大病で終末期にある祖母への接し方
大病で終末期に入っている祖母についての相談です。
フルタイムで働いていて、今日会いに行かないと後悔すると分かっているのに、どのように接すればいいのか分からず、足が向きません。
もうお医者様からは標準治療はやり尽くしている、今週中にもヤマがあるかも知れないので覚悟をしていてください、と言われています。
ただ、その事はまだ祖母には伝えられていないそうです。
母曰く、薄々は察しているのではないかとのことなのですが、祖母は「次の治療はいつ始まるんや」などと気丈に振る舞っているようです。
自らに迫る死を前にしてなお気丈な、大切な祖母に私はどのように接すれば良いのでしょうか。
後悔はしたくないです。
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顔を見ると見ないとでは大違い。
kitayossi 様 相談ありがとうございます。
まずは御祖母様の闘病平癒をご祈念申し上げます。
それで、無理に語ろうとせずに、ただ暖かい眼差し、柔らかな微笑み、暖かな雰囲気をもって接することを心がけてください。
不安なのは、本人なのですから、痛みを和らげるつもりで、傍に居るだけで違うと思います。
そして、もし会話をするとするならば、楽しかったことや、優しくしてくれたことを気さくにお話なされるのが、良いかと思います。現状を意識しますと、どうしても顔に表情が出てしまいますので、御祖母様に楽しい思いをしていただくように心がけてください。
それでもどうしてもkitayossi様が辛いようでしたら、長居せずに、「僕は元気だよ、安心してね、おばあちゃんも元気に成ろうね!」ぐらいの言葉がけで、席を外しても良いかともいます。短い間でも、顔を見ると見ないとでは、御祖母様にとっては大違いですから、あなたの辛い気持ちを少しの間、蓋をして、御祖母様を勇気づけるつもりで、お見舞いに行ってくださいね。
参考にしてください
一礼