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お墓参りに行ってから悪いことが

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有り難し有り難し 22

はじめまして。ねこねこと申します。
11月の初めごろ、5歳の娘が急になんの前触れもなく「お墓参り」と呟きました。いきなりだったので驚きましたが、よくよく考えてみると実家のお墓にはしばらく参っていませんでした。なので数日後にお墓参りをしました。
ですがその後、私や子供が次々と何かしら病気や怪我をしたり、変わった人に目をつけられしんどいです。
病気や怪我のせいで楽しみにしていた学校や園の行事に親子共々参加することが出来ず悔しい思いをしています。
お墓参りで何か悪い霊を引き寄せてしまったのでしょうか…
なぜ子供は「お墓参り」と呟いたのしょうか?
あと変わった人から食べ物をもらったりメールがくると私や子供が病気や怪我をします…何かの因縁?のようなものがあるのでしょうか?


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

いいことも悪いこともかたまってやってきます

お墓参りと悪いことが重なるのとの因果関係が気になってしまうのは分かる気がします。若い頃はあまり頻繁に行きたくなるところじゃありませんから。

ただ、実際には関係ないです。もし関係あるなら、お坊さん、墓石屋さん、公営墓地の職員さんは嫌なこと続きであるはずです。本堂の裏側に墓地を持っていらっしゃるお寺も多々ありますが、それが「カネのなる木」にはなっても、不幸のなる木になっているとは思えません。外車に乗ってお出かけになっているお坊さんを見るにつけ、あなたのお考えと逆であるとしか思えません。

また、高齢者のなかには先に亡くなったお連れ合いを偲ぶためにしょっちゅうお墓参りをなさっている方々がおられます。こうした人たちにとってはお墓は憩いの場ですらあるわけです。

結論からいうと、お墓参りとお宅の状況を結び付けてお考えになるのはお止めになってよいと思います。だいたいご先祖さんは生きている末裔を守ってくれる温かい家族であって、嫌なことをもたらす疫病神では絶対にないんです。

一般的に言って、うまくいっていると思える時にはよいこと(都合のいいこと)が続けて起こります。このときはお墓参りと関連づけて考える人は、ほぼいません。まれに「御先祖さまのお蔭」と思う方がおられるだけです。逆に災難続きだと思うと、お墓やご先祖さんとの関りを考えてしまいます。でも、冷静にお考えになれば、それっておかしいと分かりますよね。

これも一般的にいって、自分にとってよいこと(都合のよいこと)と悪いこと(都合が悪いこと)は良→悪→良→悪→良→悪……、というふうに規則正しく順番に起こるわけじゃありません。だったら楽なんですが、そうじゃなくてどちらか一方ばかりが続けざまに起こるのが私たちの日常じゃないでしょうか。

実は私はいま目を病んでいるのですが、見えにくいために不便なことや不都合なことが次々に起こります。お参りに行けないために娘に代わりにお参りに行ってもらうと、娘が予定をキャンセルしなきゃならない。いろんな会合に欠席し周囲に迷惑をかけてしまう。自分だけじゃすまないんです。どんどん波及してしまう。

負のスパイラルの原因をたとえばお墓の問題など別の何かに求めたくはなるけど、そうじゃなくて起こっている問題に合理的に現実的に対処するように自分の考え方を変えていくようにした方がよいと思います。

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有り難し
おきもち

私はお坊さんといっても、ひと様に何か答えらしいものを提示できるような立派な...
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質問者からのお礼

ありがとうございます。
いい事も、悪い事もまとめてやってくる…その通りなのかもしれません。
御先祖様には感謝の気持ちを忘れずに合理的、現実的に対処していけるよう考え方を持っていく努力をしようと思います。
ありがとうございました。

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