死後の世界のことを気にするようになった
中学生なのですが
最近よく死後の世界のことを気にしてしまいます。
ネットで調べると命を奪ってしまったら地獄へ落ちる、と言うことが書かれており、とても心配です。
僕は命を奪ってしまったり、盗みをするなど、たくさんの悪行をしてしまいました。気がつくとしてしまっていることが良くあります。
こんな僕でもまだ挽回できるでしょうか?これからの人生を楽しんで送りたいと思っているのですが、とても心配してしまいます。
何か助言をしていただきたいです
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
挽回は可能どころか、今からです。
まだまだこれから大いに挽回できるので、人に感謝し、人から感謝されるような生き方をしましょう。
この世を生きるには、様々な矛盾がありますが、そのような中で、いかに生きていくかが問われます。反省しながら前に進めばいいのです。
死後の世界に対して否定はしませんし、多くの書物がありますが、最後はやはり、その時を迎えてみないと分かりません。
生まれてくる前のことがよく分からないのと同じで、死後の世界もよく分からないのが本当のところでしょう。何故なら、私たちでは理解不可能な領域(深さ大きさ時間空間、次元を超越している)と思います。でも、本当は知っているのかもしれませんが忘れるような仕組みなのかもしれません。
いそげ いそげ
”たくさんの悪行をしてしまいました”
そいつぁーやばいなぁ。このままでは地獄へまっさかさまだ。
”こんな僕でもまだ挽回できるでしょうか?”
そんなあなたのような人がバッチリ挽回できるよう、仏教は説かれ受け継がれてきたんだ。あなたに限らず、すべての生きとし生けるものが明日をも知れぬ命を生きている。キミも、早く挽回しないとえらいことになっちゃうぞ?
【仏法には、明日と申す事、あるまじく候う。仏法の事は、いそげ、いそげ】
『蓮如上人御一代記聞書』
浄土真宗の蓮如上人は、折に触れてみんなに口を酸っぱくしてこう言い聞かせてきたそうだ。
キミもいそげ!!いそげ!!
他のいのちを食べることが、生きること。
いのちあるものは
他のいのちを奪って食べないと
自分のいのちを維持できません。
そういう罪深いものの
最たるものが人間です。
私です。
そういう罪を少しでも減らそうと
精進料理ができましたが
植物のいのちを奪うことには変わりありません。
そういう罪深い我々を救ってくださるのが仏さまです。
そのような有り難い御力(他力)にすがる他ない私です。
そのような思いを持ちながら
懴悔しながら感謝しながら生活することが大切です。
質問者からのお礼
回答ありがとうございます
これからの人生、生命に対する有り難さを忘れず、感謝して楽しく生きようと思います
回答ありがとうございます
これからの人生、生命に対する有り難さを忘れず、感謝して楽しく生きようと思います