回答 2
有り難し 11創作、表現についてです。
私は小説、詩、歌詞を書いたりする学校に通っています。
でも、昔は書けたはずなのに、ここまでじゃなかったのにと思うことが増えました。
表現の仕方や語彙などはこれからも勉強することですが、私が考えることはもう既に他の誰かがやったことではないか、と考えるようになりました。
簡単に言うと、オリジナルではなくやっている事がほとんど新しいことではない感じです。
私が書く意味とは、何を伝えたいのかを考えていたら、本が読めなくなりました。小説も書きたくないし、詩ってなんだっけ、歌詞が浮かばないといった状況になりました。
他の人の表現にはオリジナル性があるのに、私はいつまでも誰かの二番煎じでしかないんだと劣等感に苛まれます。
他と違う表現、被らない言葉、私だけの価値は、と堂々巡りの毎日です。
お坊さんからの回答 2件
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
ご質問ありがとうございます。
私は創作などには詳しくないので適した回答では無いと思いますが個人的に思ったことを書かせていただきます。
例えばあなたの目の前に飢えた人がいて、あなたがパンと水を持っているとします。
あなたは「このパンは私が作った物ではなく他人からもらった物だから私のオリジナルじゃないから、この水はコンビニで買った物で私が自分で川で汲んだ私のオリジナルの水じゃないから、あなたに差し上げることはできません。」と言うでしょうか。
飢えた人はオリジナルであろうとなかろうとあなたが持っているパンと水で救うことができるのではないでしょうか。
他人と比べる必要はありませんし二番煎じでも何番煎じでも構いません。この世界のどこかであなたの言葉を必要としている人に精一杯の心を込めて届けることが大切ではないでしょうか。
なお、何かスポーツなり趣味なり仕事なりしていると何処かの段階でスランプに陥ることがあります。でもそこで投げ出したりせずに継続して努力することが大切ですよ。表向きには結果は出ないかもしれませんが努力を続けた分はしっかり自分の中に蓄積されていて、なにかのきっかけでそれが表にも出てくるようになりますからね。
拝読させて頂きました。
オリジナルとはあなた自身の感じ方や表現だと思いますよ。それはもしかしたら誰かが先に手法はやっているかもしれませんけれどもあなたなりの感じ方や表現の仕方があなたのオリジナルです。
それにはいろんなものを実際に見て聞いて肌で感じてみて下さい。そばにいるだけでも震えのくるような感動があるものをあなた自身の五感や第六感で感じて下さいね。その中であなたにとって本当に感動できるものに巡り会うでしょうし、そこからあなたなりに受け止めることができるはずです。それには時間もかかると思いますからあわてないでじっくりと体験なさって下さいね。
おススメはやはり自然の中に身を置いてみることも大きな感動を呼び起こすことになるでしょうし、海外でも実際に見る生の様々な人々の生きざまをそばで見ることや一緒に体験してみることも本当に大切です。
いかに自分がちっぽけであるかがわかればいかに多くの感動的なものごとがあるかもわかります。そこから起点となってあなたが変わっていくのです。
そしてあなたの内面から様々な影響を受けて表現がされていくのです。
それを他者が見るとまた変わって見えてくるでしょうからあなたなりのオリジナルな表現になってきます。
まだまだ先は長いです、小さなところで閉じこもらずに世界を広げていきましょう。
コロナウイルス感染症が落ち着いてからですが、
参考までですがもしも機会があればスペインのバルセロナの建築家ガウディのサグラダファミリア教会を目の前で見て下さい、或いはネパールに行ってトレッキングしながらヒマラヤ山脈を実際にみて下さい。それ以外にも沢山あります。例えば高野山に登ってみて下さい。
その時点からあなたは恐らく変わっています、新しい感動と表現がふつふつと心の中や頭の中や身体全体から湧いてくると思います。
あなたがこれから本当に素晴らしいものに出会いながらあなたの中で受け止めてあなたらしい表現へと変わっていかれます様切に祈っています。そしてあなたをこころから応援しています。
