葬儀を行わなかった場合四十九日は?
こんにちは。
先月、祖母が亡くなりました。
コロナの懸念から葬儀は行わず、火葬のみでした。
本来ですと4月23日が四十九日となりますが、葬儀を行なっていない場合、また、コロナの不安なども踏まえて、今回どう過ごすべきか悩んでいます。
以下は私の勝手な胸の内なので読まなくても大丈夫ですが、どこかに吐き出したくて、書かせて頂きます。
祖母(母方の祖母)は心不全でした。
2月上旬から入院し、2月までは意識もあり、面会もできましたが、3月に入り、昏睡状態となり、でも、コロナの感染予防のため親族ですら面会謝絶。
叔父が病院側と揉めた挙句、昏睡状態の祖母を無理やり家へ連れて帰り、3日後に亡くなりました。
せめてその日のうちに顔だけでも見に行きたかったのですが、「兄弟で話すことがあるから今日は遠慮して。葬儀が決まったら連絡するから」
と言われ大人しく待ちましたが、
翌日の土曜日、知らない間に火葬を済ませてしまったようで、私は見送ることも出来ませんでした。
同じ都内にいながら、祖母に最期のお別れもできず、コロナが憎いです。
平穏な日常が戻ってくる日は来るのでしょうか。
それまで、心をどう保てば良いのでしょう。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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これからでも仏事は出来ます
初めまして、こんにちは。
先ずはお悔やみ申し上げます。お悲しみでしょう。
私は浄土真宗なので、その立場で書きます。
お葬儀という、死を受け入れる儀式であり、亡き人を極楽浄土へ見送る儀式を経ることが出来なくて残念でしょう。そのお気持ちをお察しします。また、コロナの影響でお顔を見ることが出来なかったことも心残りでしょう。
「知らない間に火葬を済ませてしまった」という経緯ははっきりしませんが、49日をお勤めする方法はあります。お付き合いのご寺院はありますか。また、火葬にしてもお葬儀屋さんを経たのでしょうから、そこに紹介してもらうという手もあります。
ご寺院や宗旨によってやり方は違うと思うので、どうぞ属しておられるご宗旨に沿ってご寺院と相談しながらこれから仏事をお勤めください。
ご参考になれば
平穏な日常が戻ってくる日は必ず来ます。
諸事情があったのでしょうが
何も知らされなかったのは悔しいし
その悲しみの置き場がないですね。
満中陰忌明(49日)まで
七日毎のお参りがあります。
あなたの場合は毎週金曜日です。
御骨にお参りできないなら
西の方角に向いて合掌し
おばあさまを想ってください。
相談に応じます
法要、葬儀の形式はあくまでも世界が平穏な時に限ります。だいたい、今の日本の仏教が取り入れられた経緯は世の中が混乱していて、何とか鎮めるためなのです。
その時の僧侶は皆様を癒すために創意工夫したに違いありません。ですからあなたが困っていれば相談に乗り、工夫して法要をするはずです。あなたに寄り添えない僧侶なら、関係を見直した方が良い。もういい加減に檀家とか護持会とか言ってないで、どんな僧侶なら任せられるか自分で選んで下さい。
そうすることであなたのモヤモヤも少しは晴れるでしょう。