産む気持ちは固まったけど
過去の事はプロフィールに書いてありますが
妊娠をしました。医師、家族、保健師から反対されております。
産みたいとおもいますが、医師からは
「無責任な。子供を産むなら皆大学まで行かせる覚悟で産まないといけない、中絶費用は高額になるが、中絶をしなさい」
と言われました。
母子手帳も交付しにいきましたが、
保健師から「母子手帳交付はもっと考えてからにした方が良い」と言われました。
父親になる男性からは養育費は払えないけど、認知はすると。
やはり中絶するしかないのでしょうか?
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
気持ちはわかりますが
これまでのご相談、プロフィールを拝読しました。
産みたいのですね。それはよくわかりました。
しかし、育てられるのでしょうか?
どうして人は子を産み育てるのか。
それは、元々は何か理由付けする以前の本能的で自然な願いではあるのでしょうが、人間が社会生活を営む存在であるからには、やはりある程度求められる部分も出てくるでしょう。
あなたの周りのあなたを知る人が反対するというのはそういうことなのだと思います。
子は親の人生をどうにかするための手段ではない、子の人生を子が全うできるように環境をととのえるのが親の愛なのでしょう。
とりあえず産んで、無理であれば児童相談所等を通じて里子に出したり、施設に入れたり、養子に出したらそれはそれとして育っていくのでしょう。
私は里親経験もありますから色んな状況についてある程度はわかります。そのどんな状況であれ、子どもたちは親を求めています。安定して自分を愛してくれる存在を。
あなたは今その親になれますか?今既にいる子どもたちの親になっていますか?
おそらく自分でも難しいことは分かっているはずだと思うのです。それなのに受け入れがたいのはきっとその相手の男性への思いがあるからではないでしょうか?
でもあなたは本当にその相手の全てを知っているのか。相手との関係や、相手への自分の思いをつなぎとめるために産もうとするのであれば、それはよろしくはないでしょう。
これまでのあなたのお話しをお聞かせいただくと、産んでも産まなくても精神的ショックの影響は大きいと思います。あなた一人でその影響を抱えきれないのであれば、周りのサポートを受けられる判断をするのが賢明な判断だと思います。
しかし、これはあなたと相手の問題。
現実からこうするしかないという決断に至るとしても、そう「決断させられた」というのでなく「私たちがこう決断した」と主体性を持てるようにすることが大切です。
もうあまり時間もないように思います。勇気を出して主体的に決断しましょう。
尊い命ですから
拝読させて頂きました。
あなたがその新しく生まれた命を産みたいのであるならば先ず児童相談所等にもご相談なさって下さいね、そしてその子を里親さんに育ててもらいたいと思っているならば民間やNPO法人でも里親紹介なさって橋渡ししていらっしゃる方々にも相談なさってみて下さいね。そして自治体の生活相談窓口にもご相談なさって頂き支援を受けて下さいね。
あなたの命もお気持ちも尊いですし、あなたのお子さんたちも尊いです、そして新たに生まれた命も尊いですからね。
あなたが無事にご出産もなさり、赤ちゃんも元気に生まれてきて、お子さんたちもお健やかに成長なさって元気に生き抜いて下さいますようにと心から祈っております。