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死について

回答数回答 2
有り難し有り難し 34

こんばんは。
このサイトを拝見して少し自分について考え直すことが出来た様に感じます。

私は今を精一杯生きて、自分が苦しいときや、迷ったりした時は仏様に救いを求めようと考えています。

しかし、私は死んでしまう時のことを考えて恐ろしくなってしまいました。仏様の教えには諸行無常と言う物があり、全ては無に帰ると聞いたことがあるので、死んでしまった後のことは余り考えない様にしています。
ですが、死んでしまうその時が恐ろしくなってしまいます。勿論誰だって痛かったり苦しいのは嫌だと思います。
しかも私は、何も無い人間なので、孤独死だったり、重い病気にかかってしまったりするかも知れません。

死に対する向き合い方を教えて頂くことが出来たら幸いです。

新型コロナウイルスが流行し、自粛を続ける生活の中で、考え込んでしまう時が増えた様に感じます。毎日ニュースも暗いものばかりで、何も手につかず、ずっとぼんやりしてしまいます。早く元の生活に戻れることを願っております。皆さんお体に気をつけてください。

ご回答いただければ幸いです。

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お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

諸行無常は無に帰ることではない。

仏教には三法印・四法印という3つないし4つの特徴がありまして、その最初が「諸行無常」ですね。

ただこれは部派仏教という古い時代の考え方でして、その教えも日本の主流を占める大乗仏教では引き継いでいますが、大乗仏教の基本は「諸法実相」の一法印です。がゆえに死後の幸せな世界とされる極楽もあるのですし、六道という輪廻転生した後の世界も実体化されて語られるのだと思います。

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有り難し
おきもち

浄土宗僧侶です。 寺に生を受け、小学校5年で、得度(お坊さんになる儀式)、その後宗門大学(浄土宗の僧侶養成機関)である大正大学佛教学部で学び加行(住職修行)を得るための修行)を受け浄土宗教師(浄土宗の正式なお坊さんとしての、住職資格)を取った後、某寺に入寺、京都の大本山黒谷金戎光明寺内にある浄土宗教師修練道場(浄土宗教師が更に1年間研鑽を務める場)にて1年間修行研鑽、その後も研鑽を続け、教学(浄土宗を中心とした仏教の教え)・法式(お経のあげ方・儀礼)・詠唱(ご詠歌・和讃)・布教(教えの伝え方)・雅楽の研鑽を積んでいます。 がしかし、もともと小学校時代から精神疾患で、大学で精神科初診、20代は通院しながら、学業・修行・僧職を勤めていましたが、30代で仕事と結婚のストレスがさらにかかり、大きく心身の体調を崩して入院して以来、寺を離れました。 2003年に大きく体調を崩して、入院以来入退院を20数回繰り返しています。40代から、徐々に精神的に安定し、50代手前の最近少しバイトが出来るようになりました。デイケア、障害者職業訓練、B型就労支援事業所とステップアップし、単発派遣から初めて、バイトで、2社に勤めて、体調悪化で入院してこの2社をやめて、今は3社目のアルバイトをしています。

変に意識しすぎない。

ご質問ありがとうございます。

不安なお気持ちもすなおに聞かせていただきありがとうございます。

死に対する怖さは私もあります。
言葉の使い方かもしれませんが、私の師事する宗祖は、往生という言葉を使いました。
往く、生まれるという文字を重ねました。
人生を卒業するイメージかなと思います。

あと、諸行無常は無に帰るという意味ではなく、あらゆる行いは当たり前のように続くとは限らないというふうに私は解釈しています。

いいことが長く続くとは限らない反面、悪いことも長く続くとは限らない。

そうそう、さっき、財布の中の千円札をみて思ったことがあります。
千円札見るとお金を想像しますが、もっとよく見ると野口英世さんの顔があります。
野口英世さんの時代は黄熱が流行り、もっと大変な状況でした。
それを乗り越えての令和があるわけで、今回も知恵と工夫を大切にして乗り越えたいなと思っています。

死は向き合っても避けてもそのうちやって来ます。
それより、生にしっかりと向き合ってくださることを願います。
平凡も立派な魅力です。

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有り難し
おきもち

僧侶として長い時間を過ごしてきましたが、 四十年以上経った今でも、言葉や文字にできない思いはあります。 どんなに経験を重ねても、 世の中で起きる出来事や、自分の中に生まれる感情のすべてを きれいに整理して表現できるものではないと思っています。 だから、うまく書けなくても安心してください。 ここでは、無理に言葉を整えることよりも、 いったん息を整えて、静かに耳を澄ますことを大切にしています。 まとまりのない文章でも、途中で止まってしまっても構いません。 言葉になる前の思いが、そのまま置かれてもいい場所でありたいと考えています。
特別な準備や、上手に話すことは必要ありません。 このオンライン相談の時間は、あなたのために差し出された時間です。 話すことだけが人生の目的ではありません。 言葉が浮かばないときは、 ただ呼吸に耳を澄ませる時間として過ごしていただいても構いません。 日常の中で受けている外からの抑圧やストレスから、 ひととき身を離れるための「避難の時間」として この場を使っていただくこともできます。 僧侶である私は、何かを答える人というより、 あなたがこの時間を安心して過ごせるよう、 静かに同席する存在でありたいと考えています。 話がまとまらなくても、途中で止まっても大丈夫です。 この時間が、あなたのペースを取り戻すきっかけになれば幸いです。 なんまんだぶつ。

質問者からのお礼

ご回答いただきありがとうございます。
誰でも死に対する恐怖はあるとお聞きして少し安心しました。 
死に対して怖がるよりも今を大切にする事が重要だと気付かされました。
平凡も魅力と言うお言葉に本当に救われました。
沢山ある質問の中から見つけて下さって本当ありがとうございました。

ご回答ありがとうございます。
三法印、四法印と言う考え方がある事を初めて知りました。
今までは死んでしまったらそれで終わりだとかんがえていたので、驚きました。
極楽や六道輪廻があるならば、極楽にいかせて頂く事が出来る様に生きていかなければならないなと感じました。
仏様の声に耳を傾けられる人間になれる様に頑張りたいと思います。
多くある質問の中から見つけて下さってありがとうございました。

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