過去の罪、罪悪感を感じ苦しい。
現在、産休中。
20代よりアパレル会社で勤務。
7、8年前、私が店舗責任者だったころ、お店の洋服を数点、自分の所有物にしてしまいました。
その頃は低い給料でこんなに頑張っているのだから、これくらい貰ってもいいだろう、という身勝手な気持ちで盗ってしまいました。何を盗ったかもうる覚えなほど、軽率でした。
それから月日は経ち真面目に働き、会社からは信用評価して頂いておりました。
その店は六年くらい前になくなりました。
もう忘れかけていたのですが、第二子産休にはいり、突然思い出し、なぜそんなことをしたんだろう?横領罪で犯罪者である自分が恥ずかしく信じられなく、心が張り裂けそうです。
こんなに評価して貰っていたのに、会社に申し訳ない思い、人として道理を外した行為が許せず、毎日毎日苦悶しています。
こんな自分が母親で生きてていい?
あの頃に戻れたら、、と。。
今更こんなことを当時の会社に謝れず、どうこの気持ちを新たな方向に向けて良いか、、、
今後二度と繰り返さない、家族や人の為に生きよう!それが恩返しであり懺悔だ、と思ってはいるのですが、心が納得してくれないです。
何をするにもそれが頭から離れなくなり、どうしようもない不安でいっぱいです。
アドバイスよろしくお願い致します。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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刑法上の罪と仏教の罪
刑法上は確かに業務上横領ですね。ただ、その会社はなくなっているそうなので、被害者がもう存在しません。また業務上横領の時効は7年なので時効が成立している可能性が高いです。しかし、トラウマとして残ってしまっているのですね。仏教的には不偸盗戒を破ってしまったということでしょうか。不偸盗戒とは盗んではいけないという戒めのことです。破戒をしてしまったら、懴悔(ざんげ)することです。懺悔文を仏前で唱えましょう。
我昔所造諸悪業(がしゃくしょぞうしょあくごう)
皆由無始貪瞋癡(かいゆうむしとんじんち)
従身語意之所生(じゅうしんごいししょしょう)[2]
一切我今皆懺悔(いっさいがこんかいさんげ)
我れ昔(むかし)より造る所のもろもろの悪業(あくごう)は
皆無始(むし)の貪瞋癡(とんじんち)に由(よ)る、
身語意(しんごい)より生ずる所なり、
一切我今(いっさいわれいま)、みな懺悔(さんげ)したてまつる
私が昔から作ってきた色々な悪い業は、
遠い過去から積み上げてきた、貪瞋癡すなわち三毒によるものです。
それは、体で行った・話した・思ったという三業から生まれたのです。
私は今、それら全てを懺悔します。
質問者からのお礼
井澤様
返信遅くなり申し訳ございません。
懺悔文ありがとうございます。
してしまった事は消すことができませんが、この後悔と苦しさを忘れずに日々懺悔し、精進して参ります。
またアドバイスよろしくお願いします。