親不孝、親への罪を抱えてどう生きるか
あと数年で還暦を迎えます。両親に誰よりも何よりも大切に育ててもらったにも拘らず、親孝行しませんでした。遠い海外に住んで滅多に会わず、会った時も優しくせず酷いこと、意地悪、口答え、酷いことばかり親にしてしまいました。
ここ数年で両親を亡くして初めて、自分が親に対してどんな酷いことをしたか、最低の人間だと気がつき後悔の思いで押しつぶされそうです。
しかし、自分はこんな苦しい思いを何十年と親にさせていたのだから、耐えて、それ以上に懺悔し償っていかねばならないとも思えています。
結婚していなければ出家したいと思うのですが、自分のことで今度は配偶者を不幸にするのも非常に自分勝手だと思います。
今の自分にできることで、仏教の信仰ではどう両親の菩提を弔っていくのが最大の懺悔、供養なのかアドバイスをお願い致します。
お坊さんからの回答 1件
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ご質問ありがとうございます。
親というのは子供の笑顔がなによりも喜ばしいのです。
あなたのご両親も同じと思います。今はあの世、浄土(あるいは天国)からあなたのことを見守っています。あなたが笑顔ならご両親も笑顔になるでしょう。
ですからご両親の冥福を祈りながら、あなた自身が笑顔でいられるように生きていくことが一番の供養になると思いますよ。
質問者からのお礼
聖章様 有難いお言葉をありがとうございます。少しでも親があの世から私を見て安心してくれるように、そして少しでも 反省して頑張ってるなと思ってもらえるように生きたいと思うのですが。。。
反面、笑顔で(何事もなかったかのようにニコニコ、だとか幸せで)生きていくことだけで、人間として、それも親に対してしたことを許されるのだろうかと思ってしまうこともあります。
そういう居ても立っても居られない思いは(時代劇が好きなので申し訳ありませんが、昔の人は)御百度参りなどをしたのだろうと思うので。。。毎日お経を唱えるなどもっと信仰心を持って菩提を弔っていきたいと思います。
ありがとうございます。