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母を許さなくても良いでしょうか?

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有り難し有り難し 10

私は祖母育ちで道徳的に育っています。
人を傷つけること、不道徳な事はしたくないです。
ですが、自分は傷つけられて育ってます。

父と母は不仲でした。私は父に似ています。母は父似の私が面白くはなかったようです。

無意識に私のことは傷つけば良いと思っていたように思います。

散々傷つけられてきました。

私は母に愛されたかったので、健気に言うことを聞いてきました。顔色を伺いながら母に好かれるよう努めているうちに自分がなくなってしまいました。

精神が病み、自分も母親になり、仕組みが分かってからは許す事ができません。

やっと自分の人生を生きれるようになったと共に私を粗末に扱った母を許さずにいます。

許さないのは自分が苦しいのは分かっていますが、許さません。


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お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

犀の角の様に

悩める39歳 様 相談ありがとうございます。

自分の人生は自分が主人公です。
あなたが道徳的で、それで生きやすいのであれば、許す許さないの思考ではなく
あなたのその道徳的な道にかなった行動で、精神的な距離を取っていけばよいのではないでしょうか?
たとえ親子であっても、人としてその道に叶うかどうが問われるでしょう。
まして、あなたは大人です。過去の呪縛にとらわれず、その呪縛を捨てて
対等な横の関係が築けるはずです。

愛の溢れる家庭を築くことが、あなたの歩む道で必要であるならば、そのことに必要なことを意識して、不必要なこととは離れるという事を心がけてください。
許す許さないではなく、あなたらしく、優しく、思いやりをもつことに、どう距離を取っていくかだと思います。

お釈迦さまは、悟りに向かっていく道ならば「犀の角の様に独り歩め」と説き、またその道で「賢い者(友)と一緒にいなさい」ともお説きになられました。
つまり、人の道として心が落ち着き楽しいならば、一緒に居てもいいし、一人でも歩みなさいという事です。それに相応しいかどうかで、距離を取ればいいという事だと思います。

参考までに。
一礼

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有り難し
おきもち

個別相談可能
お寺の法務(法事などのご先祖の供養)と 唱題行・写経・法話・カウンセリング、コーチングなどで活動しています。 メールでの相談も受け付けています。hasunohaの回答後のフォローアップはメールで致しておりますので、メールでお問い合わせください。また面接でのカウンセリングセラピーをご希望の方もメールで連絡をお願いします。 honsyoji.sk@ddknet.ne.jp へどうぞ。
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許さなくても良いです。

人間誰しも合わない人がいるものです。
たとえそれが家族だとしても
合わないものは合わない。
家族だから許さなくちゃと頑張る必要はありません。

もしかしたら
いずれ許せるようになるかもしれないし
死ぬまで許せないかもしれない。

ただ
許さなきゃいけないと思うことで
あなたが苦しむなら
許さなくても構わないということ。

そういう自分は地獄行きだと思わなくても大丈夫。
そういう人間こそ仏様は救ってくださいますから。

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有り難し
おきもち

 浄土真宗(大谷派)/広島県広島市/17世住職。  1967年京都市生まれ。山形大学理学部卒業後、証券会社で勤務。30歳で脱サラし、親戚筋の超覚寺に入寺、45歳で住職継職。  遺族の分かち合いやお悩み相談などグリーフサポート活動を続け、お寺の掲示板による法語伝道にも尽力している。カープ坊主の会会員。
こちらに法事が入っていなければ、ご希望の日時に相談させていただきます。 想いを吐き出しても、あなたの環境は変わりませんが、あなたの気持ちは変わっていきます。 どうぞ安心してお話しください。

質問者からのお礼

犀の角のように…
調べました。
孤独は痛みに感じますが、それに耐えれる人格になれるよう努めたいです。

何かあるたびに思い出しては怒りが湧いたりしますが、対等な1人の人間として適度に距離を持ちながら接していこうと思います。
友を大事に…。友とは人だけではないのですね。今いる居場所で一生懸命学んでいきたいと思います。

貴重なお言葉に重みを感じ、胸に刻みたいと思います。

お忙しい中ありがとうございました。

感謝するばかりです。

許さなくても良いという言葉にホッとしました。
許せないという気持ちが私のエネルギーにもなっているのだと思います。
40年弱、期待をしても裏切られてしまう。微かな望みが私にはあったのですが、
ついこないだ電話で話した時に、自分の事をどう思っていたのかと聞いたら、分身だと思っていたとのこと。分身だと思って愚痴のはけ口にしたり意地悪したり追い込んだりしたのかと、私を一人の人間としてみたことは無かったのかと呆れました。私の人生は私の物。母親の人生ではありません。私は死別するまで許せないと思いますが、それでも良いと言ってくださりこころが軽くなりました。
ありがとうございます。
感謝いたします。

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