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お骨 仏壇のお守り

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たびたび質問させてもらっています。
独居の母が大腸がんでステージ4 腸にステントを入れていただき、2週間入院しています。このご時世、面会禁止です。退院したら、とりあえず今までお世話になった施設に戻る予定です。お医者様からは、夏迄だろうと言われてます。

お聞きしたいことは、父の仏壇が誰も住んでいない私の実家にあります。
母が亡くなった時に、たちまち実家の方へお骨を置いておいて、四十九日の時に納骨でもよろしいのでしょうか。私の身体の具合があまり良くなく、実家へ行けず家も汚くて草が生え放題です。
誰もいない家に、お骨を置いて良いのかどうなのか、心配です。私の住んでいる今の家は、とても狭いです。
お寺さんにお聞きすればいいのですが、他のお坊さんの御意見もお聞きしたく、投稿させていただきました。
お暇なときにお答えいただけたらありがたいです。
よろしくお願い申し上げます。


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

ご自宅でしっかりと御供養をされていれば問題はないと思います。

今晩は。

様々なご家庭のご事情があります。決してこれだけは忘れないでください。人は亡くなったら終わりではありません。あなたの中に霊魂は入って、命の時間を共に過ごします。例え、御遺骨が離れていても一緒に時を過ごします。大好きだった好物の食べ物や、あなたがお召し上がるお食事をお召し上がりになる前に、お供えをされてから召し上がって、心を込めてご自宅でお仏壇がなくても手を合わせてお祈りされてください。

純粋な想いや願いは必ず届きます。あなたの想いも同じくわかっていただけます。大切な命の時間を、しっかりとご自分らしく共にお過ごしになられて頂きたいです。

お母様が居て、お父様が居て・・あなたが産まれることを待ち遠しく、生まれた日の出来事はあなたは覚えてはいないと思いますが、ご両親はその日の出来事を忘れずに、想いや願いを名前に込めて・・必死に育ててくれたから、過去でもない、未来でもない、この瞬間を生きているのです。

次がれれた命を大切に。

自分を見失う事無く、あなたらしく笑顔で日々をお過ごしください。

合掌

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有り難し
おきもち

永寛
皆様、初めまして。ストレスの多い現代・・お寺とはご葬儀や法事のみではなく、...
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質問者からのお礼

永寛様
いつも私の拙い質問に答えていただきありがとうございます。
もしその時が近日中にきたとしても、私を産んでくれたら両親に日々感謝しながら、実家の方向に向かって手を合わせたいと思います。
あと、両親が寂しがらないように、なるべく実家へ足を運びたいとも思ってます。
本日はありがとうございました。
又、相談にのっていただけたらありがたいです。

「納骨」問答一覧

祖母を火葬しました

先日、祖母が亡くなりました。 火葬場で働く私は、自ら希望して祖母を火葬し、きれいなお骨となって収めることができました。 孫である私に火葬されることについて、親戚や知り合いからは「とても良いことだね、ばあちゃんも喜んでいるよ」、「そこまでしなくても」等、様々な意見がありましたが、お坊さんは身内が身内に火葬されることについて、どうお考えになるかお伺いしたく思います。 祖母については、私が生まれた時からずっと一緒に、一つ屋根の下で暮らしていました。いつも優しく元気で、自分より他人を優先する祖母でした。怒られたことは1度もありません。亡くなる数か月前から入院をしており、私がお見舞いに行った1週間後に亡くなりました。 大変お世話になった祖母を自ら火葬したことについて、後悔はしていませんが、ふとした時に「ばあちゃんは孫に火葬されてどう思ったかな」と考えることがあります。理由は、祖母は認知症が進んでいたこともあり、火葬場で働いていることを私が伝えていなかったからです。認知症は進んでいても、話の受け答えは問題ない時期もありましたので、火葬場で働いていることについて、祖母はどう思ったのか聞いておけばよかったと、今になって少し気になっています。 お手数をおかけしますが、ご回答をいただけると幸いです。

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父の納骨について

昨年、父が80歳で他界しました。 残された母の住む実家から、車で2時間半のところに父の故郷があります。父は長男で2人の姉も嫁いでおり、田舎の家は人手に渡り親族は住んでいません。その田舎に先祖代々のお墓があります。すぐ近くの小さな墓地で町内の方が管理されているようです。 すでに遠方に嫁いでいる私の負担を考えてか、父は生前田舎の墓じまいを考えていましたが、自分のお墓はどうするのか決めかねていたようで、本人の意思は聞けないままでした。結局、母の意向で母方の親族が供養されている都心の大きなお寺の納骨堂へ納骨しました。 月命日に母とそのお寺にお参りに行っていますが、今になって田舎のお墓にも分骨してあげればよかったと後悔しています。物忘れが激しくなり急に頼りなくなってしまった母も、「前にも言ったと思うけど…」と定期的に父のお墓のことで後悔を口にします。 今、私の家には手元供養にと片手の掌に乗るほどの小さな骨壺の中に少しだけ父の遺骨があります。その遺骨を父の田舎のお墓に納めて、墓石に名前を彫ることができないかと今頃になって真剣に悩むようになりました。すでに納骨堂へ納めていること、お骨が少量であることから、納骨式は行わずに石材店に依頼して納骨と彫刻だけお願いできればと考えています。その地域の石材店に電話で問い合わせたところ、最近はお寺さんにお経をお願いしない方もいますよとのことでした。 そのお墓は近くに住む父のいとこが墓守りをして下さっており、私達も毎年お盆にはお参りしています。 自己満足のための非常識な行為にも思えますし、親戚に相談したらどう思われるだろうか…と考える一方で、ほんの少しのお骨でも祖父母の元に帰してあげたら、父も祖父母も喜んでくれるのではないか、と勝手な想像をしてしまいます。 もう納骨を済ませたのだから、このような行為は控えるべきでしょうか? 長々と申し訳ありません。よろしくお願いします。

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温かい気持ちになるお坊さん説法まとめ