絶縁された恩師が忘れられなくて辛いです
2年前に初恋の相手でもある恩師にストーカー扱いされて絶縁されてしまいました。
20年以上もの間、親身になって相談にのってくれていた事や、毎年年始やバレンタイン、誕生日やクリスマスなどイベントの度にメールをやりとりしていたので、その時期が来るととても辛いです。
絶縁された時はショックのあまり3ヶ月ほど失声症になってしまいました。
その後、仕事も辞めてしまい、心の空虚感だけがずっと残っています。
忘れる必要はないのかもしれませんが、思い出しては泣く日々なのでどうにか前に進みたいです。
内縁の夫が居て優しくはしてくれるのですが、全然満たされません。
心にぽっかり空いてしまった穴を塞ぐにはどうしたら良いのでしょうか。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
何かに打ち込めるものを探してみない?恋ではなく、学びや仕事に
2年前までは、あなたをサポートしてくださっていたのね。それは、感謝だよね。
ただ、恩師もショックだったと思うのよ。ストーカー扱いというけれど、あなたが立ち入ってはいけないプライベートに踏み込んだからだと思うの。(プロフィールを読みました)
生徒だと思うから、耳を傾けてくださっていたのよね。恋愛感情ではなく。あなたの一方的な依存だったと思うの。
そこは、失恋という形にはなったけれど、メール上だけでも、あなたを生徒として大切だと思うから、向き合ってくださっていた。そんな先生は、なかなかいないよ。
失恋は、切ないし辛いけれど、先生がいてくださらなかったら、あの時の あなたは、どうなっていた? 今があるのも、先生のおかげだものね。
失恋の向こうに、強くなった あなたがいるのよ。今を越えて行こうね。
いつか、もし会うことがあれば、
前を向いている あなたでいてほしいわ。
先生に、心からの感謝が言えたらいいよね。
見て、私、変わったよって。
何かに打ち込めるものを探してみない?
恋ではなく、学びや仕事に。
スキルアップ出来るようなもの、
身になるようなもの、
見つけてみましょう。
成長には、学びだよ。
先生を忘れようとするより、
前を向いている私を見せるんだって想いでね。
あなたを応援したいわ。
欲望を手放してみる
あすかさん、こんにちは。
大切な人と会えなくなるのはつらいですね。
しかし、単純につらいということと、つらいことにつらくなってしまうことは別問題なので、分けて考える必要があるでしょう。
ひとつご理解いただきたいことは、この状況はあすかさんの大切な恩師が望まれたことであるということです。
そこに至った理由は数々あるでしょうし、あすかさんがストーカー扱いされたという振る舞いが恩師の本音だったかどうか、誰のことを思った行動かさえ、もはや確認のしようがないことです。
もし恩師を大切な人と今でも思っていらっしゃるなら、その恩師の想いを尊重し、現状に身を任せてみてはいかがでしょうか?
この部分を不満に思い、反発を感じるのであれば、単純に会えなくてさみしくてつらいという感覚ではなく、複雑に絡み合った、思い通りにいかない歯がゆさ、憤懣やるかたない気持ち自体につらくなっている状況でしょう。
過去の思い通りにならなかった体験をなんとか埋め合わせたいという、ただただ苦しみを生むだけの欲望ですので、よく見つめて、手に取って眺め、すっと流してあげてください。その体験はもはや過去のことですし、本当はその体験の持つ意味合いはすでに失われているはずです。恩師のご恩を、穏やかな笑顔を心の支えとして、これまでのご恩に報いる気持ちを温めてみてはいかがでしょうか。
また、仏教では四苦八苦という苦しみがありまして、そのひとつに愛別離苦というものがあります。愛しいものとも離れなければならない苦しみであり、死別もあれば、片想いもあるでしょうし、あすかさんのような状況も当てはまるでしょう。
つまり、大切な方に会えなくなるのは誰もがつらい苦しみだということです。
しかし、だからこそすべきことがあります。それは今大切な人のためにできることをすることです。
相手のことをよく考え、少しでも相手の喜びに繋がることを心掛けながら、できることをできる範囲でするのがよいでしょう。そして少しずつその相手を増やしていければよいでしょう。これもまた恩に報いる、報恩の心がけです。
しかし、無理は厳禁です。無理をすると、こんなにしてあげているのにと、また苦しみを生む欲望が顔を覗かせますので、くれぐれもご注意ください。
見当違いなことを言っていたらごめんなさい。
少しでも参考になれば幸いです。
なんまんだぶ。
質問者からのお礼
お二方ともありがとうございます。
大切な人との別れで寂しい、悲しいという感情は当たり前の事なのですね。
無理に忘れようとせず、過去を受け入れて、
今を精一杯生きて、未来を楽しもうと思います。