なぜか気分が落ち着きません回答受付中
最近のテレビのニュースなどをみて、なぜか気分が落ち着きません。T大統領の強権的なふるまいとロスでの暴動とか、日本で障害年金が不支給になる人がいるとか(私は障害年金をいただいていますが、いまのところ大丈夫です)オーストラリアの銃乱射事件などが要因です。
あとだいぶ前になりますが、私の親族がある本を出して、『いじめられて学校を中退するからオウム真理教に入る』と書かれていて、私は腹が立ちました。私は、長い間いじめに遭った事があり学校を中退しようと思った事があるため、その文章に大変傷つきました。直接、本を出した親族に抗議したことはなく、その人もすでに亡くなっているので、今さらどうすることもできませんが。私自身は、オウム真理教と関わったことはありません。 その本を出した親族の人には激しい怒りを感じます。
本当に、オウム真理教の犯罪に関わった人全てが『いじめらて学校を中退した人』ではないと、私は思います。ちょっと調べてみましたが、ある、いじめに遭っていたオウムの幹部は、高校、大学を卒業したそうです。
私の率直な観察では、いじめをした側は、のうのうと生きており、罰など当たらず、人生を楽しんでいるように見えて、激しい怒りを感じます。自分も学校ではうまく立ち回って、『いじめる側』になればよかったのではないかと思うことがあります。できませんでした。そう考えることもいけないことかもしれませんが。自分の経験では、因果応報があるとは、とても感じられません。それともいじめられる方に悪いカルマがあるのでしょうか?自分の場合、元いじめられっ子に、ひどいいじめを受けたことがあり
、どんな卑怯な手を使ってでもいじめる側に回らないと学校生活が送れないと骨身にしみました。『いじめられるほうが悪い』という風潮があるから、人はいじめる側に回るのだと思います。
何か、人生が嫌になってしまいました。今すぐに死にたいとかは思いませんが、将来の不安もあります。
Zoomによる相談も考えましたが、今回はテキスト形式での相談にします。
まとまりのない文章で申し訳ありませんが、回答いただけると幸いです。
お坊さんからの回答 2件
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
怒りや腹立たしさを昇華する
光秀1248様
はじめまして、ご相談をありがとうございます。
光秀1248さんはなんだか落ち着かなくてテレビ等のニュースの影響もあるかも知れないと感じておられるのですね。メンタルが不安定なときは過激なニュースを観るのは避けた方が良いと思います。落ち着くまでは本を読んだり音楽を聞いたり、お散歩をしたり穏やかに暮らせると良いですね。深呼吸やストレッチも取り入れてくださいね。
ご親族の方が出版された本の内容に腹立たしさを感じるのですね。もしかしたら、ご自身のイジメ体験を思い出すこともあるのかも知れませんね。
その方はお亡くなりになられたので言いたいことが伝えられないのは辛いですね。
一度、その方宛に「出さない手紙」を書いてみませんか?
怒りを出しても大丈夫◎
「私はこの内容が許せない!」とスッキリするまで書きましょう。
書いたらどこかにしまっておいてもいいし、直ぐに破いて捨てても良いです。
一番悪いのは怒りに蓋をすることです。自分を責めたり罪悪感を持つのは心身に良くないです。
次に学生時代のイジメに関してはカルマとかは関係ないのではないかなと私は思います。
「また誰かにイジメられそうで不安で怖い」のであればトラウマ治療が必要かも知れません。
私も過去にイジメに遭ったことがありますが、私は決断しました。
イジメられている人がいたら、助けるし、手を差し伸べるひとになろうと。困っている障がい者、弱い立場のお年寄り、さりげなく寄り添えたらいいなと思います。
光秀1248さんも余裕があるときに保護犬、保護猫救済活動など何でもボランティア活動をしてみると視野が広がるかも知れません。
イジメをする人なんてスルーで良いでしょう。
光秀さんの怒りや鬱憤を芸術や勉学、社会活動に昇華できたときに彼らのことがどうでも良くなる気がします。
光秀さんのペースで人生を歩んでくださいね。これからも応援しています。
いろんな心配がありますね まず書き出してみますか?
この度は、ハスノハに深い苦しみや怒り、そして将来へのご不安を打ち明けてくださり、本当に有り難うございます。そのお気持ち、痛いほど伝わってきました。
まず、お伝えしたいのは、光秀1248さんが今感じておられる怒りや悲しみ、そして不安は、決して「おかしなこと」ではありません。むしろ、それだけ深く物事を受け止め、真摯に生きてこられた証なのだと、私は思います。ご自身を責める必要は全くないと思いました。特に、親族の方の出版物にあった「いじめられて学校を中退するから・・・」という言葉は、いじめの苦しみを経験された光秀1248さんにとって、どれほど心をえぐるような言葉だったことでしょう。その怒りや傷は、簡単に消えるものではないと思います。故人であるため直接抗議できないというもどかしさも、お辛いですね。
光秀1248さんが取り上げている因果応報という言葉ですが、私は少し違う意味で受けとめています。まず、煩悩を抱えている自分に気づき、その煩悩を超えていこうと志を持ち、仏道を歩むという前提の上で、用いられる言葉だということです。たとえば、いじめの事実を因果応報だから仕方がないと強制的に是認させる言葉として使うものではないと、私は受けとめています。むしろ、苦しんでいる人に寄り添い、その苦しみから解放される道を共に探っていくのが仏教の役割であり、その具体的手段の一つが、このhasunohaなのです。
今、光秀1248さんの心は、様々な出来事や感情でいっぱいになり、落ち着かない状態だとお見受けします。そんな時は、無理に答えを出そうとしたり、感情を抑え込もうとしたりせず、まずは「自分は今、このことに苦しみを感じているんだ」「この出来事に怒りを感じているんだな」と、ご自身の気持ちと出来事をありのままに覩ること、書き出してみることから始めてみてはいかがでしょうか。
そして、気持ちが向くようなら、このハスノハのオンライン相談もご活用ください。 「将来への不安」についても、今は具体的な解決策が見えなくても大丈夫です。まずは、今日一日、この瞬間を大切に過ごすこと。そして、ほんの小さなことでも良いので、ご自身が「少しだけホッとする」「少しだけ楽しい」と感じられることを見つけてみる。その積み重ねが、必ず未来への力となっていきます。
ハスノハ一同、いつでも光秀1248さんを応援しています。