精神的な休み方が分からない
今日久しぶり泣きました。
意味がわからず泣きました。
ただ何となく全部嫌になって。しんどくなって。多分疲れてるんだと思いました。
周りが上手くいってたり、幸せそうだったり、楽そうだったりするのを見て「自分はどうしてこんなに苦しいのか」とか「私も頑張って早く上手くいかないと」と思い、今の現状を早く打破したくて焦ってるのかもしれないと気づきました。
1年近く前にやる気が出ないという相談をここでしました。その時答えていただいた方からは簡単に「休みましょう」と言われました。以来私は自分なりに休み方を模索して休んでいたつもりでしたが、今になってちゃんと休めてないんだなと思いました。
なにか出来なかったら別の用事をしてまた別の用事をしてと忙しなく何かをしてないと落ち着かなくなってしまいました。何もしてなくても他の必要なことを考えてしまい、結局頭はずっと動きっぱなし。それに今日気づきました。
だから、ちゃんと休みたいなと思いました。こんな落ち着きのない人間に休めるか分かりませんが、なにかありますでしょうか。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
継続は力なり。「簡単イス坐禅」をおすすめします。
お気持ちを打ち明けてくださり、有難うございます。
「久しぶりに意味もわからず泣いた」ということですが、ご自分でもわかっていらっしゃるように、しんどくて、疲れがつのっていたのかもしれませんね。
コロナウイルスによる影響で生活に様々な制限があるのも間接的な原因かもしれません。あんこさんがしんどい理由、疲れる理由はわかりませんが、心が悲鳴をあげたのかもしれません。
これは私なりの、休み方の提案です。もしよければこれを参考に、ご自分なりのやり方を見つけてください。実は、私たちは休んでいるようで、頭は常に思考しており、頭が休めていないことが多いのです。もし外出が可能になったら、公園や海辺、木が見える場所など、外でも実践してみましょう。風のざわめき、波の音、木々がふれあう音などがきっとあなたを癒してくれるはずです。
【簡単イス坐禅のやり方】
・椅子に浅めに腰かけます。
・思い切って両手を上にあげ、のびをしましょう。
・首をぐるりと右から左へ、左から右へ回します。
・肩を上にぐっとあげ、すとんと下に落とします。
・身体を前かがみにし、背骨を下から上に積み上げるように上体を起こしていきます。
・あごを軽くひき、目は開いたまま、目線だけ下に落とします。両手は握って両膝の上に置きます。
・大きく深呼吸を2~3度します。コツは、吐く息は口からできるだけ長めに、吐ききったら口を閉じ、鼻から息を吸うことです。以降は、鼻から自然にまかせて呼吸してください。
・頭に浮かんできたことを追わず、浮かんだままほおっておきます。ほおっておけば、自然と浮かんだ思いは消えていきます。できるだけ、聴覚に意識を向けます。
・5分~10分したら、肩を上にぐーっとあげ、すとんと落とします。
どうぞ、騙されたと思って実践してみてください。大事なのは継続です。継続は力なり、少しずつあなた自身のお気持ちが変わってくるはずです。
ただ、あなた自身の身体と心が限界を超えている場合、心がなかなか落ち着かない可能性があります。また、眠れないなどの症状が場合、しかるべき医療機関やカウンセラーに相談をした方が良いかもしれません。その場合は、近くの方に相談をするか、またこのhasunohaでお坊さんたちにアドバイスを求めてみてください。
あなた自身で抱えすぎないよう、無理をしすぎないようにしてくださいね。