父の酒癖
父がお酒を飲むと、酒乱になります。
お酒を飲まなければ良い父なのですが。(飲んでも限度を越えなければ言い人です)
家族のなかで、一番最初に帰宅するのが父です。帰宅してすぐに、お酒を飲み始めているようで、他の家族が帰宅すると、父はすでに出来上がっています。
お酒を飲むと、とにかくテンションが高くなり、訳の分からないことを言ってきて、それに自分の望む返答がなければ、キレて怒鳴り始めます。
毎日いつキレるのかドキドキしています。
母は、「空酒を飲ませると、悪酔して困るから」と毎日、おつまみを置いて仕事に行きます。ですが、おつまみでお腹いっぱいになってご飯が食べられないと、キレます。
それに加え、母が更年期で体調が優れず、父の言動に疲れ果てて、毎日泣いています。
母の体調も心配ですし、このままのお酒の量ですと、健康への害も心配です。そして、私と妹も毎日ストレスです。
父に、理由を説明しお酒を控えてほしいと何度も伝えてましたが「寒い外で仕事をしてきて、身体を暖めたいんだ」と言って怒ってきます。その気持ちも十分分かりますが、程度を知ってほしいのです。飲んでも変わらないで欲しいのです。
どうしたら父のお酒を控えさせることが出来るでしょうか?
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
人には3種類の人間がいます
まったく縁のない人の教訓を聞いて、変わることができる人。
家族や友人など身近な人の境遇を目の当たりにして、変わることができる人。
いざ自分がその境遇になってみて、ようやく変わることができる人。
当然、前述の人ほど上手に生きることができ、後述の人ほど不器用な人生となります。お酒のような中毒性があるものは、人の「変わる力」を鈍くします。話して分からないなら、それなりの境遇に落とし、自覚を促してあげるのも優しさです。
限度を越えなければ良い人とおっしゃっているように、お酒の問題ではないですよ。問題は、『自分のことしか配慮できない自己中心』です。これは仏教では「無明」(むみょう)と言いいまして、自分自身を苦のどん底に落とす煩悩です。
家族や近しい人を思いやり、win-winの関係を作って初めて自分自身が幸せになれるというのが、仏教が2500年間確信している所です。
話して分からないなら仕方がありません。実体験として教えてあげて下さい。酒癖をコントロールできない男は家族にさえ見放されると。それでも分からないようなら、その程度の人間です。
質問者からのお礼
大慈さま、お忙しい中ご回答していただき、ありがとうございます。母、妹と一緒に回答見ました。ずっとお酒の問題と思っていましたが、もっと根本的な問題なのだと感じました。いただいたお言葉を参考にしていきたいと思います。