元交際相手が亡くなりました。回答受付中
元交際相手が亡くなりました。別れ話をしてから1か月後のことでした。
別れ話で相手から何度も引き止められましたが和解し、友人でいようということになりました。しかしその後、相手から自殺をほのめかす連絡があったり電話がきたりして、どうしたらよいかわからず、治安機関に相談し、最終的に「連絡をしないでほしい」と相手にお願いしました。そのすぐあとの訃報でした。
自分のせいなのでしょうか。
もう少し寄り添ってあげられればよかったのでしょうか。
あのとき電話に出ればよかったのでしょうか。
胸がしめつけられる思いです。
仏壇に手をあわせたいけれど叶いません。
どう償ったらいいのでしょうか。
お坊さんからの回答 2件
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
ご相談くださり、ありがとうございます。
言葉にならない胸の痛みと後悔の中で、こうして助けを求めてくださったこと自体が、あなたの誠実さ、そして深い悲しみの証だと思います。
まず、あなたの行動は、決して間違っていたわけではありません。相手から繰り返し自殺をほのめかす連絡を受け、不安と恐怖の中で相談機関にも助けを求め、最終的に「連絡を絶つ」という苦渋の決断をされた・・。それは、冷たさではなく、心が限界だったからこその“自分を守るための選択”だったと思います。
あなたは決して、その方を傷つけようとして行動したのではありません。むしろ、どうすればよいかわからないまま、必死に何とかしようとしていた。それが伝わってきます。
誰かの命が失われたとき、残された私たちは、つい「自分のせいではないか」と自問してしまいます。けれど、ひとつの命がそこに至るまでには、複雑で長い経過があります。あなたがその人の“最後の人”だったかもしれませんが、あなた“だけ”が理由ではないはずです。誰かの死に、自分一人が完全な「原因」であることなど、ありません。
仏教では、「亡くなった方が本当に望んでいるのは、あなたがこの先を幸せに生きること」であると説きます。きっとその方も、あなたが後悔と苦しみの中に閉じ込められてしまうことは望んでいないはずです。
あなたにできる償いは、「その方の命があったことを忘れず、あなた自身の人生を大切に歩むこと」ではないでしょうか。もし、仏壇に手を合わせることができないなら、心の中で構いません。毎日でなくていい。ふとした時に思い出し、「どうか安らかに」と手を合わせてください。
それは十分に、供養であり、償いであり、あなたにできる“愛の形”です。
今、あなたが抱えているのは、罪ではなく悲しみです。そしてその悲しみを「もういい」と思える日が来ることは、ないかもしれません。でも、「それでも生きていい」と自分に許してあげることは、できると思います。苦しみながら誰かに相談しているあなたには、その力があると私は思います。
どうか、少しずつでもいいから、自分を責める気持ちから距離を取ってください。
そして「生きていい」という言葉を、あなた自身にも向けてあげてください。
またつらくなったら、ここに言葉を置いてください。あなたの痛みは、ひとりぼっちではありません。
決してあなたを責めないで下さい
拝読させて頂きました。
あなたの深い悲しみや後悔のお気持ちを読ませて頂きました。詳細なあなたやその人のことはわからないですけれども、あなたの悲しみや辛いお気持ちを心よりお察しします。
その人が心から安らかになりますように心を込めてお祈り申し上げます。至心合掌 南無阿弥陀仏
あなたも宜しければその人が心安らかになりますように心を込めてお祈りなさって下さい。またあなたねお気持ちをその人に手を合わせて心からその人にお伝えなさって下さい。
きっとあなたの思いはその人に届いていくでしょう。その人は仏様や神様に導かれ、先にいかれた方々やご先祖様がその人を優しくお迎えなさって下さいます。その人は仏様や神様のもとでご先祖様と一緒に一切の迷いも苦しみからも救われて、何の憂いもなく清らかに円満にご成仏なさっていかれます。
そしてその人はこれからもずっとあなたやご縁のある皆さんを穏やかにお見守りなさっていて下さいます。
あなたとその人とのご縁はこれからもずっと永遠に続くのです。
その人はあなたや沢山の方々とのご縁に恵まれて大切な人生をしっかりと生き抜いていかれたのです。様々なことはあったでしょうが与えられた命を生き抜いていかれたのです。そして仏様や神様に救われて、一切の迷いや苦しみからも救われていったのです。
どうかあなたを責めないように心がけて下さい。その人が亡くなったのはあなたのせいではありません。詳細なことはわからないですが、様々な巡り合わせの中で生き抜かれたのです。
あなたがこれからもその人とのご縁を大切になさり心を込めてご供養なさり、あなたの与えられた命を生き抜いていかれますように、心から豊かに幸せな人生をしっかりと生きていくことできますように心から仏様や神様やご先祖様そしてその人にお祈りさせて頂きます。至心合掌
質問者からのお礼
やさしいまっすぐなお言葉をありがとうございます。読んでいて涙が出ました。お別れしたとしても、相手を大切に想う気持ちはいまも変わりません。それは未練ではなく、ヒト対ヒトとして大事な時間を共にできたからだと思っています。まだまだ心にぽっかり穴があいていますが、少しずつ、急がずに、いつかあの人にまた会える日まで、毎日を大切に過ごしたいと思います。