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母が亡くなったのは自分のせい?

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離婚後、実家に戻り、認知症の母の在宅介護をしました。父親も高齢なので2年間は二人の介護と仕事しながらも恋愛もし、私の婚約を機に実家を売却し、他県に引越し、二人とも施設に入ってもらいました。なのに、婚約破棄になり、帰る家も無くそのまま施設にいたが、長男である兄の居る県に両親の施設を移すことになり、私も一緒の街に引越したが、三週間経たない内に母が誤嚥性の窒息死で事故死を遂げました。

認知症が発覚した最初の頃は、怒ったりひどい事を言ったりイライラしてあたったり、急かしたり。私のせいで余計悪化したかもしれません。
病気を受け入れてからは精一杯介護しました。母には大切に育ててもらったのに、いつも素直になれず。病気になってから会話もできなくなってからやっと、ごめんねやありがとうが言えるようになりました。

私の都合で在宅から施設に入り、今回また別の施設に移り、思いのほかかなり高額になったので、私はお金の心配をし、また別の施設を考えたりしてしまいました。

亡くなる二日前に、施設の方針で大きな病院で健診を受けることになり、その際先生から、健診結果を聞かされた時、癌など含めすぐに検査しなければならない状態ではない、と言われ、ホッとした反面、癌などの疑いはないってことですね?実は、癌などの病気だと手当てが変わるので…と言ってしまいました。癌を望んでいた訳ではありませんが、私の心の中は、癌だと今の施設でもお金を貯金から回さなくても払える、と思ったのです。
ひどい娘です。

そんな浅ましい私のせいで、これ以上迷惑掛けれないと思って亡くなったんじゃないか、と自分を責めてしまいます。

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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

誰のせいでもなく、生まれたから死ぬのです

おはようございます。
深い悲しみの中でのご質問ありがとうございました。

うちのお寺ではお通夜の時に室町時代に書かれた書物を皆さんに聞いてもらっています。
人は生まれてきたら必ず死ぬ。いつ死ぬか、どのように死ぬかは人それぞれだけど、人は必ず死ぬ。大して驚くことではない。
仏を念じ、報謝の心を大切にするように。
という内容です。

近しい身内との別れでは、こうしておけばよかった、あれがよくなかった等の後悔の念がおきるのはよく聞きます。

文面拝見するに、いろいろな経緯があったとはいえ、お母さまはアンさまと家族でいれて幸せだった と私は思いますよ。

言い方悪くてすいませんが、介護施設での専門的な力を借りない晩年の過ごし方であれば、もっと悲しい最期だった可能性もあります。
置かれた状況でのできることは尽くされたと私は思いますよ。

私もこの1、2年は先代住職であった父や、幼少からお世話になった大切な人との別れが続いてます。
私も悲しみを乗り越えている最中です。
やさしい言葉だけですぐ回復する生易しいことではないと思えるからこそ、急がず時間をかけて乗り越えるべきものだと思っています。

アンさまのお母さまを想うお気持ちは十分伝わっています。
聴かせてくれてありがとうございました。

悲しみや後悔の念が軽くなるよう、私は仏を念じ申しあげます。

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有り難し
おきもち

僧侶として長い時間を過ごしてきましたが、 四十年以上経った今でも、言葉や文字にできない思いはあります。 どんなに経験を重ねても、 世の中で起きる出来事や、自分の中に生まれる感情のすべてを きれいに整理して表現できるものではないと思っています。 だから、うまく書けなくても安心してください。 ここでは、無理に言葉を整えることよりも、 いったん息を整えて、静かに耳を澄ますことを大切にしています。 まとまりのない文章でも、途中で止まってしまっても構いません。 言葉になる前の思いが、そのまま置かれてもいい場所でありたいと考えています。
特別な準備や、上手に話すことは必要ありません。 このオンライン相談の時間は、あなたのために差し出された時間です。 話すことだけが人生の目的ではありません。 言葉が浮かばないときは、 ただ呼吸に耳を澄ませる時間として過ごしていただいても構いません。 日常の中で受けている外からの抑圧やストレスから、 ひととき身を離れるための「避難の時間」として この場を使っていただくこともできます。 僧侶である私は、何かを答える人というより、 あなたがこの時間を安心して過ごせるよう、 静かに同席する存在でありたいと考えています。 話がまとまらなくても、途中で止まっても大丈夫です。 この時間が、あなたのペースを取り戻すきっかけになれば幸いです。 なんまんだぶつ。

質問者からのお礼

お礼が遅くなり大変申し訳ありませんでした。母は私と家族になれて幸せだった、という言葉で救われます。こんな娘でも、許して愛してくれた、そんなお母さんでした。ありがとうございました

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