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死んだら心は無くなりますか?

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有り難し有り難し 20

良く、病気で死ぬのではなく、寿命で死ぬのだと教えて下さる方がいらっしゃるのですが、本当なのでしょうか?
そして、死んだら身体はもちろん、心も無くなってしまうのでしょうか?
私と言う存在は死の瞬間に無になってしまうのですか?
どこに行ってしまうのですか?
先に亡くなった方々に会えると信じていましたが、死んだら空気に舞うチリと同じになるのでしょうか?
そして、人間にまた、生まれ変わる事はあるのでしょうか?
私は精神障害を持っているので、支離滅裂ですみません。
よろしくお願いします。


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

永遠にあります

拝読させて頂きました。
私達の身体は自然界の一部です。ですから私の身体もあなたの身体も誰の身体もそれぞれ期限があって時間ごとに常に変化し続けています。そして必ず天寿があるのです。それは誰しも与えられています。環境や諸条件によってさまざまに違いますがありますが寿命はくるのです。
つまりは私の身体もあなたの身体も誰の身体も全て自分のもののようであっても自分のものではありません。全てが与えられたものです。
それは身体だけではなくて今の環境やお金や地位や名誉も全てが与えられた借りものであるということです。

そして私やあなたも全てのものが天寿を全うしてこころは仏様に導かれていくのです。そしてその後も生き続けるのです。仏様のもとで親しい方々やご先祖様に迎えられてこころから安心することができ、皆さんと一緒に仲良くこころは円満になるのです。つまりなんの苦しみも不安もなくありのまま受け入れて成仏することができます。
ですから今私達はあくまで仮の姿なのです。その中で無数のご縁に結ばれて存在して生きています。
たとえその天寿を全うしてもそのご縁はつながっていますし、亡くなった後もいつも大切な方を見守り続けることができますし、陰ひなたとなり寄り添い支えることはできるのです。

あなたは今でもお父様とのご縁、沢山の方々とのご縁の中で生きています。それは永遠に続くご縁なのです。どうかこれからもそのご縁を大切になさりあなたに与えられた身体や人生を皆さんと一緒に生き抜いて下さいね。
あなたがこれからもお父様やご家族の皆さんや様々な方々とのご縁を大切になさり、与えられた生命や身体も大切になさり皆さんと仲良く幸せに生き抜いていかれます様こころから祈っています。

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有り難し
おきもち

Kousyo Kuuyo Azuma
脱サラして10年が経ちました。栃木県佐野市の一向寺に勤めています。(佐野ラ...
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質問者からのお礼

お返事ありがとうございました。
心も無くならない、先に亡くなった方々にも会えると分かって安心しました。
おじいちゃんやおばあちゃんやおばさんにも会えるのですね。
ずっとずっと疑問に思ってきた事なので、お聞き出来て良かったです。
ありがとうございました。

「死後の世界・死んだらどうなる」問答一覧

虫の知らせ

こんにちは、お世話になっております。 今回は私が過去に経験した不思議な体験について、お坊様方から見るとどのように感じるのか知りたく、投稿させていただきます。 1年ほど前の話となります。 私の家には父方の祖父母が買ってくれた、鮮やかな森の中を夫婦が寄り添って歩いている素敵な絵が飾ってあります。 ある日の夜、その絵が気になってみたところ、何となく男性が薄く見えました。 元よりほんの少し霊感のようなものがある私は、そのことを母に伝えようか迷ったのですが、気のせい。 気にし過ぎだと思ってその日は寝てしまいました。 ところが次の日、父に大事な話があると言われ聞いてみると、昨日の夜祖父が家で倒れ救急車で運ばれたとの事でした。 病院での検査の結果、祖父はガンにかかっていました。 前日の夜、夫婦の絵に違和感を感じたのは虫の知らせのようなものだったのでしょうか。 ちなみにその後祖父は約1年の闘病の末亡くなりました。 その間に一緒に散歩したり、旅行したりと沢山思い出を作ることが出来ました。 偶然と言われてしまえば、それまでではありますがこのような虫の知らせというものは、本当にあるのでしょうか。 よろしくお願いいたします。

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死について考えすぎる

昔から死や、明確でない死後の世界に対する恐怖心、不安感に襲われ日常生活でも情緒不安定な生活を度々してきました。 最近昔よりも少し大人になったためもっと複雑に考えてしまい苦しくなっています。 また私は小さな命を3度産む選択が出来なかった時があり 自分自身軽率な行動を取ってしまったために命を産むことが出来なかった。 その命は幸せに過ごして欲しい。 今一緒にいる3人の子ども達も幸せに過ごして欲しい。 死についての恐怖を抱いたまま大人になってほしくない。 でも私は死んだ後も地獄にいって苦しむかもしれない。 でも苦しいのや痛いのは嫌だ。と考えてしまいます。 今とても幸せなんだと感じながら生活しながらそれよりも死に対する恐怖心、不安感の方が強く楽しく日常生活を送ることが難しいです。 来世も人間になりたいと欲がありながら そんなことじゃ生まれ変われないかもしれないと思ってしまったりして 心が苦しいです。 この先死について考えることは無くならないと思いますが 今生きているこの瞬間をどうやったら恐怖心よりも楽しく幸せに過ごせるか、前向きに生きていくためにどうしたらいいか教えていただきたいです。

有り難し有り難し 2
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温かい気持ちになるお坊さん説法まとめ