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強い罪悪感との付き合い方が難しいです

回答数回答 1
有り難し有り難し 39

こんばんは。
過去の過ちに罪悪感を強く感じています。

小学生の頃に人を傷つけたことに一番罪悪感を感じています。(仲間外れや、必要以上に怒り責め、相手を傷つけた経験があります。)
本当に酷いことをしました。
中学生の頃は万引きなどもしていました。

当時は私自身も家庭や学校で傷つく出来事が多く自己肯定感が低かったです。
当時はいつも不安で一杯で未熟でした。
思春期はそういった環境から、攻撃的な面を作ってしまっていました。
(中には周りに流されての時もありました。)
自分がされて嫌だったことを他の人にもしてしまいました。
悪い事と自覚していながら、愚かでした。

深く反省し二度と繰り返さないようにしていて、これから出会う人・今身近に居てくれる人を大切にして、できるだけ優しく、人を助けたり支えたりできる人になりたいと考え行動しています。

今回相談させていただきたいのが、この罪悪感が強すぎて心が常に落ち込んでて重たいことです。
上記のようなことをしておきながら、情けないですがこれからは自分の生き方も大切にしたいと感じてしまいます。
その事に対しても罪悪感があり、また過去の自分とのギャップでも苦しいです。

何度も夜思い出しては眠れなくなります。
反省とこれからの行動は大切にしたいのですが、罪悪感が強すぎて日常生活や心に影響が出てしまっている状況です。

罪悪感は自分のしたことの罰でもあるのですが、コントロールできずもう何年も持ち続けています。
申し訳ありませんが、罪悪感との付き合い方、考え方のヒントをいただければと思います。

どうぞよろしくお願いします。


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

今罪悪感と向き合う過程におられる、一人ではなく誰かに話して

自分の罪悪感で常に心が落ち込んでしまっている、眠れないこともある、つらいと思います。まずそうした辛さを抱えてここまで頑張ってこられたことに敬意を持ちます。さらに、できるだけ優しく人に接するということを実行に移せていることに自信を持ってほしいです。

最初に感じたのは、「情けないですがこれからは自分の生き方も大切にしたい」という言葉に、あなたは自分を大切にすることが情けないことだと感じているようです。しかし、そんなことはありません、人間過去にどんな失敗をしようが、どんな状況になろうが自分が幸せになり、大切にしたいという願いを抱いていいのです。自分を責めすぎないでください。

今あなたは必死に生きている。善い生き方をしようともがいている、まずそのことがすごく大切な事だと感じます。何度失敗しようと、今までがどのような生き方だったとしても、これからが今までを決めます。気づいたときから再出発できます。

以前もハスノハで紹介したことがあるのですが、お釈迦さまのお弟子にアングリマーラーという弟子がいました。彼は100人近くの人を殺してしまったそうです。しかし、その時にお釈迦さまに出会い、もうこんな生き方したくない、傷つけあう生き方を辞めたいと泣き伏して、そこからお釈迦の弟子になり、人生をやり直しました。傷つけあうことを超える生き方をしていったのです。

あなたは今このアングリマーラーの泣いている時を経験しているのではないでしょうか?罪悪感との付き合い方という事ですが、まず大事なのは、大地にひれ伏すということです、嘆き悲しむという過程を経て歩むのです。徹底的に自分の罪悪感と向き合う過程に今あなたはおられるのではないでしょうか?
いままでそれを一人でやってこられたと思いますが、コントロールできない程苦しいこともあるという事なので、トラウマケアのカウンセラーに相談したり、専門家のセラピーに行ってみて下さい。今はトラウマケアの本もたくさん出ています、そういう本を読んだりしつつ、誰か専門家と共にに悩み、トラウマと向き合うということをしてみて欲しいです。まずはトラウマケアの本から手に取るという事だけでも、少し楽になると思います。
すみませんが、「蓮の葉」の解答は千字という制限があり、この中であなたにこれで罪悪感と上手く付き合えるという手段を提示することは私には難しいです。また話して下さい。

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有り難し
おきもち

浄土真宗本願寺派の僧侶です。 産業カウンセラーの資格を持っています。...
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質問者からのお礼

釈義行 様

お返事下さり、ありがとうございます。
今の行動や考えを認めていただけた気がして嬉しかったです。

過去の行いを悔いるというのは苦しいものですね。アングラマーラーの話を聞き、まさに自分と同じ立場にいるなと思いました。
再出発と同時に自分の中の罪悪感と向き合いながら、少しずつ悪かった過去の自分も受け入れていけるようにしたいです。
そして善い行動は続けたいし広めたいです。

専門家の方と共に悩む道もあると聞き、少し安心しました。ありがとうございました。

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