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不成就日と予定帝王切開の日について

回答数回答 2
有り難し有り難し 14

初めまして。

現在、第二子妊娠中で、来月4月に予定帝王切開で出産予定です。

当初、医師から告げられた帝王切開の予定日は、4月9日でした。
私は開運日を気にする性格なので、その日にちを調べてみると、不成就日とありました。

不成就日は何事も成就しない日なので、自然分娩でない限り、我が子の出産日が決められるなら...と、医師にこの日は家族の都合が悪いと言い、オペ日を4月9日以降の日に変更して頂きました。

しかし、最近お腹の張りが頻繁にあり、1人目の子のときに帝王切開で出産したため、看護師さんからは2人目からはリスクが高くなり、陣痛が来たらすぐに緊急帝王切開になりますと言われ、やはり医師に言われた当初のオペ予定日にしたほうが良かったのかも...と思うようになってしまいました。

今からでも変更できるなら医師に相談するのですが、ただ不成就日ということだけが引っかかっています。

どうかご回答をよろしくお願い致します。


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お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

不成就日を信じているんですね。

それなら仕方ありません。
信仰上の理由で
不成就日には絶対手術しないでほしいと
お医者様にお願いするだけです。

なお
仏教では基本は
日の善し悪しは気にしません。
大安に亡くなる人もあれば
仏滅に生まれる人もいます。

ちなみに4月8日はお釈迦様の誕生日です。
手術日を早めるのは無理なのでしょうか?

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おきもち

和田隆恩
 浄土真宗(大谷派)/広島県広島市/17世住職。  1967年京都市生ま...
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一つの問題に執着せずに、視野を広げて見ませんか?

初めまして、お早う御座います。

私たちの命は、とても多くと繋がっています。ご先祖様や父母の願いや想い、そして幾度となく困難を乗り越えて来た証でもあるのです。

今は、帝王切開などにより生まれる日を決められますが、本来は自然の法則として選ぶことが出来ませんでした。お母様の身体、赤ちゃんのタイミング・・それぞれの絶妙な目には見えないものがあり、そして様々な奇跡が重なってこの世に生を受けることが出来るのです。

人間は、煩悩や欲我に我というものに捕らわれてしまったり、奪われやすいです。様々な要因によって、奇跡の瞬間が訪れるのです。思考や視野を広げて見ませんか?

産まれてきてくれる命を、純粋に感謝をして頂きたいです。順風満帆な人生から絶望に嘆き苦しんだ中で、多くを学び気づきを与えて頂けました。そこから得た一つが、人生も運命も自分自身も・・いくらでも変えられる事でした。占いなどはあくまでも参考です。それらに左右されたりするよりも素直に生まれて来る事に感謝をされて、たった一度の与えて頂けた人生。主人公として歩むのも、描くのも自分自身なのです。産まれて、それぞれが自由に人生と言う冒険旅行を描いて、主人公を演じて・・辿り着く場所があるのです。違うのはそれぞれの歩んだストーリーなのです。

生まれて来る命。ご先祖様や旦那さまやあなたの想いや願い、生きてきた証なのです。一人ひとりがそれぞれに与えられた事があり、生きるのには意味があります。それらは此方が無理に求めなくてもその答えは自ずと現れるのです。

無事にご出産をされて、新たな人生と言う冒険旅行をご家族皆さまで仕合せに歩めますように、お祈り致しております。

合掌

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永寛
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質問者からのお礼

ありがとうございました。

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