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そろそろ生きることに限界を感じています。

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有り難し有り難し 41

もう生きることを終わりにしたいです。
ですが、自殺も失敗しました。首つりの紐が切れました。

私は1歳の時喘息になり、小学校のときから入退院を繰り返し、いじめられ、中学校のとき、いじめに耐えかねて転校しました。転校した先でもイジメられました。
高校ではその反動でグレて中退。

正社員ではないですが、なんとか就職し、必死に頑張っていましたが、その時おつき合いしていた男性から「仕事を辞めてくれなきゃ結婚しない」とせまられ、泣く泣く退職。

しかし、その男性がやっぱり結婚したくなくなったと逃げだす始末。 

なんとか再就職したら、今度は潰瘍性大腸炎という難病になり、悪化し退職。
そして子宮筋腫の手術。

5年くらい引き込もりのあと、欝病と診断。障害者雇用で再就職。
障害者担当のジョブコーチ(既婚者)から性的関係を迫られ、退職に追い込まれる。

その間にも兄の自殺未遂など不幸の連続。

兄は二人いて一人は統合失調症、一人は自閉症。

もう死ぬ以上に生きる理由が見つかりません。

かける言葉もないかもしれません。

申し訳ありません。


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

縁があるということ

こんにちは、初めまして。

文末の消え入るような「申し訳ありません」の一言に、あなたの謙虚さと辛いご心中を感じます。大変なご苦労を経て来られましたね。本当にお苦しいことと思います。

病気や困難に直面しながらも、その度に這い上がろうと頑張って来られたのだと思います。七転び八起きとは言いますが、言うは易しで簡単には力が湧いてこないものでしょう。

自分に鞭打って頑張るけれど、現実とは常に薄氷を踏むようなものです。ともすれば足元を取られてしまうのではないか、という感覚が私にはあります。交通事故に遭ってしまったら、病気になってしまったら、言葉で人を傷つけてしまったら・・・。人生はどれだけ磐石に見えても、一つの出来事であっという間にひっくり返ります。昨今のコロナ禍を見るにつけ、よくそう思うことです。

「かける言葉もないかもしれません」とお書きです。
でも、縁あって私はあなたにこの文章を、言葉をあなたに送っています。

遠く離れて、一面識もない者同士が繋がるって不思議だと思いませんか。
縁がある、って良いですよね。

暮れ行く陽を見ながら、今日一日が終わっていくことをしみじみと感じます。
私は、明日も、明後日もこの陽を見たいです。
あなたもご一緒しましょう、是非。

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追記
お礼のメッセージを頂き有難うございます。
嬉しいです。

「生きていれば縁もあるのでしょうか」とのことです。
私は、将来いつか縁があるよという意味ではなく、この現在の私との縁を縁と思っていただければな、と思って上記の文章を書きました。直接顔を合わさない形でありますが、自分の内面をさらす縁を生きる意味の一つとしてお考えいただければ幸いに思います。

あなたは、とても努力してこられたのでしょう。
それは文面から分かります。

ただ、「苦しみばかり続く人」とあなた自身を決めてかかっては勿体無いと思います。楽しいこと、嬉しいこと、笑うことを日常で抑制しすぎてはいませんか。苦しみだけを見れば、苦しみだけに注目してしまいがちです。苦しみとその反対はあい半ば、いや時々苦しいことがやってくる(例え事実は違ったとしても)と思うことも大切だと思います。

限られた字数ですが、あなたに私の思いが伝わることを願っております。

ー再追記ー

良かった!
また、ご縁あったら書いて下さい!

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有り難し
おきもち

釋 悠水(しゃくゆうすい)
浄土真宗本願寺派報恩寺住職(兵庫県三木市) 本願寺派布教使 元本願寺布...
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質問者からのお礼

お忙しい中、有難いお言葉ありがとうございます。

生きていれば縁もあるのでしょう
か……。

辛く悲しく、的確な感謝のお返事ができずすみません。

せっかく有難いお言葉を頂いたのに前向きになれず情け無いです。

人のみえないところで自分なりの良い行いはしてきました。
いつも相手の気持ちを考え行動したり発言したりしてきました。
ボランティアもしました。
だから自分にも良いことが……とは考えていませんが、何故こんなにも不幸が長く続くのでしょうか。
教えてください。
苦しみばかり続く人はいったいなんなのでしょうか。
どうか教えてください。
お願いします。

ありがとうございます。
「苦しみとその反対はあい半ば」というおことばが目からウロコでした。
苦しいことが続いて、そこにばかり目がいっていました。
少ないながらに苦しみの中に喜びもありました。
苦しんだ中だからこそ得られたこともあったかもしれません。
もう少し生きてみよう、また再スタートできるかもしれないと思えました。
ありがとうございました。
ボキャブラリーが乏しく申し訳ありません。
ありがとうございました。

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