後悔・不安を抱えてもしかたないのに消えない
現在3ヶ月の女の子がいる母親です。
結婚と同時に新築の家を買いました。
その購入を後悔してます。
家自体はとても素敵です。不満はありません。
立地に後悔しています。
市の中心部から離れ、中心部の旦那の職場には1時間10分ほどかかります。
現在宅地開発が進んでいるものの、駅までは徒歩20分で、周りにはなにもありません。
小学校までは徒歩40分、中学校は徒歩1時間(自転車可)
車必須の土地です。
私の実家が中心部の方にありますが、車で1時間ほど。
実家は駅にも近く、周りにはさまざまなお店があります。
後悔するようになったのは、子供が生まれてからです。
育児は思った以上に大変で、実家の近くに家があれば…、旦那が早く帰ってこれば…、と思ってしまいます。
不便な土地ゆえに子供が習い事をしたいといったとき、子供が市の中心部に遊びにいきたいといたろき、学校の行き帰り、それが不便なことが子供にとって可愛そうと思ってしまいます。
また、両親になにかあったときに少し遠いのが懸念であること。
そうはいっても家の周りは環境がよく、静かで、家も大きいので子供が泣いてものびのびとさせてあげられるし、宅地開発しているところなので、同じ年代の人とその子供が多く安心感があること。
車で10分もいけば、さまざまな店があり不便はしないこと。
どこで家を買っても、なにかしら悩みや後悔が付きまとうこと。
私は恵まれており、これ以上に苦しい人たちはいっぱいいること。
けれども。
今の家を決めたときに、上記のような不安があったが、旦那さんが強く希望をしたため、了承したこと。
つまりは、自分は買う前から後悔を予想できたのに、回避できなかったこと。
子供がうまれてから買えばいいというように説得できなかったこと。
購入が回避できたはずなのに、それができなかった。
頭でも分かっているんです。
悩み後悔しても仕方ないこと。
今の環境、旦那さんや、子供がいてくれることに感謝して、生きていくことが大事なこと。
悩みや後悔などせずに、子供の成長を楽しんだほうがいいこと。
過去と他人はかえられないけど、未来と自分はかえられること。
けど。
悩んでしまうんです。
後悔してしまうんです。
したくないのに。
この弱い心に、渇を入れてください。
後悔、不安を常に感じてしまう。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
良くお分かりだからこそ…
こんにちは。釜田隆介と申します。
毎日、育児ご苦労様です。やはり、1人の人間を育てるって事は大変ですよね!私自身も現在、一歳児の育児に勤しむ日々を送っておりますので育児が思っていたより大変なんだなぁって思われる、もぐもぐ様のお気持ち良くわかります。現在のお住まいの事でお悩みの様ですが、概ね一時間程度の移動で済み、同年代の方や、同年代のお子様も近くに住んでいらっしゃって、周りも静かで子供がのびのび成長できる環境である、とても良い条件で恵まれてる様に思えますが…。
問題は先々のことですよね。
もぐもぐ様は先々の子供の成長に伴い生じる不安や、ご両親の老後に関する心配事などがあるため、自分では「今の環境や、夫やお子様がいるということ、今生きてる事、今の幸せに感謝しなくてはいけないということ。」を頭では十分、分かっていらっしゃる様ですが、それら目の前のことに気持ちが向かっていないように感じます。どれだけ先々への不安や心配事をしてみた所で、所詮それは、もぐもぐ様の頭にこしらえた妄想に他なりません。考えれば考えるほど不安は広がるのは当然。起こりもしてない先のことを考えるのは不要ですし、時間が勿体ないです。早く止めるべきです。もし不安、心配事が頭に沸いてきたら、その妄想を頭の中に停滞させず、極力触れず、「あ~何か不安な事や心配事が流れてきたなぁ~、あ~流れていった。」といった具合に川の流れを見ているかの如く流しましょう。ほったらかしにしておけば頭の中の妄想は自然と消滅したりするものです。先々の事は、その時、その時で解決すればいいんです。又、もぐもぐ様の今の家を買ったことに対する後悔も、もぐもぐ様のおっしゃる通り過去を悔やんでも過去は変えられません。禅の世界では過去は過去、現在は現在、未来は未来、それぞれが単独に存在してると考えます。ですから、もぐもぐ様がお持ちの後悔してしまう過去は切り捨てるのが懸命かと思います。どうにもならない過去を思い、悩み、後悔する暇があるなら、今を大切にする事。私たち人間は「今」にしか力を発揮出来ないのですから、目の前にある、家族の幸せ、生きてる事に精一杯力を注いで下さい。それが人生を歩むって事です。
釜田 隆介 合掌
質問者からのお礼
力強いお言葉、ありがとうございます。
不安や後悔はまだ感じてしまいますが、釜田さんのお言葉を思い出して、川に流していきたいと思います。
昨日の夜も、寝る前に不安が襲ってきましたが、流せ流せと考えているうちにいつの間にか寝ていました。
今を大切にする。
このことは忘れずに、生きていきたいと思います。