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お寺さんとのお付き合いの事です

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よろしくお願いします。
私の妻の家は檀家なのですが3年前義祖父が他界いたしました、その際の葬儀の時に妻から色々お寺さんの話を聞いてみると義祖母は「お寺に今までお布施等を納めた事は無い」(多分寄付の事だと)と言っていました、私の感覚ではお寺さんとのお付き合いは法事や葬儀、お盆以外にも寄付等があると認識しておりました。
その後祖母と一緒に同居する様になり、ある時本堂建て替えの為の寄付の案内が届きました、祖母は「節目節目で色々贈り物をしてるからいいんだ!」と言い寄付をしようとしません、そこまで高額では無かったので納めた方が良いとも思いましたが私が口を出すのもと思い結局納めませんでした。 ですがその事実を知ってから私自身がお墓参りも行きづらい気持ちと他の檀家さんに申し訳ない気持ちです。
今後の事も考え妻と話し他の檀家さんと同じようにお付き合いをしていきたいと思っているのですが10年20年近くお付き合いもせずに今更ご住職様になんと言うべきか分かりません。


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お坊さんからの回答 3件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

喜捨とは無理に行うものではないと思います。

初めまして、今日は。

それぞれのご家庭の事情などにもより、喜捨を無理に強要するものではないと思います。

喜捨とは・・ブッダさまの時代からありました。そのころのお坊さんは・・亡くなった方の服やいらなくなった布で衣を作っていました。今で言いますお布施とは、食べ物や寺院を作るための木や、お坊さんの衣のために布を喜捨していました。それが、いつからかお布施=お金となったのです。

文字の如く・・・

喜んでお授けする事です。神社やお寺でお賽銭を喜捨されるときにも当てはまりますが、未練があったり・・これだけお布施をしたのだから!それ相応な見返りがありますように!と思って、喜捨をすることではありません。仏様は、見返りを求められることが嫌いなのです。

お布施は、お寺様のご本尊様に喜捨をさせて頂く事です。そして、その喜捨とは金額ではないとも思います。義祖母さまではなくても、あなたでも喜捨をさせて頂く事も出来ますが、決して無理をせずです。

ご本尊様、このお金で困っている方をお救い下さい・・と願って喜捨をすると、大きく帰ってくるのです。お寺などで、祈る時・・どうしても自分の事を祈ってしまいますが、そうではなく・・地域の方、職場の方、ご友人・・・と他の方の事を祈り致す事も同じです。そうして、誰かがあなたの事を思って祈っているのです。

お布施=喜捨とは、金額ではないことや、見返りを求めずに純粋な思いでご本尊様にさせて頂く事・・心の片隅にしまっておいて頂ければと思います。

喜捨をさせて頂く時は、無理やりではなく”笑顔”で見返りなくさせて頂いてください。

あなたらしく人生という冒険旅行を仕合せに歩めますように、お祈り致しております。

合掌

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永寛
皆様、初めまして。ストレスの多い現代・・お寺とはご葬儀や法事のみではなく、...
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なかなか大変ですねぇ

 御質問ありがとうございます。最近社会情勢の変化があり、家庭においても多くの問題があるのが実状です。
 さて、お寺との付き合いについてですが昔は本当に檀家さんはいろいろ頂いておりましたが、(財施)なかなか頂く事が少なくなっております。よくお参りにはお金でなくお米のお寺がございます。お寺として有難く頂いております。この事とは別にお寺の寄付等をお願いする場合には、門徒さんだけでなくお寺も出す様にしないといけなく思います。寄付等は強制的でなく気持ちでございます。御布施は納めなかった気持ちと今後のお寺とのお付き合いについてですが、自宅のお仏壇や菩提寺の本堂で祖母さんの年忌を執り行われる事で、少しは気持ちが落ち着くのではないでしょうか。決して今まで御縁がなかったという事ですが、少しは御縁頂けると思います。 合掌

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山寺の住職です。他の仕事と兼務してます。
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無理の無い範囲で寄付されたら、如何でしょうか

寄付は決して強制では無いと思います。但し、お寺さんとしても、本堂建替えを行うとなれば、檀家の役員と何度も協議したと思います。一般の檀家さん向けの説明会を開いたりしたと思います。そういう手順を踏んだ上での「寄付のお願い状」だったのではないでしょうか? 可能な範囲でご寄付いただければ、お寺さんは有難いと思います。


私の感覚ではお寺さんとのお付き合いは法事や葬儀、お盆以外にも寄付等があると認識しておりました。

寺の住職と言う立場からみれば、全部の檀家さんがhiroさんのような認識を持ち、寺の維持運営を協力していただければ有難いです。

 現実問題として、お寺の維持運営は檀家さんたちから戴く御布施によって成り立っております。檀家数が多い寺院は少数派です。大多数の寺院は限られた布施収入の中で如何に維持運営し、後継者を育ていくか、結構苦労しています。本堂や庫裡を建替えるとなると、正直言って寺の貯えと通常いただく御布施だけでは難しい場合が多いんです。奥様の実家のお寺様の事情はわかりませんが、檀家さんからの寄付が全く無かったら、建て替えを進めることは難しいでしょう。

 我が寺では、12年前に庫裡を全面的に建替えました。いずれそういう時が来ると思い、其の20年ぐらい前から檀家さんからいただく御布施はなるべく定期預金にするように努めてきました。私個人としても長年貯えてきた預貯金からかなりの金額を出しました。寺の預貯金と私の預貯金だけでは足りませんので、檀家さんからの御寄付もお願いしました。快く寄付に応じて下さった方々が居られ、ほぼ目標の金額が集まり、庫裡会館は完成しました。経済的な事情から、標準よりも少ない金額の寄付の方も居られました。残念ながら、全くご返事がいただけない方も居られました。
 我が寺では、全部の檀家さんに建設の趣意書や寄付申し出書や振替用紙を送る際、趣意書2部と申出書3部を同封しました。その家の代表者の方が御高齢であり、其の御家庭の収入は息子さんや孫さんが担っている場合も多いからです。

 ですから、hiroさんが寄付をだしてあげても、何ら支障は無いと思います。義祖母には黙っておいて、お寺さんにも「祖母には黙っていて欲しい。寄付芳名等に公開しないでもらいたい。」と言っておけば良いと思います。

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 目の前の方の悩みや気持ちをしっかりと受け留め、心を開いてもらうように努め...
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「お寺全般」問答一覧

お寺でおじさんからナンパ

先日、厄除け祈願のためお寺へ行きました。そこは初めて行く場所でとても楽しみにしておりました。 お護摩まで時間があった為、境内を散策していると、親ほどの年齢の男性に、写真を撮って欲しいと言われたので、写真を撮りスマホを返すと、地元の人ですか?と聞かれたので違います。と答えるような軽い会話をしました。するとその男性はよかったらお食事でもと誘ってきました。断ると足早に去っていき、それ以上は何もなかったのですが、20〜30は歳の離れた男性からお寺という場所でそのような目で見られたことがすごくショックで不快な気持ちになり、とても嫌な思いをしました。 思い返してみれば、写真を撮って欲しいにも関わらず、すぐにスマホが出てこなかった事と、私がお賽銭をいれる直前に声をかけてきたところからそもそもナンパ目的な点とお参りを邪魔された点にとても腹が立ってきました。 その後、無事にお護摩を終え護摩札を受け取りましたが、モヤモヤが消えません。 境内でそのような事(ナンパ)をする方をお寺の方々はどう思っているのか気になり、また嫌な思いをしたお寺は自分には合わないのかと思い相談させていただきました。

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ご先祖の菩提寺を調べたいのですが

自分の先祖の菩提寺が知りたいです。 過去帳で原戸籍以前のご先祖にどんな人がいたのか知ったり、当時何があったかわかる範囲で調べたいと思っております。 今まで、私の祖父は父の顔を見る前に亡くなったと聞かされており父方のご先祖に関する情報はほとんどありませんでした。 父本人も、祖母方の親戚筋ももうおりません。 戸籍の取り寄せで天保年間生まれの曽祖父まで辿れたのですが、それより昔の人のことや歴史上何があったか知るには菩提寺の過去帳を調べて頂いたり口伝で伝わっていることを教えて頂くことだと聞きました。 宗派もわからないのですが、ご先祖の本籍地の周辺のお寺にしらみつぶしにお手紙を書くしかないでしょうか。 現在あるお寺が新しいと意味がないし、逆にお寺がなくなっていることも考えられますよね? アタリをつけるにはどうするのがいちばんよいのでしょうか? ちなみに、途中で分家の際に苗字が変わっているものの、いちばん古い戸籍の戸主の父母の苗字もあり、「ご先祖さまはどこかの村長さんだった」とも聞いた覚えがあるので、過去帳や郷土資料に名前が残っている可能性は大きいと思います。 アドバイスが頂ければ幸いです。

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hasunohaが繋いでくれた幸せの縁

いつもありがとうございます。母の命日にお寺の近くで怪我をし門前の治療院で出会ったご縁、おかげさまで順調です。 その後、異動先でも彼は健気でした。もちろん治療院全体の患者に対する姿勢でもありましょうが、ちょっとした気遣いで人としての器を広げていく仕事環境や切磋琢磨している姿は、とても清々しく素敵でした。 気丈に振る舞いながらも新天地で生まれた弱音をこぼしてくれたこと、カーテンの向こうで波に揉まれている様子、三兄弟の次男らしく、周りに可愛がられながら、彼なりに努力している姿がありました。 帰り際、先輩からビシッと突っ込みがあった時に思わず「すみませんすみません!私の方がウッカリな所があって…」と、異動前にあったエピソード「私が予約を間違えた時に、彼が怒ったこと」や、「山程お客様に頂いた甘栗をそのまま手技療法の治療家に渡すわけにはいかないと、硬い皮をむいて、人数分差し入れた話」をこぼしました。あり過ぎて皮付きのまま渡した分は「僕と〇〇先生で、食べてましたよ」など先輩方には冗談として笑ってもらえたような記憶です。 去年の春まで介護支援記録を書いていたことから、一言一言を記し事実と感情を客観的に振り返る習慣が自分の中に未だにあるのですが、改めて今、彼の言葉の奥にある優しさや気遣い=愛情とその「真逆の言葉との違い」について鮮明になる今日この頃です。 彼が望むものは何だろうか…ずっと考えました。 きっと「自分が尽くせる存在、自分の好意を認めてくれる人」であり、自然と出る優しさ=自分の存在価値を肯定されることで、安心や落ち着き、自信に繋がるのかと思いました。 まだまだ経験を積んでいる段階なので「失敗や弱点などのミスも受けとめてくれる存在」「必要に応じてより良くなるためのアドバイスや、別の視点からヒントをくれる人」が何より有難く映るのかとも…チームそのものが成長したい気持ちに満ちた風土なので、陰からありのままを包み込んで「疲れた時に休ませてくれる存在」がいれば「ひとりでにまた前進していく」そんな風に映りました。そしてそれは、私がかつて施術者として探求、観じていた理想と一致しました。 二人共「精神的な繋がり、思いやり」があればそれぞれが日常の目標・自己実現に向かって頑張れる。そんな絆に恵まれたこと、幸せに結びつくご縁をhasunohaが繋いでくれたことに深謝の限りです。

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周りから「寺社に行くな」と言われた

 いつもお世話になっております。  ここ数週間の間、寺社で立て続けに不審者に遭遇しています。 見つめられる、近寄ってこられる…  私は、色々な寺社で男性信者から性的な前兆事案に遭っています。 「前兆事案」とは、刑事用語で、「犯罪には至らないが、やったら おまわりさんに注意される行為」のことです。  たとえば、見つめる、声掛け、後をつける、触られるなどです。 もっと厳密な意味があるのでしょうが、私の解釈はこのような感じです。  近所のお寺にウォーキングに行っていたのですが、このお寺では 2回ほど不審者に見つめられました。他にも様々な寺社で不審者に 遭っていることをおまわりさんに告げると、 「辛いかもしれないけど、お寺にはもう行かないほうがいい」 と言われてしまいました。  仲良くしているおばあちゃんにも、 「なんであんたは、変な奴が来るってわかってる所に行くんだ。 大馬鹿三太郎のやることだよ」 と言われてしまいました。  結論、「お寺好きの友達と予定を合わせて一緒に行く」という ことになりましたが、友達は医療系専門学校に通っていて、多忙です。  おばあちゃんは、 「なんとか就職できれば」 と言ってくれたのですが、 「まだ先生から、訓練すら段階的にレベルを上げて、という話で、 就職なんてまだ先」 と言われたことを伝えました。  悪しき野心を抱いたケダモノたちのせいでお参りが できなくなってしまうのは、悲しいし悔しいです。  しかし、うちには浄土宗の仏壇があるので、それを大事にして いればいいのでしょうか。でも、私は寺社のあの雰囲気が好きです。  行けなくなるのは、本当に悔しいです。

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お寺の跡継ぎについて

田舎にあるお寺の娘です。 現在、父が住職をしていますが、現在跡継ぎ問題に直面しています。 うちは三姉妹で、両親は、いままでも私たち姉妹に寺を継ぐよう強く言ったことはなく、今回、両親が高齢になってきていることもあり、このタイミングでと思い、私から今後のお寺について相談?した際にも、「わたしたちが幸せになるのが一番だから」と、寺を閉じることも視野に入れて考えているようです。ですが、やはり話をしていると祖父母や代々寺を守ってきたご先祖様に申し訳ない、悲しいという気持ちも汲み取れます。お寺を閉じるという選択は、私にとっても心苦しいものでもあります。ですが、自分自身が出家して尼僧になり、後を継ぐという覚悟も決まっているわけではありません。。 ちなみに次女は結婚して家を出ており、長女は何度かお見合いもしましたがいままでは良いご縁がありませんでした。わたしは現在、一般の方と5年ほどお付き合いしており結婚も視野に入れていますが、私以外に望みがなく、私がお寺の後継者の方とご縁があれば、お別れすることも考えています。 現在の選択肢としては、 1.姉妹の誰かがうちのお寺を継いでくれるどなたかと結婚する 2.姉妹の誰かが出家し継ぐ 3.お寺を終う 上記のいずれかなのかと思います。 跡継ぎ紹介システムなど、検索してみましたが、よくわからず。。 また、父が言うにはうちのお寺は過疎地域にあり、経済的にもここを継ぎたいという人を見つけるのは難しいだろうと。。 確かにお寺だけでは収入は十分ではなく両親は他の仕事もしています。しかしお寺自体は歴史もあり、このまま閉じてしまうのは悲しいです。今後お寺を続けていくにしても、なにかお寺自体も盛り上げていく新しいやり方が必要なのかなと思います。 似たような境遇の方のお話や、跡継ぎ問題、過疎地域にあるお寺の存続問題など関してなにかアドバイスのある方がいらっしゃれば、お答えいただけると幸いです。よろしくお願いいたします。

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所属寺院は…

はじめまして、よろしくお願いします。 ある別院さんの納骨堂でお世話になっています。 今回、使用者名義の母が病気になりいろいろな事が難しくなったので、使用承継のお願いをしました。 書類と説明をしていただいたのですが、その際“所属寺の証明欄に必ずご記入いただく様お願いします”と言われました。 私は幼い頃からこちらの別院さんしかお参りしていないので、他にはない事や今は県外に住んでいる事を伝えると“決まりですので、どこか探してもらえませんか”と言われるばかりでした。 母が手続きをした時はどうしたのかと書類を確認していただいた所、“お母様も同じ様に言われたようで、その時特別に承諾したようですね。ですが今回は決まりですのでお願いします。こちらのお寺の名前を出してもらえばわかってらっしゃるので大体のお寺で記入してもらえるので。”と言われました。 今住んでいる県のお寺さんで探してみたのですが、夫の転勤が多く、居住地が定まらないのでご記入いただけませんでした。 書類と説明をしていただいたお寺さんの“うちのお寺の名前を…”の言葉を信じて、そのお寺さんもある県でも問い合わせしたのですが、“何日か行事に通っていただかないと記入する事は難しいですね”と言われてしました。 私がお願いにうかがうお寺さん選びが悪いのでしょうか。本当に困り果てています。 どうすれば書類に記入していただけるのでしょうか。 どうかお教えいただけませんでしょうか。 よろしくお願いします。

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檀家でない者が法要をお願いするのは

実家は真宗大谷派、私自身は現在実家から新幹線の距離の街に住んでおります。 父の死後、母と兄の私や家族に対する態度の豹変、虚言による中傷の為実家とは絶縁しています。 今年の夏、亡父の七回忌ですが、今住んでいる街で自分達だけの法要をしたいと思っております。ここ1年ほど近所の日蓮宗のお寺で写経会や行事に参加しており、事情を話しましたらご住職より快諾頂きました。 地方も宗派も違うので法要のお布施の額も全く分からず、街の仏具店で尋ねましたら、そもそも檀家でもないのに法要を行うのはその寺の檀家さんからすると義務を果たさず美味しいとこ取りともいえる、かなり図々しいことなのでお布施はこの程度はするべき、と実家の菩提寺の法要のお布施の2.5倍ほどの額を提示されました。そこまでは厳しいので多少躊躇しています。 お寺の写経会は本当にいいの?というくらいお金がかからないし、誘われるまま行事にも参加していましたが、やはり檀家さんからすると余所者がお寺を利用しているという認識もありかな、と思っております。 また、宗派も違うのに法要をお願いするのは常識外れなのではと今になって悶々としています。 住職さんは快く受けてくださいましたが、なら一層お布施くらいは高額納めるべきなのか? そして檀家でもない者が気軽にお寺を利用して良いものか。 助言くだされば有り難く存じます。

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温かい気持ちになるお坊さん説法まとめ