自分の生まれた干支の年(年女の年に)
お坊さま、お忙しいところ実にくだらない質問ですが、お答えいただけたら幸いです。
実は、自分の年女の年に悪い事といいますか、転機のような事が起こる気がします。
例えば、12歳の時には中学入学翌日に麻疹になり、10日間ほど休んだ私は新生活スタートに完全に出遅れ、クラスに馴染めず苦労しました。
24歳の時には肺炎に罹り、入院を余儀なくされました。それが原因ではありませんが、当時付き合っていた人とも相手方の両親の反対にあい、結婚話がこじれ決着が着くまで2年かかりました。
36歳の時は、その相手の方と敢え無く離婚。
48歳の時は再婚した人とも2度目の離婚。車を廃車にする事故も起こしてしまいました。
今は行くところのない私を、別れた再婚相手がそのまま面倒みてくれています。籍は抜けているけど、同居しているという状態です。籍を戻して欲しいけど、もうそれはないと思います。
年女の年以外にも、不運と言いますか悪いことは色々ありました。しかし、年を追うごとにそれらから立ち直れなくなってきています。
子供はいません。生涯一度も妊娠さえしませんでした。頭が悪いので仕事はフルタイムパートです。空気が読めなく友達もいません。
年女の年には何か起きやすいものですか?これが自分の実状とはいえ、辛いなあと思う日々です。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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厄年は変化の年
厄年というのは悪いことが起きると言いますが、同時に変化の年であるとも言われています。身体的にもちょうど身体の変化が起こる時期ですから、気持ちなども変化しやすいでしょうし、環境の変化も大きくなる年でしょう。
暦の上では必ずしも干支にあたる年が厄年とも限りません。しかしながら、12年という年は人生のワンサイクルなので、そういう変化も起こりやすいのでしょう。
おそらく、年女というのを気にしすぎているために、なにが起きてもマイナス方向に考えてしまうのではないでしょうか?変化の年というのは、必ずしも悪い方向へ変化するもにではありません。悪いことがおきると恐れてばかりいては、なにが起きても「厄年のせいだ」と思い込んでしまいます。
人生の中で起きた良い変化も記憶しておくことにしましょう。不幸は心に深く起こりやすいものですが、幸せはすぐに忘れてしまいます。
悪い事が起きたのと同じくらい、忘れてしまっているような些細な幸せもあったはずですから。
質問者からのお礼
ご回答いただきありがとうございます。おっしゃるとおり、儚いながらも幸せなこともたくさんありました。
根無し草のような人生が辛くなってきました。