過去の過ちについて回答受付中
以前こちらで質問させて頂き、心が軽くなり感謝しております。
再度過去の過ちについてご相談させて下さい。
小学生の頃(低学年から高学年にかけて)近所の同世代の子と一緒に万引きをしてしまいました。
当時流行っていたもの(数百円から1000円程)やお菓子等複数点です。
後から怖くなり、お金を払ったり袋がない状態で棚に戻したりもしました。
今はその店舗は違うお店へと変わってしまい、当時万引きしてしまった店舗は存在しません
当時から今まで親にも警察にもお店にも話をしていません
社会人になった今販売職をしているため、値段はもちろん、作られた方々の気持ちを含め万引きの被害は相当なものだと身に染みて実感しております。
ただ謝罪する事も出来ず、今まで生きてきてしまいました。
今は当時の年齢に近い姪甥がいます。
彼らの学校でも万引き等の事件が起きており、警察沙汰になっていたり、親にバレて警察に連れていかれていたりしています。
でもそんな過去を持つ私が彼らに話しても説得をしても意味がないと思ってしまい、再び罪悪感に押し潰されております。
20年以上経ってしまっていますが、警察に行った方が良いのか、こんな私が生きていて幸せになって良いのか…
ご助言をお願いします
お坊さんからの回答 3件
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
生き方の中で悔い改めていき、納得をしてこそ、幸せを実感できる
幸せは、自分で実感してこそです。
ですが、自分の罪で自分が苦しめられているのですよね。過去の過ちに、他人が許すも、許さないも決められないこと。結局は、自分がこれからの生き方の中で悔い改めていき、納得をしてこそ、幸せを実感できるのではないでしょうか。
過ちを抱えて生きる — 許しと悔い改めの道
まず、お話してくださった勇気を讃えます。子どもの頃の過ちを今なお苦に思う心は、あなたの誠実さの証です。仏教的に言えば「過去は変えられないが、今の行いで報いは和らげられる」と教えられます。
具体的にできることをいくつか挙げます。
内的な認識:当時の自分を責め続けるのではなく、「してしまった事実を認める」ことをまず丁寧に行う。日記や手紙に書き出すと心が整理されます。
実質的な償い:当時の被害額に相当する金額を地域の福祉団体や子ども支援のNPOに寄付する。店が無いなら困っている「被害側」に向けた善行を選んでください。
言葉によるけじめ:もし可能で誠実に謝罪できる相手(関係者や家族)がいれば短い手紙で気持ちを伝える。無理なら僧侶や信頼できる人に対話して心を軽くする。
行いを通す救い:継続的な善行や地域奉仕、姪甥への正直で思いやりある教育は、過去を乗り越える最も力強い道です。
「こんな私が幸せになって良いのか」という問いに仏は「力尽くして改め、他を利するならばこそ救われる」と答えます。過ちを隠すためでなく、悔いを実りに変える行いを続けてください。少しずつ心は晴れていきます。私もあなたの歩みを応援します。
合掌
あなた自身心から懺悔しましょう
拝読させて頂きました。
あなたが過去に犯した罪を深く後悔して罪悪感にさいなまれているのですね。詳細なあなたや周りの方々のことはわからないですが、あなたのそのお気持ちを心よりお察しします。
あなたがそう思うのであれば、あなたがなさったことを心から仏様や神様やご先祖様に手を合わせて告白なさり心から反省し懺悔しましょう、そして心の中で仏様や神様やご先祖様そしてあなたが被害を与えてしまった方々へ心から謝罪しましょう。そして二度と同じようなあやまちを犯さないようにと仏様や神様やご先祖様にお誓いなさって下さい。
仏様や神様やご先祖様はあなたの思いを全て優しく受け止めて下さいます、あなたを受け入れお許しなさって下さいます。あなたを善き方へとお導きなさって下さいます。
あなたの姪・甥さんでしょうか、もしそのようなあやまちを犯しているお子さん達がいらっしゃった心からあなたの思いをお伝えなさって下さいね。直ぐにわかった下さるかどうかはわからないですが、あやまちを犯さないようにとお伝えなさって下さいね。
また保護者や学校や地域社会でお子さん達を見守り、あやまちを犯さないように皆さんで教育していきましょう。
あなたがこれからの未来をあやまちを犯さず、善き考えや言葉や行いを日々心掛け、皆さんと助け合いお互いを思いやり健やかに毎日を生きることできますように、多くのお子さん達があやまちを犯さないように皆さんと一緒に見守り多くのお子さん達が健やかにご成長なさっていきますように切に仏様や神様や皆さんのご先祖様にお祈りさせて頂きます。
そしてあなたやお子さん達を心より応援させて頂きます。至心合掌
質問者からのお礼
本当にありがとうございます。
お返事を読んでいて涙が止まらず、心から反省し日々の行いを改め、姪甥にも恥じぬように…
また悔いを実りにできるよう、日々過ごしていきます。
この度はお返事頂きありがとうございました