人が離れていきます
読んでいただきありがとうございます。
長文になります。
2年前に人間関係が原因で会社を退職しました。
その頃から家族や友人と合わなくなり、話していても内容の幼稚さに落胆したりイライラしたりするようになり、ついには私の回りには誰もいなくなってしまいました。
そこで、占い師にみてもらっていたのですが、その占い師にも愛想をつかされてしまいました。(未だに再就職できていないので、お金がなくなったのもあるかもしれませんが)
幼稚な会話を許せなかった事と、上手くいかないと占い師に頼りすぎたことが原因だと自分でもわかっていますが、もがけばもがくほど悪くなる状況に何も手につかず、どうして良いかわからなくなりました。
こういう時の身のふりかたや、心の持ち方のアドバイスをお聞かせください。
お願いします。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
【教養】
"その占い師にも愛想をつかされてしまいました"
おっと。あなたはよっぽど他人の話に耳を傾けない人であるとお見受けする。
"話していても内容の幼稚さに落胆したり"
「どんな人とも話ができるようにするためには【教養】が要る」
戦後、たった一台の自転車からはじまり、TOYOTA系列のかなりの地位まで会社を育て上げた私の知人の元社長さんから、私が若い頃に頂戴した言葉です。教養を増やしていくということは、いろいろなタイプの人や話題に合わせられるチャンネル数を増やしていくことに繋がると思います。
あなたが幼稚だと切り捨てた話の内容がどういうものなのかは皆目検討もつきませんが、たとえそれが低レベルそうな内容だったとしても、話を合わせられなかったのは単にあなたがそのチャンネルを持ち合わせていなかっただけだとも言えます。または、あなたのほうに理解力が足りなかっただけなのかもしれません。
"こういう時の身のふりかたや、心の持ち方のアドバイス"
それよりもまず【教養】を深めてみてはいかがでしょうか?
<追記>
"自分の驕り高ぶりや過ちに気づかされて"
まぁこれについてはお互い様なんですがね(笑)
"ハッ!としています"
すばらしい!! じつはこれが何よりも大切だったりします。
今までいた場所から、驚きを伴ってそこから飛び出していく。これを【宗教体験】といいます。宗教体験とは決して妙な高揚感や恍惚感に浸ったり、超常現象に心を奪われたりすることではありません。これからも、この「ハッ!」とする気づきの経験を大事なさってくださいませ。拝
質問者からのお礼
回答ありがとうございます。
確かに、おっしゃる通りで、頑固なところもありますが、相手が話している時に他の事を考えていたりして話が耳に入って来ないことがあります。
まずはその癖を直して、一つでもチャンネルを増やせるように勉強して行きたいと思います。
ありがとうございました。
悩みを何度か相談させていただいていますが、いつもお坊さん方の回答で、自分の驕り高ぶりや過ちに気づかされて、ハッ!としています。
その度に誤った考えと向き合うことができて、感謝しております。
ありがとうございます。
追記の返答ありがとうございます。
歳を取るごとに忘れつつある事があります。
教養を深めると共に、宗教体験をすることでそういう事も取り戻していけたらと思います。
ありがとうございます。