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自分に甘い、他人任せの治し方

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有り難し有り難し 15

自分に甘い、他人がなんとかしてくれると考え今まで人生を過ごしてきました。

仕事でのミスが多く指摘されてメモは取るもののミスを重ねる。職場にも迷惑をかけ続け、「なぜ私はこんなにダメなんだろう」と落ちこむ。そして職場で孤立しいづらくなり退職する。このようなパターンを何度も繰り返してきました。

現在の職場に3年勤めていますが同じようなパターンになっており、上司からも退職勧奨されております。

新型コロナの影響で自分と向き合う時間ができ、自分を見つめ直し、冒頭のことに気がつきました。

今後生活のために仕事はしなければならない、そのためにはいい加減同じパターンで退職することをやめたい。そのためにはどうしたらいいのか考えておりますが、策が見出せずにいます。どうしたらいいのでしょうか。

また自分に甘い事を言っているのでは、とうすうす感じております。どうぞ厳しいご意見も含めて何かお言葉をいただけたら、と思っております。


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

能力に合った仕事を

私のお勧めの修行方法は、
「欲・怒り・怠け・プライドは煩悩。煩悩は悩み苦しみの原因。」と毎日心の中で念じて、自分自身の煩悩に気づく癖をつけることです。
能力アップにも、ストレス軽減にも役立つのではないかと思います。
ただ、やはり能力には個人差があり、仕事にも向き不向きがあります。
多動性のような発達障害とまでは言われなくても、注意力が途切れやすい、ミスしやすい性格の人はいます。
私もミスは多く、このハスノハの回答でも誤字脱字のオンパレードです。
たとえば私は、医療の仕事に就いてなくてよかったなと心底思うことがあります。
仮にお坊さんが位牌の戒名を書き間違えても書き直しがきくし、人が死ぬわけではありません。でも、医療ミスは人の命に関わりますからね。
ということで、ミスが多い特性を認めている場合は、ミスをしてもやり直しがきくような仕事を選ぶ方が良いかもしれません。
小説家が文字を間違えても、編集担当者が訂正してくれるはず。
ギョウザを包む人がたまに形の悪いギョウザを作ってしまっても、スタッフのまかないとして食べることができるかもしれません。

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有り難し
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がんよじょうし。浄土宗教師。「○誉」は浄土宗の戒名に特有の「誉号」です。四...
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質問者からのお礼

願誉浄史様
コメントをいただきありがとうございました。何度も繰り返して読ませていただいています。
「『欲・怒り・怠け・プライドは煩悩。煩悩は悩み苦しみの原因。』と毎日心の中で念じて、自分自身の煩悩に気づく癖をつけること」を早速行なっております。いかに煩悩まみれであったかを実感しました。
日々の生活を送りながら煩悩に気づき、心穏やかに過ごしていきたいです。
ありがとうございました。

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