからの回答 3件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

挽回は可能どころか、今からです。

まだまだこれから大いに挽回できるので、人に感謝し、人から感謝されるような生き方をしましょう。
この世を生きるには、様々な矛盾がありますが、そのような中で、いかに生きていくかが問われます。反省しながら前に進めばいいのです。

死後の世界に対して否定はしませんし、多くの書物がありますが、最後はやはり、その時を迎えてみないと分かりません。
生まれてくる前のことがよく分からないのと同じで、死後の世界もよく分からないのが本当のところでしょう。何故なら、私たちでは理解不可能な領域(深さ大きさ時間空間、次元を超越している)と思います。でも、本当は知っているのかもしれませんが忘れるような仕組みなのかもしれません。

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有り難し
おきもち

日蓮宗のお寺で、名古屋市南区にあります。 ”お寺は生きている人のためにも...
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いそげ いそげ

”たくさんの悪行をしてしまいました”
そいつぁーやばいなぁ。このままでは地獄へまっさかさまだ。

”こんな僕でもまだ挽回できるでしょうか?”
そんなあなたのような人がバッチリ挽回できるよう、仏教は説かれ受け継がれてきたんだ。あなたに限らず、すべての生きとし生けるものが明日をも知れぬ命を生きている。キミも、早く挽回しないとえらいことになっちゃうぞ?

【仏法には、明日と申す事、あるまじく候う。仏法の事は、いそげ、いそげ】
『蓮如上人御一代記聞書』
浄土真宗の蓮如上人は、折に触れてみんなに口を酸っぱくしてこう言い聞かせてきたそうだ。

キミもいそげ!!いそげ!!

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有り難し
おきもち

【公認心理師】 【レンタルお坊さん】活動中。 とりあえず何でも相談して...
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他のいのちを食べることが、生きること。

いのちあるものは
他のいのちを奪って食べないと
自分のいのちを維持できません。
そういう罪深いものの
最たるものが人間です。
私です。
そういう罪を少しでも減らそうと
精進料理ができましたが
植物のいのちを奪うことには変わりありません。

そういう罪深い我々を救ってくださるのが仏さまです。
そのような有り難い御力(他力)にすがる他ない私です。

そのような思いを持ちながら
懴悔しながら感謝しながら生活することが大切です。

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有り難し
おきもち

和田隆恩
 浄土真宗(大谷派)/広島県広島市/17世住職。  1967年京都市生ま...
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質問者からのお礼

回答ありがとうございます
これからの人生、生命に対する有り難さを忘れず、感謝して楽しく生きようと思います

回答ありがとうございます
これからの人生、生命に対する有り難さを忘れず、感謝して楽しく生きようと思います

「死後の世界・死んだらどうなる」問答一覧

虫の知らせ

こんにちは、お世話になっております。 今回は私が過去に経験した不思議な体験について、お坊様方から見るとどのように感じるのか知りたく、投稿させていただきます。 1年ほど前の話となります。 私の家には父方の祖父母が買ってくれた、鮮やかな森の中を夫婦が寄り添って歩いている素敵な絵が飾ってあります。 ある日の夜、その絵が気になってみたところ、何となく男性が薄く見えました。 元よりほんの少し霊感のようなものがある私は、そのことを母に伝えようか迷ったのですが、気のせい。 気にし過ぎだと思ってその日は寝てしまいました。 ところが次の日、父に大事な話があると言われ聞いてみると、昨日の夜祖父が家で倒れ救急車で運ばれたとの事でした。 病院での検査の結果、祖父はガンにかかっていました。 前日の夜、夫婦の絵に違和感を感じたのは虫の知らせのようなものだったのでしょうか。 ちなみにその後祖父は約1年の闘病の末亡くなりました。 その間に一緒に散歩したり、旅行したりと沢山思い出を作ることが出来ました。 偶然と言われてしまえば、それまでではありますがこのような虫の知らせというものは、本当にあるのでしょうか。 よろしくお願いいたします。

有り難し有り難し 3
回答数回答 1

死について考えすぎる

昔から死や、明確でない死後の世界に対する恐怖心、不安感に襲われ日常生活でも情緒不安定な生活を度々してきました。 最近昔よりも少し大人になったためもっと複雑に考えてしまい苦しくなっています。 また私は小さな命を3度産む選択が出来なかった時があり 自分自身軽率な行動を取ってしまったために命を産むことが出来なかった。 その命は幸せに過ごして欲しい。 今一緒にいる3人の子ども達も幸せに過ごして欲しい。 死についての恐怖を抱いたまま大人になってほしくない。 でも私は死んだ後も地獄にいって苦しむかもしれない。 でも苦しいのや痛いのは嫌だ。と考えてしまいます。 今とても幸せなんだと感じながら生活しながらそれよりも死に対する恐怖心、不安感の方が強く楽しく日常生活を送ることが難しいです。 来世も人間になりたいと欲がありながら そんなことじゃ生まれ変われないかもしれないと思ってしまったりして 心が苦しいです。 この先死について考えることは無くならないと思いますが 今生きているこの瞬間をどうやったら恐怖心よりも楽しく幸せに過ごせるか、前向きに生きていくためにどうしたらいいか教えていただきたいです。

有り難し有り難し 2
回答数回答 1

温かい気持ちになるお坊さん説法まとめ