妊娠中に父を亡くしました
私は現在妊娠中です。
辛い悪阻や仕事を乗り越え、
やっと産休に入ったばかりでした。
里帰りを控え、今は自宅でのんびりと自分とお腹の赤ちゃんと心穏やかに過ごしていました。
しかし、父が急に倒れてそのまま亡くなりました。
赤ちゃんを迎えるための準備も整い、
来月からの里帰りを楽しみにしていたのに、急に地獄に落とされた気分です。
初孫を一度も見ることもなく、
なぜこのタイミングで父は亡くなってしまったのか、、
気晴らしに外出しても、
楽しそうに歩いている子供、親、祖父母を見かけるたびに胸が苦しくて苦しくて。
私が出産後に赤ちゃんと過ごす予定の部屋に今父親の遺骨が置かれています。
今後この部屋で育てていくかと思うと悲しみしかありません。
これが運命なんだろうし、受け入れるしかないんでしょうが、
周りの人からは、
・時間が解決するよ
・お父さんの為にも頑張って
元気な赤ちゃんを産んで
・これから母親になるんだから
しっかりしろ
など、正論や綺麗事ばかり言われてウンザリです。
そんな事分かってるけど、
出来ないから苦しんでるのに
なぜ他人はこんな事を
良かれと思って言ってくるのか。
もう誰とも関わりたくないです。
父がまだ生きていて、孫の面倒を見ているシーンをひたすら想像してしまいます。
私が望んでいた未来は、そんなにも贅沢な事だったのでしょうか
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
過去に生きず、二度とないこの瞬間をあなたらしく。
初めまして、お早う御座います。
私は、30代初めに当時、長男がまだ3歳、次男が1歳になったばかりで妻を病気により介護をし看取りました。その後、ご縁があった方を数日前の震災で失いました。頑張れと、こんなに頑張っているのに何故?頑張れなんだ・・と、励ましの言葉も苦痛で、悲しみの中から這い上がる事が出来ませんでした。
震災のあった年、彼女を失って数か月後に父を看取りました。次々に大切な人を奪われ、神も仏もない・・と絶句をしこれでもか・・とあきれるほど、困難を与えられました。
この世には無意味なことも、無駄な命も一切ありません。この身体には、何百年と生きたご先祖様や父母の想いと願いが込められています。そして・・お父様はあなたやお孫様に、想いを託して新たなストーリーに歩み出そうとしています。今は、お父様との命の時間を大切にお過ごしください。決して、我慢せずに泣いて想いに寄り添ってお過ごしください。お父様の魂はあなたの中に入って今ご一緒に過ごしています。共に想い出などを分かち合って、一緒に泣いて・・そして、お互いのタイミングで大丈夫・・と思った時、それぞれに描いた新たなストーリーを歩み出すのです。私はそれが四十九日ではないのかなと思っています。
お父様は、しがらみや苦しみ、辛さから解き放たれたのです。もう、苦しくも辛くもありません。あなたが悲しんだまま過去に生きて欲しいとは願っていません。ゆっくりと・・焦らずに、急がずに、命の時間をお過ごしください。
空高く、お父様が舞ってもあなたや生まれて来るお子さまにお父様の生きた証がしっかりと刻まれています。いつか・・笑顔を取り戻して、お子さまと人生を歩み出してください。お父様もあなたやお子さまが笑顔で過ごされることを祈り願っています。それこそがご供養に繋がるのです。純粋な祈りは、時空を超えご先祖さまにも届くのです。祈った瞬間、側に現れその姿に微笑んで応えてくれます。
周りに惑わされず、心を奪われず、今は立ち止まっていていいのです。あなたらしくお父様の思いをこの瞬間を共に焦らずに歩み出してください。
いつでも苦しく切ない時は、お寺のメールの方に送って見てください。
お父様に心から、南無大師遍照金剛
合掌 礼拝
質問者からのお礼
コメントを書いて頂き、
ありがとうございました。
これから毎年桜を見る度に
亡くなった父のことを思い出して悲しむんだろうなと思うと、
胸が痛みます。
そして桜の季節は私自身の誕生日でもあります。
父がいなければ私自身も
これから産まれてくる子供も
存在しないんですよね。
まだまだ心は闇の中ですが、
いつか桜の季節を受け入れられる日が来ると良いのですが、、、
頂いた言葉を何度も見返して
いこうと思います。