hasunoha お坊さんが必ず答えてくれるお悩み相談サイト

お坊さんに質問する
メニュー
メニューを閉じる

定年再就職の後悔

なやみ男性/60代
回答数回答 1
有り難し有り難し 7

会社を定年退職し、そこを顧客とする会社に再就職しました。

退職に当たり再雇用で働くか、給料が良い再就職にするか半年毎日悩み続けまし
た。再雇用は福利厚生がよく立場もOBとして居られて、もちろん知った仲間ばかりで
ストレスなく問題無いのですが、自分の果たしてきた職務に比べると仕事内容が簡単
で物足りなく思い、職務を継続することでの再雇用が希望でした。
一方給与の良い再就職は誰でも行けるわけではなく、そういう意味で勝ち組で評価
が高いな、老後の金もかかるし、と毎日葛藤して苦しく、しかし必ず再雇用の方に気
持ちはありました。

ですが再就職先の熱心(しつこい)な誘いもあり、一度は簡単な職務での再雇用で
決まっていたところを、回答期限が迫ったある夜に「このまま再雇用されても、あの
職場では体と心を壊してしまう」と一晩眠れず、次の朝再雇用を断って再就職に自分
で決断しました。(今思うと葛藤が再燃しただけで時間をおけば静まったと思います
が。冷静さを失っていました。それだけ葛藤したので)

悩みは客先となった元の会社の構内事務所で働き、私が断った職で働く人を見た
り、客先となった元の後輩から苦情や要求されたことに、下に立って対応する毎に、
「あの時そのまま再雇用されていれば、こんな苦労はする必要はなかったし、笑って
気楽に働いていられたのに。しなくてよい苦労を背負いこんでなんて馬鹿なことを。
コロナのことで先行きも心配だ」と毎日毎日悩んで自分を責めています。

働きだしてすぐなのに、あの決断が自殺行為で大間違いだったと毎日暗く辛いで
す。金に目がくらんだこともあると思います。まず働く環境が第一で給与は二の次だ
とも後悔しています。

わたしはどうしたらいいでしょう。やめるわけにはいきません。でも苦しいです。
心の指針を教えてください。

なやみ男性/60代
質問数:
1
この問答を娑婆にも伝える
facebookTwitterLine

お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

欲・怒り・怠け・プライドは煩悩

悩み苦しみの陰には、自分自身の欲・怒り・怠け・プライドなどの煩悩が起動しています。
仏教では、悩み苦しみの原因は煩悩であると考えます。
つまり、敵は自分自身の心です。
相手は自分なのだから、怖がる必要はありたせん。
苦しいなと思ったとき、後悔したときは、
「欲・怒り・怠け・プライドは煩悩」と念じるようにしてください。

追記
 過去は脳内データにすぎません。
あるのは「今・ここ」だけ。
「辛い」のは、頭であれこれ妄想雑念を膨らませすぎているからかもしれません。
たとえば、どこの会社で息を吸っても、空気の酸素濃度に大差はない。
息を吸って息を吐くとき、過去に悩む必要はありません。

{{count}}
有り難し
おきもち

がんよじょうし。浄土宗教師。「○誉」は浄土宗の戒名に特有の「誉号」です。四十代男。 仏教は、悩み苦しみを制御したり消したりするための教えです。まだまだ未熟者の凡夫ですがよろしくお願いします。

質問者からのお礼

早速の教え有り難うございます。まずは御礼申し上げます。良く噛み締めて働いてみます。

回答有り難うございました。取り返せないあの決断、煩悩、欲のせいと反省しても、やはり辛くたまりません。どうしたら良いでしょう

煩悩スッキリコラムまとめ