水子供養について
初めてご質問させていただきます。
私はひとりっ子ですが、10代の頃に母親から「お前には本当は妹がいたけれど祖父母が二人目の面等は見られないからおろしなさいと言われておろした」という話を聞かされていました。
その後は亡き妹の話が出る事は殆どなく、私も特に気にする事もなく今まで過ごしてきました。
母親は他界してしまい、父親は高齢になり今となっては当時の様子を聞く事は出来ません。
恐らく両親は水子供養はしていなかったと思います。
最近になり、急に亡き妹の事が気になり、水子供養してあげたいと思うようになりました。
両親が出来なかった変わりに、私が水子供養を行っても大丈夫なのでしょうか?
もう40数年前の事ですが、こんなに月日が経ってしまっていても水子供養は出来るのでしょうか?
母親は他界してしまい、父親は高齢になり誰にも供養してもらえなかったので、今になって初めて亡き妹が私へ「自分の存在を忘れないでね」とメッセージを送ってくれているような気がしてなりません。
私には亡き妹の為に何か出来ることはありますでしょうか?
お忙しいとは思いますがご回答のほど宜しくお願い致します。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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妹さんの分も
みいさんへ
水子供養にも、大きく分けて2種類あります。
産みたかったのに生まれなかった場合(流産)と産みたくなかった場合(中絶)。
前者の場合は、誰にも罪はなく唯々縁が無かっただけですが、
後者の場合は、諸事情あったでしょうが、親のエゴで小さな命が犠牲になったのです。
産まれて命を取れば殺人になりますが、お腹の中にいる場合は法律で許されていますが、人の道においては殺人です。
みいさんの場合は、後者です。
本来なら、御父様御母様が、亡き妹さんに対して、一生を捧げて悔いなければならない問題で、一生を捧げて冥福を祈り続けなければならない問題です。
その事を踏まえた上で、みいさんには責任はありませんが、
みいさんの妹さんですので、時折で結構ですので思い出して冥福を祈ってあげて下さい。そして、妹さんの分まで生きて下さい。
供養したいというお気持ち、尊いです。
仰るように、
妹さんからの呼び掛けかもしれませんね。
一度追悼法要をして、
毎日お仏壇や西の方角に向かって、
合掌、お念仏をお称えください。
妹さんのことを想うことが供養です。
質問者からのお礼
お忙しい中、ご回答くださりありがとうございます。
和田隆恩様
こんなに強く心を動かされているのは、亡き妹からのメッセージだと思い、近々私が水子供養へ行こうと思います。
毎日、妹の事を思い手を合わせようと思います。
気持ちがスッキリしました。
ありがとうございました。
鷲尾隆仁様
小さな命が犠牲になってしまった事を思うと、本当に心が痛みます。
両親が出来なかった水子供養を私がして、冥福を祈りたいと思います。
そして妹の分まで生きようと思います。
生きる!という強い気持ちが芽生えました。
ありがとうございました。