母の死とその後の生活
母の死に対する後悔と、その後の家族関係、これからの自分の人生で悩んでいます。
母は二年前に心臓の病気で亡くなりました。うちの家族は両親の仕事の都合で長い間別居しており、私だけが実家で一人暮らしをしていました。ですが二人の定年に伴って四年程前から再び両親と私の三人で同居をし始めた矢先でした。
同居し始めた当時、私は色々と上手くいっておらず、いつもイライラしていて母に冷たくあたっていました。自分の事で頭がいっぱい過ぎて本当に馬鹿で、申し訳ない事をしたと思います。母は三年程前から具合が悪くなっていきましたが、私のその態度が母の負担になり、母の身体を悪くしてしまった気がしてなりません。うちは両親があまり仲が良くなく、母は父の事はあてにしていなかったので(父は酒癖が大変悪いです。朝昼晩呑んでいて昨日の事もほとんど覚えていません)、母には私しか頼りがいなかったのに、その私が母を追いつめて、何て馬鹿なんだろうと考えると苦しくなって涙が出てきます。
それ以外にも、今後の自分の人生を考えると気が重くて仕方ありません。
仕事は母を亡くした後、半年程で辞めてしまいました。元々合わない職場だったのと父が何も出来ない人なので、母の死後の手続きや家事などやる事が一気に増えて、疲れて辞めてしまいました。手伝って欲しいと頼んでも「分からん」と言われただけです。結婚して離れて暮らす兄もいますが兄も「忙しい」との事で何も手伝ってくれませんでした。
父は今までもそうやって面倒な事は全て母に任せて生きてきたようで、まるで生活力がなく、銀行からお金を下ろす方法も知りません。普段は優しくお酒が入っても家族に手を挙げたりはしませんが、だらしなく人任せな性格です。育てて貰った事に感謝はしていますが、これから父と二人でずっと暮らすのかと思うと少しうんざりします。私には好きでずっと勉強している事があり、それに集中する為に一人暮らしも考えるのですが、高齢の父を一人にするのが心配なのと、集中した所で大した才能もないのに上手くいくのか?という不安もあり、なかなか踏み切れません。
最近、夜ベッドに入ると色々な事が頭の中を去来して眠れなくなります。死にたいと思う事もありますが、家族が悲しむだろうと思い踏みとどまっています。
どうか今後どうすれば良いかお知恵を拝借頂けないでしょうか。よろしくお願い致します。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
誰かのためだけの人生ではなく、あなたの自由も大切にしてほしい
あなたが、ずっと家を守ってきたのですね。
だから、ご両親が安心して働いてこられたのではないかしら。お兄さんが、親を託せたのではないかしら。
結婚されて家を出て、忙しいと あちらの生活に身を置けるのも、あなたのおかげよね。
せめて、世話をかけるね〜いつもありがとう〜の優しい言葉があってもいいのにね。
ご両親のことも、あなたに任せっぱなしだものね。あなたにかかる負担が大きいわね。
お母さん、最期はあなたと過ごせて、あなたに頼めて、安心なさっているのではないかしら。家をよろしくねと。
もっと一緒に居たかったね。伝えたいことも、やりたいことも、見せたい景色も、いっぱいあっただろうにね。あっという間に、あなたを置いていってしまうなんてね。寂しいよね。。。
お父さんも、口には出さなくても、何も手につかないのかもしれないよ。妻無しでは、生きられないのだなと、ガクッとなさっているのではないかしら。母親の存在って、大きいよね。
これから、お母さんの声を聞いていきませんか。仏様を通して。
あなたのこれからも、仏様に照らされながら。
お父さんのお世話だけでなく。お父さんは、大人ですから。全てあなたが、お世話をしなくても、今からだって出来ることもありますよ。お父さんが、身につけていけばいいのです。
誰もやらなければ、自分でするしかないのだから。また、高齢なら、介護認定を受ければ、デイサービスも受けられます。福祉サービスも上手く利用して。
あなたは、身体の調子に合わせながら、これからの新たな生き方を、見つけていきましょう。
好きなこと、勉強出来る環境も、作っていきましょう。
仲間が出来たり、誰かに認められたり、そんな、世界をまた築いていきませんか。
誰かのためだけの人生ではなく、あなたの自由も大切にしてほしいわ。
家のために、家族のために、
今まで支えてきてくれて、守ってきてくれてありがとう。
親だもの。お母さんが、そのように、あなたを応援してくださっているわ。
質問者からのお礼
早速のお返事ありがとうございます。
私は親になった経験がないので、母が家を守ってくれて…と思ってくれていたとは考えた事がなく、目からウロコでした。ただ実家にたまたまいただけだと思っていたので…。最後、一緒にいられた期間は短かったですが、良い思い出も沢山あるので今はそれを大切にしたいと思います。
これからはそうですね、やはりおっしゃる様に自分のやりたい事も大切にしていきたいです。父と話し合って少しでも良い環境を作っていけたらと思います。私の自由も大切にしないと、それこそ母も悲しんでしまいますね!きっと近くで応援してくれている事でしょう。
お答え頂き有り難うございます。言葉では上手く書ききれませんが、相談してとても良かったです。重たい気持ちがスッと楽になりました。大切に保存してこれからも何度も読み返そうと思います。