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死んだ後

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いつもお世話になっております。

最近、死後について考えてしまいます。死後の世界は死んでみないと分からないと思っていますが、暇な時間があるとどうしても考えてしまいます。

私はもう小学生の頃の事ですが、万引きをしてしまいました。その他にもたくさん悪いことをしてきました。その事についてはこの自粛中にたくさん悩み、反省をして二度とこのようなことはしないと誓いました。人にやさしく、人から認められる人になりたいと思って自分の性格を改めている最中です。

しかし、盗みを犯した自分はやはり地獄に落ちるのではないか、落ちて当然と考えてしまいます。死後の世界は分からないことなので考えずにこれからの自分の人生について前向きに考えていきたいのですが、上手く行きません。どうしたらいいのでしょうか…?おかしな質問ですみません。


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

地獄必定のこの身

過去質問も読まさせていただきました。

あなたは、小さな罪でも自分を極端に責めてしまう人なのですね。

そして、心を改めようと努力されていることは素晴らしいことです。

仏教において罪とは戒律(かいりつ)を破ることです。破戒と言います。

戒律とは仏教における法律ですが、あくまでも努力目標です。

戒律を完璧に守れる人などいません。懺悔(さんげ)すれば許されます。

しかし、地獄に落ちる業因(ごういん)とされます。原因みたいなものですね。

私の宗派の元祖の法然上人は「十悪五逆(じゅうあくごぎゃく)の法然坊」と自称していました。「十悪五逆」とは破戒の中でも特に重いもので、親を殺したりすることです。

法然上人は幼い時に親を殺されて、それがきっかけで出家しているのですが、その思いがずっとあったのかもしれません。

ですが、法然上人は戒を守っていた清僧(せいそう)でした。

そこから、地獄必定という考え方が出てきます。私たちは生きている限り、戒を破らざるを得ず、地獄に行くのが必ずの定めであると。

ですから、お念仏を唱えて、西方極楽浄土に生まれることを願うのです。

極楽とは一般に言う天国のイメージで構わないと思います。

あくまでも、私の信じている仏教ではこうという私見です。

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浄土宗僧侶です。 寺に生を受け、小学校5年で、得度(お坊さんになる儀式)、その後宗門大学(浄土宗の僧侶養成機関)である大正大学佛教学部で学び加行(住職修行)を得るための修行)を受け浄土宗教師(浄土宗の正式なお坊さんとしての、住職資格)を取った後、某寺に入寺、京都の大本山黒谷金戎光明寺内にある浄土宗教師修練道場(浄土宗教師が更に1年間研鑽を務める場)にて1年間修行研鑽、その後も研鑽を続け、教学(浄土宗を中心とした仏教の教え)・法式(お経のあげ方・儀礼)・詠唱(ご詠歌・和讃)・布教(教えの伝え方)・雅楽の研鑽を積んでいます。 がしかし、もともと小学校時代から精神疾患で、大学で精神科初診、20代は通院しながら、学業・修行・僧職を勤めていましたが、30代で仕事と結婚のストレスがさらにかかり、大きく心身の体調を崩して入院して以来、寺は休職しています。そして、今は寺を離れ草庵に暮らしています。 2003年に大きく体調を崩して、入院以来入退院を23回繰り返しています。40代過ぎから、徐々に精神的に安定し、50代手前の最近少しバイトが出来るようになりました。デイケア、障害者職業訓練、B型就労支援事業所とステップアップし、単発派遣から初めて、バイトで、2社に勤めて、体調悪化で入院してこの2社をやめて、今は3社目のアルバイトをしています。その中で得られた人間的成長の気づきもフィードバックしていきたいと思います。 精神障害2級の統合失調症・双極性障害・不眠症持ちです。 こんな私ですが、どうぞよろしくお願いいたします。 連絡先は、blister55.takahiro@gmail.com
対応できる時間は昼間です。音声のみにてお願いいたします。体調などにより対応できない場合もあります。専門分野は精神疾患・恋愛・人生・仕事・浄土教などです。よろしくお願いします。

質問者からのお礼

ご回答ありがとうございます。そして過去の質問も見てくださりありがとうございます。
地獄に行くのが必ずの定め というのは初めて知りました。まだまだやりたいことが沢山あるので、引き続き素直な気持ちで過ごしていこうと思いました。ありがとうございました。

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