父の変化は私のせいなのかもしれない
いつもありがとうございます。
また、父のことで相談させていただきます。
母が亡くなり、施設にお世話になっているのですが、最近は時々妄想のようなことを口にしているようです。
若い時から、思い込みなのか常識から外れたことを口にすることがありました。
またお父さんの妄想が始まったとあまり関りを持ってはいませんでした。
母がそばにいたので母が常にたしなめていたようです。
今現在母もいなくなり、寂しい思いをしているとは思います。
私は月に3から4回は父に会うようにはしているのですが、歩くのがおぼつかなくなってきており、一人では外に出ないようにさせています。
もっと自由にさせていたほうが、父は元気でいたのではないかと最近考えています。
施設のほうからの依頼もあり、一人での外出をさせないようにする選択をしたために父の元気を奪ってしまったのではないかと考え始めました。
歳をとり仕方のないことだとはわかっておりますが、父に対して申し訳ないような気持ちになり、心の整理がつきません。
本当にいつも愚痴のような相談になり、申し訳ないのですが、父の老いをきちんと納得でき、私自身の心の整理ができるようにお言葉をもらえればと思います。
お忙しいところ恐縮ですが、よろしくお願いいたします。
家族同士がイマイチしっくりいかない。 夫と私の両親・私と娘。 なにかしっくりいってない家族関係です。
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こうやって人は今を生きているんだと教えてくださるお姿
それは心配ですよね。
ご高齢になられると、身体機能の低下や認知症の心配も出てきます。私たちには妄想話だと思っても、お父さまにとったら、記憶が曖昧な中で昔話をなさっていたり、誰かと会話をしているつもりなのかもしれません。
一人の外出というのは、施設内やお庭の散歩のことですか?
施設内でしたら、防犯カメラやスタッフの目も行き届いているのではないかしら。歩くのがおぼつかないなら、歩行補助具などを使いながら、少しリハビリもお願いしてはどうでしょうか。
外の空気や景色は、目や肌にも良き刺激になると思います。あなたが、訪問なさるときには、積極的に、散歩しようかと、一緒に歩いてみませんか。
親の老いていく姿は、娘には堪らなく寂しく辛くなりますね。それでも、その身を持って、こうやって人は今を生きているんだと教えてくださるお姿なのです。
嘆くよりも、老いる姿も慈しみ、感謝の気持ちで、同じ時間を大切にお過ごしくださいね。
質問者からのお礼
中田様いつも暖かいお言葉ありがとうございます。
昨年のうちは、近所のスーパーに一人で買い物に出たり、病院の受診も一人で行くことができていました。
しかし、雪道の関係もあり一人で外出させ、転倒などの事故があることを心配し、買い物は私が欲しいだろうものを買ってゆき、病院は訪問診療を依頼しております。
今日は、涼しくなってきたせいか、厚い布団をかけているにも関わらず、厚手の布団が欲しいと施設の方に言っていたようです。
少しずつ変わってきている父に戸惑いを感じています。
それもまた、人生とはへの父の教えなのでしょうか?
やがては自分も通る道なのだと考えて、穏やかに父との今を大切にしたいと思います。
いつもここでお言葉を頂き、大変助けていただいております。
本当にありがとうございます。
また、苦しくなったら書き込みをさせていただきたいと思います。
そのときはまたよろしくお願いいたします。