好意を拒否してしまった
過去の後悔。
相談させていただきます。よろしくお願いします。過去の人間関係でとても後悔している事があります。
11歳、小学6年生ころのころ、友達経由でとある男子の好意を聞きました。最初は何とも思わずに、普通に彼とも話せたのですが、彼は私を待ち伏せしたり、わざわざ会いに来たり、何度見もされて凝視されたり、それが本当に気持ち悪くて、彼を避けるようになりました。偶然を装っての待ち伏せは本当に怖かったです。それから男性が苦手になりました。ですが、わざわざ睨んでしまいました。今思うと、彼は人付き合いなどが苦手なようだったと思えます。中学校が違ったのですが、ある時(中学2年生頃)、彼に偶然再会して、すれ違う時に睨まれてしまいました。
4年前のことで、ずっと後悔があったのですが、ふと考えた時不安と後悔のどツボにハマってしまい、つらいです。彼の方がつらいと思います。距離を置くことはあってもわざわざ睨むなんて、どうしてそんなことをしてしまったのだろう、彼は私をまだ恨んでるのかな、とか将来会ったらどうすればいいだろう、とか考えてしまいます。彼を傷つけたことに苦しんでいるはずなのに、自分が殺されるということしか考えられない。愚かです。殺される殺されると思って動悸が止まりません。どうか、ご回答をよろしくお願い致します。
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相手も自分も許してあげて
なこ さん
こんにちは
拝読させていただきました。
過去の後悔で、苦しんでおられること、人間関係は今も昔もこれからも大変、一人では生きられない人間の性であり、面倒で、時には煩わしく、また苦しむもので、なこさんも苦しんでおられることお察しします。
とにかく、同性・異性にかかわらず、どのような方であれ、自分に好意をもってもらうということは大変ありがたいことのように思えます。最高の自己肯定であり、自分が良いオーラや波動を出しているから好かれるのだと思います。まず、そこのところで、なこさんが素敵な人物だということを認識してください。
そして、当時、好意は持ってくれたものの、気持ち悪く感じたり、避けるようになったり、怖く感じたことは、その時はその時として、しかたがなかったのだと思います。そこで、これはこれで、彼のことをそう感じてしまったなこさんも許してあげてください。確かに傷つけてしまったことはあるかもしれませんが、よほどの暴力や暴言でなければ、人との関係性のなかで、お互いがまったく傷つけず、生きていけるものではないでしょうし、受け方も人によって千差万別ですので、冗談のつもりがそう受け取られないなど、思い違いは世の常だと思われます。
そして、将来彼に会ったら、笑顔で挨拶してください。その笑顔は彼を許し自分を許す笑顔です。お互いが許し、笑顔で再開する。とんでもなく素敵なことだと思います。彼だけではなく、皆がそうする必要があるんだと思いますし、そうすれば、笑顔があふれる社会となり、少しでも引きこもりやいじめ、心を病むということも少なくなるのかもしれません。そんな素敵な社会をなこさんといっしょにつくれれば、とんでもなく嬉しい気がします。
応援しています。
一つの参考となれば幸いです。
質問者からのお礼
慧徳 様
ご回答ありがとうございます。
幼い頃、正直な気持ちだけで行った言動がこんなに後悔するものになるとは思いませんでした。お優しい言葉に救われました。彼が今でも私の行った言動に傷つけられていないか、とても不安です。大丈夫でしょうか。もし再会した時、挨拶を受けてくれるでしょうか。不安でいっぱいです。こんなに後悔してるのに、結局は自分の保身に走ってしまいます。人との関係性のなかで、お互いがまったく傷つけず、生きていけるものではない、という言葉にとても救われました。ありがとうございます。